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ハンドメイド作品が出品できる「マルシェル」ってどんなサービス?

2020-08-05

ハンドメイド作品が出品できる「マルシェル」ってどんなサービス?
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

ハンドメイド作品の出品ができるハンドメイドマーケットといえば「minne」や「Creema」、「iichi」などが代表的。

ですが、今注目を集めているのが、2020年3月にサービスを開始した「マルシェル by goo(以下、マルシェル)」。

この記事では、この「マルシェル」とはどんなマーケットなのか?気になる手数料などについても解説していきます。

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「マルシェル」とは

マルシェル

サイト名 マルシェル
サービス開始 2020年3月19日
出品できる物 ハンドメイド作品
中古品
月額利用料 0円(無料プラン)
524円(有料プラン)
販売手数料 5.5%(無料プラン)
3.85%(有料プラン)
振込手数料 330円

マルシェルは、主にハンドメイドの作品の
「売りたい」と「買いたい」をつなぐサービスです。
連携するブログサービス「goo blog」で販売する
「作品」の過程やバックグラウンドを伝えることで、
より「人」対「人」の取り組みが生まれる仕組みがあります。

出典:https://marchel.goo.ne.jp/info/help/guideline.html

マルシェルは、「goo blog」と連携した作品マーケットサービスです。ハンドメイド作品や中古品などの販売・購入ができます。2020年3月19日にサービスを開始しました。

ハンドメイド作品を出品できるサイトといえば、「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」などのハンドメイドマーケットが有名ですね。これらのサービスとマルシェルの仕組みは同じですが、中古品などを販売できる点が異なります。また、プランが選べるなどの違いもあります(後述)。

出品できる物

  • ハンドメイド作品、オリジナル作品
  • 不要になった中古品(雑貨・衣類・本など)

マルシェルでは、ハンドメイド作品のほか、中古品の販売も可能となっています。

minneのように食品の販売はできません。

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運営費用はいくら?

月額料金

minneなどのハンドメイドマーケットとの大きな違いは、プランが選べること。

プランは「無料」「有料」の2タイプ。

はじめたばかりの初心者さんは無料プランが、売り上げが多い作家さんは有料プランがおすすめです。

以下は、ハンドメイドマーケットやネットショップ作成サービスとの比較です。

サイト名 月額利用料
マルシェル 0円(無料プラン)
524円(有料プラン)
minne 0円
Creema 0円
iichi 0円
BASE 0円
STORES 0円(フリープラン)
1,980円(スタンダードプラン)

販売手数料

有料プランは月額利用料が発生する分、販売手数料は3.85%とかなり安くなっています。

たとえば、マルシェルで1ヵ月に1,000円のハンドメイド作品が売れたときの運営費用は562円(月額524+販売手数料38円)。これは、月額0円で運営でき、販売手数料10%のハンドメイドマーケットで販売するよりも安くなっています。

販売実績がなく不安な作家さんであれば、有料プランではなく無料プランがおすすめ。有料プランに比べて少し販売手数料が高くなりますが、それでも他のハンドメイドマーケットと比べて安くなっています。

以下は、ハンドメイドマーケットやネットショップ作成サービスとの比較です。

サイト名 販売手数料
マルシェル 5.5%(無料プラン)
3.85%(有料プラン)
minne 10.56%
Creema 11%
iichi 22%
BASE 6.6%+40円
STORES 5%(フリープラン)
3.6%(スタンダードプラン)

マルシェルの販売手数料はネットショップ作成サービス「STORES」の無料・有料プランとほぼ同じで、月額利用料はマルシェルの方が安くなっています(STORESの有料プランは月額1,980円)。

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振込手数料

振込手数料は330円。

以下は、ハンドメイドマーケットやネットショップ作成サービスとの比較です。

サイト名 振込手数料
マルシェル 330円
minne 220円
Creema 3万円未満:176円
3万円以上:275円
PayPay銀行の場合は一律55円
iichi 160円
PayPay銀行の場合は一律55円
BASE 2万円未満:750円
2万円以上:250円
STORES 1万円未満:550円
1万円以上:275円

他のハンドメイドマーケットと比べると高い方ですね。

振込に関しては、月末時点で売上金を1,000円以上保有している場合、次月15日以降に、ウェルネットから売上金引き落とし方法についてのメールが届きます。

手数料については『「マルシェル」手数料はいくら?出品者がおさえたい3つの手数料』で詳しく解説しているので、プラン選びで迷っている方はご参考にしてください。

メリット・デメリット

メリット

  • プランを選べる
  • 有料プランは、売れれば運営費用が安くなる
  • ブログ機能がある(gooブログと連携)

有料プランは、月額利用料が発生するものの、販売手数料が3.85%とかなり安いので、作品が1つでも売れれば販売手数料10%のハンドメイドマーケットよりも低コストで運営できます。

無料プランでもほかの販売サイトと比較しても安い方です。

出品にはブログサービス「goo blog」と連携する必要があります。このグーブログで作品の制作秘話などを公開でき、それを商品ページに紐付けることができます。ブログを通じてファン獲得や集客が可能となっています。

デメリット

  • 有料プランは、まったく売れなければ運営費がムダ
  • 有料プランは、月額利用料を支払わなければならないため休みにくくなる
  • 振込手数料が高い

月額利用料がないハンドメイドマーケットは、作品の売れた個数に応じて販売手数料が発生します。

一方、マルシェルの有料プランは月額利用料が発生するため、ハンドメイド作品がまったく売れなくても運営費がかかってしまいます。また、月額料金を支払っていることで休みにくくなってしまう人もいるでしょう。

振込手数料も330円と高めの設定。minneだと220円、Creemaだと176~275円です。

まとめ

マルシェルは新しい作品マーケットサービスです。

他のハンドメイドマーケットとの違いは、

  • ハンドメイド作品のほか、中古品などの販売もできる
  • 無料・有料プランがある
  • 販売手数料がかなり安い
  • ブログを通して作品のストーリーを伝えられる

です。

実際の登録手順は『「マルシェル」無料プランに登録して出品する流れ』で解説しているので、ご参考にしながらショップ開設をしてみてください。

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