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ミシン糸と針の太さの種類は?覚えるべきはこの3つだけ

2019-09-23

ミシン糸と針の太さの種類は?覚えるべきはこの3つだけ
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

ミシンで裁縫をするときに欠かせないのが「糸」と「針」。

糸と針はミシン専用のものを使いますが、探してみるとさまざまな太さがあり迷う方も多いはず。

そこでこの記事では、ミシン糸とミシン針の選び方と太さについて解説します。ミシンの糸と針をはじめて選ぶ方のご参考になれば幸いです。

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ミシンの糸と針の選び方

ミシンの糸とミシンの針は、布の厚みに合わせて選びます。薄い生地には細い糸と針を、厚みのある生地には太い糸と針を使います。

ミシン糸の選び方

ミシンの糸の太さは番号で表します。番号が大きいほど(100番に近づくほど)薄い生地向け、番号が小さいほど(30番に近づくほど)厚い生地向けです(詳細は後述)。

さまざまな素材のミシン糸がありますが、お店でよく見かけるのがポリエステル糸。色が豊富で丈夫な素材です。

ミシン針の選び方

ミシンの針の太さは号数で表します。号数が小さいほど(9号に近づくほど)細く、号数が大きいほど(16号に近づくほど)太くなります(詳細は後述)。

デニムなど厚みのある生地を細いミシン針で縫ってしまうと、針が折れたり曲がったりしてとても危険なので避けてください。

ミシン針は「家庭用」「工業用」「ロックミシン用」などが売られているので、使用するミシンに合った針を選びましょう。ちなみに、家庭用ミシンの針には「HA×1」と型番が付いているので、これを目印に探すと良いでしょう。

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ミシンの糸と針の太さの種類

ミシン糸には「○番」、ミシンの針には「○号」と番号が振られています。この番号によって糸と針の太さを見極めます。

一般的によく使われるミシン糸の太さと、それに対応したミシン針の太さは次の3つ。

  1. 薄地:糸 90番→針 9号
  2. 普通地:糸 60番→針 11号
  3. 厚地:糸 30~60番→針 14~16号

上記以外の太さもありますが、基本的にはこの3つさえ覚えておけば大丈夫です。

薄地を縫うときのミシン糸と針

ハンカチ程度の薄地を縫うときは「90番のミシン糸」と「9号のミシン針」を使用します。

具体的には、

  • オーガンジー
  • シフォン
  • ローン
  • ガーゼ
  • ジョーゼット
  • ポーラ
  • ボイル
  • チュール
  • 綿サテン

などの薄地を縫うときに「90番のミシン糸」と「9号のミシン針」が適しています。

普通地を縫うときのミシン糸と針

ワイシャツ程度の厚みの生地を縫うときは「60番のミシン糸」と「11号のミシン針」を使用します。

具体的には、

  • シーチング
  • ブロード
  • ギンガム
  • サッカー
  • フラノ
  • フリース
  • サテン
  • タフタ
  • タオル
  • ギャバジン
  • ダブルガーゼ
  • リネン
  • ちりめん
  • ワッフル
  • サージ

などの普通地(一般生地)を縫うときに「60番のミシン糸」と「11号のミシン針」が適しています。

厚地を縫うときのミシン糸と針

ジーパンなど厚地を縫うときは「30番または60番のミシン糸」と「14号または16号のミシン針」を使用します。

具体的には、

  • デニム
  • 厚手ナイロン
  • 帆布
  • ツィード
  • コーデュロイ
  • ベロア
  • キルティング

などの厚地を縫うときに「30番または60番のミシン糸」と「14号または16号のミシン針」が適しています。

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まとめ

ミシンの糸とミシンの針は布の厚みに合わせて選びます。ミシンの糸と針の太さはさまざまありますが、基本的には

  1. 薄地:ミシン糸90番→ミシン針9号
  2. 普通地:ミシン糸60番→ミシン針11号
  3. 厚地:ミシン糸30~60番→ミシン針14~16号

の3つだけ覚えておけば大丈夫です。

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