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石塑粘土の色の塗り方のバリュエーション~基本の3つの着色方法

2017-05-11

石塑粘土の着色方法
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

石塑(石紛)粘土の着色方法についてご紹介します。

基本的には、

  1. アクリル絵の具
  2. POSCA(ポスカ)
  3. 油性ペン

の3つの色付けの方法があります。この記事で、着色方法と特徴の違いをカンタンに解説します。

色を塗るときは、必ず石塑粘土を完全に乾燥させて、やすりで角を取ってから作業に取り掛かってください。

着色方法1:絵の具

絵の具にも「油絵具」や「水彩絵の具」などありますが、石塑粘土の色付けに使うのは「アクリル絵の具」。

アクリル絵の具の特徴

アクリル絵の具は、顔料にアクリル樹脂を混ぜた絵具です。速乾性と耐水性に優れていて、変色もほとんどありません。

乾燥すると耐水性が備わり、重ね塗りも可能。後からニスを塗ることで、陶器のようなツヤが出ます。水を使わなければ、ポスカで描いたようなマットな質感も得られます。

用意するもの

アクリル絵の具で着色するのなら、「筆」と「パレット」が必要です。「水入れ(筆を洗うバケツ)」もあると便利。

筆にもさまざまな毛先があるので、

  • 全体をベタ塗りできる太めの筆
  • 細部を塗るときの細めの筆

くらいはそろえておきましょう。

また、5本くらい用意して色別で使い分けると、作業効率がグッと上がります。

基本の着色方法

石塑粘土にアクリル絵の具で着色するときは、あまり水で薄めずに、平たい筆でベタっと塗ります。

絵の具を水で薄めすぎると、乾くのに時間がかかり、質感も良くありません。原液のまま塗ることをおすすめします。

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応用編:マーブリング

応用編として「絵の具を石塑粘土に混ぜる」という着色方法もあります。

方法は次の通り。

  1. 乾燥前の石塑粘土を用意
  2. 粘土板にラップを敷く
  3. ラップの上に石塑粘土を置く
  4. 石塑粘土に絵の具を垂らす
  5. ラップで包みながら混ぜる
  6. 混ざったら生地を伸ばす

混ぜる前の石塑粘土に絵の具を垂らし、適度に混ぜることでマーブル模様の色付けができます。ポイントは、混ぜすぎないこと。

道具や手が汚れるので、必ずラップを用意してください。

着色方法2:POSCA(ポスカ)

「絵の具は筆を洗うのが面倒」「汚れそう」と考えているのなら、POSCA(ポスカ)を使った着色がおすすめ。

POSCAの特徴

POSCAは、水で薄めないアクリル絵の具のような、マットな質感が得られます。

ただし、POSCAだとカラーが限定されます。20色程度でしょうか。一方、絵の具は色を混ぜることができるので、より自由な着色を楽しめます。

着色方法

POSCAでの着色方法はシンプルです。乾いた石塑粘土に、そのまま塗ることができます。

石塑粘土に直に塗ることも、乾いたニスの上から塗ることも可能。

着色方法3:油性ペン

石塑粘土は、油性ペンでも着色ができます。

油性ペンはペン先が細いので、細かい模様を書くときなどに重宝します。動物の目を書いたり、ギザギザ模様を書くのに適しています。

発色が良くて色も豊富なので、POSCAよりも便利かもしれません。

色付けはPOSCAと同じで、乾燥した石塑粘土の上から塗れます。直に塗ると濃くなってしまうので、ニスの上から塗るのもおすすめです。

石塑粘土に複数の色付けをするコツ

石塑粘土に複数の色をキレイに塗りたいなら、マスキングテープが便利です。

塗りたくない面をマスキングテープで覆っておけば、縁がキレイになりますよ。マスキングテープは、白の無地のものが文房具店や100円ショップなどに売っています。

ちょっとした「ひと手間」で作品の出来がまったく異なるので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

石塑粘土の着色方法には、絵の具・POSCA・油性ペンがあります。

絵の具は筆を用意したり後片付けがあったりと大変なので、はじめてならPOSCAやマッキーを使うのがおすすめ。

いずれの着色方法も、石塑粘土がしっかり乾いてから作業に取り掛かりましょう。

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