どっちがおすすめ?STORESのフリープランとスタンダードプランの違い比較

2020-10-17

どっちがおすすめ?STORESのフリープランとスタンダードプランの違い比較

ハンドメイドノート

6年目ハンドメイド作家|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|2017年からブログ「ハンドメイドノート」で作家の心得や売り方のコツを継続発信|プロフィール

ネットショップ作成サービス「STORES(ストアーズ)」には、

  1. 月額無料で手数料の高い「フリープラン
  2. 月額料金が発生するけど手数料が安くなる「スタンダードプラン

の2つのプランが用意されています。

STORESでショップ開設するなら、どちらが良いのでしょうか?比較しました。

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フリープランとスタンダードプランの違い

プランによって異なるのは「手数料」と「機能」の2点。それぞれ解説します。

手数料の違い

プランによって手数料が異なります。

STORESでは、以下4つの手数料に加え月額料金がかかります。

  1. 決済手数料
  2. 振込手数料
  3. 事務手数料
  4. スピードキャッシュ利用手数料

このうち、プランによって異なるのは

です。

月額料金

初期費用はどちらも0円。

月額料金はプランによって異なります。

  • フリープラン:0円
  • スタンダードプラン:1,980円
スタンダードプランは売れなくても毎月1,980円が発生。

後述しますが、スタンダードプランは月額料金が発生する分、決済手数料やスピードキャッシュ利用手数料が安くなり、機能も充実しています。

決済手数料

STORESで出品中の商品が売れて、お客様が決済をするタイミングで「決済手数料」が発生します。

決済手数料はプランで異なります。

  • フリープラン:5%
  • スタンダードプラン:3.6%
スタンダードプランは月額料金が発生。その分、決済手数料が安くなっています。

どのくらいの売り上げでフリープランよりも安く運営できるかについては後述しています。

関連記事STORES出店者が負担する決済手数料と振込手数料はいくら?

スピードキャッシュ利用手数料

スピードキャッシュとは、振込を早める機能のこと。

STORESは月末締めの翌月末払いなので、振込まで最長で60日もかかってしまうことがあります。それを早めるのが「スピードキャッシュ」。翌日振込が可能になります。

スピードキャッシュを利用すると、

  • フリープラン:3.5%
  • スタンダードプラン:1.5%

がかかります。

振込を早めてほしい場面が多々想定されるなら、スピードキャッシュ手数料のことも考慮しましょう。

機能の違い

スタンダードプランでは、フリープランでは使えないような重要な機能が使えるようになります。

  • 独自ドメイン
  • 決済手段カスタマイズ
  • 代引き・Amazon Pay決済設定
  • アクセス解析機能
  • STORESロゴ非表示
  • 送り状CSV出力
個人的には、「独自ドメイン(好きなショップURLの取得)」「アクセス解析機能」は必須レベルだと思います。

ちなみに、STORESの競合であるBASEでは、上記一部機能が月額無料で利用できます。STORESのフリープランを検討している方は、BASEも選択肢に入れてみましょう。

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どっちがおすすめ?

フリープランとスタンダードプランの違いを解説しました。

では、どちらで運営するのが良いでしょうか?これに関しては利用者の売上状況にもよるので、以下で詳しく解説します。

フリープランがおすすめの方

初心者はフリープランがおすすめ

自分のペースで販売したい方はフリープランがおすすめ

  • 試しにショップを開設してみたい
  • 毎月の売り上げは15万円を超えない
  • スピードキャッシュは利用しない

フリープランなら、初期費用も月額料金も発生しません。手数料がとられるのは「商品が売れたとき」と「振り込むとき」なので、試しにネットショップでの販売をしてみたい方にはフリープランがおすすめ。

固定費なしだからマイナスになることはありません!

決済手数料に関してはスタンダードプランの方が安くはなるものの、元が取れるのは売り上げが15万円を超えたとき(後述)。逆に、15万円以下の売り上げが続いてしまうと、スタンダードプランの方が運営コストが高くなります。

また、フリープラン利用時は「スピードキャッシュ」機能を使わないほうが良いでしょう。スピードキャッシュを使ってしまうと、BASEよりも手数料が高くなってしまいます。入金スピードも重視しているのなら、BASEでのショップ開設も検討したほうが良いでしょう。

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スタンダードプランがおすすめの方

月15万円以上売り上げがある方はスタンダードプランがおすすめ

毎月安定して稼げて節約したい方はスタンダードプランがおすすめ

  • 毎月の売り上げが15万円を超える
  • 手数料を安く抑えたい
  • 機能制限を受けたくない

毎月の売り上げが15万円を超える見込みがあるのなら、スタンダードプランをおすすめします。15万円を超えると、運営コストを安く抑えることができるためです。

1ヵ月の売り上げ14万円の場合
プラン フリー スタンダード
月額 0円 1,980円
決済手数料 7,000円 5,040円
合計(月間コスト) 7,000円 7,020円

たとえば、1ヵ月の売り上げが14万円だとすると、フリープランでは決済手数料5%だけとられるので月間コストは7,000円です。スタンダードプランは決済手数料3.6%なので5,040円となりますが、これに月額料金1,980円を加算すると合計7,020円に。

つまり、月14万円の売り上げだと、フリープランの方が得になります。

1ヵ月の売り上げ15万円の場合
プラン フリー スタンダード
月額 0円 1,980円
決済手数料 7,500円 5,400円
合計(月間コスト) 7,500円 7,380円

1ヵ月の売り上げが15万円を超えると、スタンダードプランの方が得になります。

フリープランだと決済手数料5%で月間コストは7,500円です。スタンダードプランは決済手数料3.6%なので5,400円、これに月額料金1,980円を加算すると合計7,380円に。

そして、さらに売り上げが増えるとこの差もどんどん開いていくため、売り上げが多い人ほど、スタンダードプランをおすすめします。

毎月の売上が安定せず、13~18万円くらいの間にいる方は、まだ無料プランにしておいたほうが良いかもしれません。

スタンダードなら「独自ドメイン」「アクセス解析機能」など限定機能も使えます!

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まとめ

STORESの「フリープラン」と「スタンダードプラン」の料金面での違いは次の通り。

プラン フリー スタンダード
月額利用料金 0円 1,980円
決済手数料 5%  3.6%
スピードキャッシュ利用手数料 3.5% 1.5%

スタンダードプランでは、フリープランでは使えない以下の機能が使えます。

  • 独自ドメイン
  • 決済手段カスタマイズ
  • 代引き・Amazon Pay決済設定
  • アクセス解析機能
  • STORESロゴ非表示
  • 送り状CSV出力

毎月の売り上げが15万円を超えるのなら、機能が充実しており、各種手数料が安いスタンダードプランがおすすめです。そうでないのなら、フリープランを選びましょう。

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