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【決定版】ハンドメイド作品の売り方ガイド【初心者向け】

ハンドメイド作品の売り方

近年のハンドメイドブームにより、「自分の手作りした物を売りたい」という方が急激に増えました。

多くの方は、テレビ番組や雑誌に登場するハンドメイド作家さんに影響を受けてのこと。人気のハンドメイド作家さんが「月に20万円稼いでます」と言っているのを聞いてしまうと、「なんだか楽しそう!」「私もやってみたい!」と思うことでしょう。

ハンドメイド作品は、ハンドメイドマーケットを使えば簡単に出品ができるようになっています。ただ、出品するのは簡単でも、売るのは簡単ではありません。また、販売者として知っておかなければならないこともたくさんあり、よく知らないまま販売するとトラブルに巻き込まれるケースもあります。

そんな人たちのために、「楽しく、正しく、ハンドメイド販売をしてもらいたい」という思いを込めて、この記事にハンドメイド作品の売り方の基礎をまとめました。

ハンドメイド作家
この記事が少しでもあなたのハンドメイドライフのお役に立てれば嬉しく思います。

※決定版ガイドであるため、非常に長い記事となっております(約20,000文字)。
ぜひブックマークしていただき、お時間のある時に読んでいただければと思います。

ハンドメイドマーケットの基本

ハンドメイドマーケットに出品する前に把握しておきたい基礎知識について解説。運営費用や出品できる物など、最低限知っておくべきポイントを押さえていきましょう。

ハンドメイドマーケットとは?

ここでは、ハンドメイドマーケットとは何か?解説していますので、まず概要を把握しましょう。

ハンドメイドマーケットの仕組み

ハンドメイドマーケットの仕組み

ハンドメイドマーケットは、インターネットを介してハンドメイド作品を「売りたい人」と「買いたい人」をつなぐためのサービス。

たくさんのハンドメイド作家が集まり、自分の作品販売を行う、インターネット上のショッピングモールのようなもの。

利用料金は基本的に登録・出品が無料、売れたときに販売手数料などが発生します。

ハンドメイドマーケットのメリット・デメリット

ハンドメイドマーケット最大のメリットは、なんと言ってもその集客力にあります。

minneやCreemaは手芸好きなら誰もが知っているサイトですので、ハンドメイド販売をはじめたばかりの無名の方でも、出品すれば作品をすぐに見てもらうことができます。

一方で、多くのハンドメイド作家さんが出品している場でもあるため、自分の作品が他のハンドメイド作品に埋もれやすいといったデメリットもあります。

また、類似商品が多く出品されている場合は価格やレビューなどの面で比較されやすく、そうなると新人は売れにくい可能性もでてきます。

このように、ハンドメイドマーケットにはデメリットがあるものの、無料ではじめられるので初心者にも安心。登録も簡単なので躊躇せずにはじめてみることをおすすめします。

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何がある?ハンドメイドマーケットの種類

ここでは代表的なハンドメイドマーケットを3社ご紹介しています。自分のテイストに合うハンドメイドマーケットを選びましょう。

minne(ミンネ)

minneのPC版販売サイト

minne

  • 販売手数料:9.6%
  • 振込手数料:200円

まず1つ目にご紹介するのは「minne(ミンネ)」。minne は、CMや雑誌などメディア掲載が多く一般認知度が高い人気のサービス。

アプリダウンロード数やユーザー評価数を見てみると、類似アプリより多いことが分かるかと思います。ユーザーが多いと言うことは、売買が活発している証拠ですね。ユーザー数が多ければ、購入してもらえるチャンスも増えます。販売手数料は安く、サポート体制も万全。これからはじめる人におすすめです。

minneの販売手数料は9.6%。振込手数料は一律200円となっています。

手数料については以下の記事で詳しく解説していますので、出品に興味がある方はぜひご覧ください。

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Creema(クリーマ)

creemaのPC版販売サイト

Creema

  • 販売手数料:10%
  • 振込手数料:176円(3万円未満)、275円(3万円以上)※

※ジャパンネット銀行の場合は一律55円。

2つ目にご紹介するのは「Creema(クリーマ)」。

今はminneの方が人気のある感じがしますが、Creemaはminneよりも2年早くサービスを開始したハンドメイドマーケット(2010年スタート)。minneの方が宣伝や広告をたくさん出しているので、今はCreemaよりも認知度が高いですね。

Creemaには、ネットでの販売に自信がない人や製作に専念したい人に向けた「代理出品サービス」があります。お気に入りの作品を紹介する独自のギャラリー機能「キュレーション」なんかもあります。

サイト全体の雰囲気としては、minneよりも商品単価が高く、クリエイティブ色が強い印象があります。

販売手数料は10%、振込手数料は金額が30,000円未満の場合は176円、30,000円以上の場合は275円となっています。ジャパンネット銀行の場合は一律55円となり、かなり安く抑えられます。

手数料については以下の記事で詳しく解説していますので、出品に興味がある方はぜひご覧ください。

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iichi(イイチ)

iichiのPC版販売サイト

iichi

  • 販売手数料:20%
  • 振込手数料:176円(3万円未満)、275円(3万円以上)※

※ジャパンネット銀行の場合は一律55円。

3つ目にご紹介するのは「iichi(イイチ)」。博報堂のグループ会社が運営するサービスです。

プロの職人や本格的なクラフト作家が多く、ハイクオリティな作品が多く並びます。特別なプレゼントとして購入するお客様や、都市部のモノにこだわるユーザーが多い印象。男性ユーザーも多いです。

販売手数料は20%。高めの設定となっているので注意。振込手数料はCreemaと同様に、金額が30,000円未満の場合は176円、30,000円以上の場合は275円となっています。ジャパンネット銀行の場合は一律55円です。

各ハンドメイドマーケットについては、『ハンドメイド販売サイト5社を徹底比較!違いは?手数料が安いのは?』で詳しく比較解説しています。ぜひご一読ください。

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いくらかかる?ハンドメイドマーケットの費用

ここでは、ハンドメイドマーケットの運営にかかわる費用をご紹介します。出品前に、どのくらいの費用が掛かるのかを把握しておきましょう。

ハンドメイドマーケットの運営費

ハンドメイドマーケットの運営費

ほとんどのハンドメイドマーケットは無料で出品ができるようになっています。前述した「minne」「Creema」「iichi」も初期費用は0円。

ただ、すべて無料で運営できるわけではありません。無料なのは登録費用や月額料金だけで、作品が売れるごとに「販売手数料」「成約手数料」が発生します。

これとは別に、「振込手数料」もかかります。売上はハンドメイドマーケット側に預けており、この売り上げを振り込んでもらうときに「振込手数料」が発生するのです。

作品販売で必要になる費用

  • 仕入れ代(交通費や手数料)
  • 作品の制作費(材料費や人件費)
  • 梱包資材費
  • 配送費
  • 印刷代(納品書やショップカード)

このほか、宣伝をするなら「広告費」が、撮影モデルを依頼するなら「モデル料」が発生します。

必要な費用を忘れて価格を適当に設定してしまうと、いざハンドメイド販売をはじめてみたら大赤字になるかもしれません。仕事を続けていくうえで、どれだけのお金が入ったり出ていったりしていくかを具体的な数字で把握しておくことは大切です。

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結論から言うと、ハンドメイドマーケットは無料ではありません。出品するための作品づくりには「材料費」や「人件費」が掛かっていますし、作品が売れたら「販売手数料」が、売上を振り込むときに「振込手数料」が発生します。

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どう売るの?ハンドメイドマーケットの出品方法

ここでは、ハンドメイド作品の出品方法の基本的な流れを解説します。

販売の準備

ハンドメイドマーケットの準備

  • 販売する作品を決める
  • 作品の価格を決める
  • 梱包や配送方法、送料を決める
  • 銀行口座を開設する
  • 作品写真や説明文を用意する
  • プロフィールを考える
  • 運営日を決める

いろいろと準備が必要ですが、販売する作品があれば誰でもすぐに出品ができるのがハンドメイドマーケットのいいところ。

上記に挙げた写真や説明文、プロフィールなどはあとからいくらでも変更ができるので、準備が整っていなくても、とりあえずハンドメイドマーケットに登録し、出品してみましょう。

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登録の流れ

ハンドメイドマーケットの登録の流れ

1. ハンドメイドマーケットに登録

どのハンドメイドマーケットに出品するかを決め、メールアドレスやID、パスワードなどを登録します。

2. 販売者設定

販売者である自分の氏名や住所、売上金の振込先口座などを入力していきます。

3. プロフィール・ギャラリーの入力

プロフィールを入力しなくても販売はできます。ただ、お客様は作品だけではなく、作っている人も気にします。販売前に、プロフィールやギャラリーを設定しておきましょう。

4. 作品の登録

作品の写真をアップロードしたり、作品名、作品説明を入力して、作品の登録を行います。

5. 作品の出品

すべての準備ができたら、いよいよ作品を出品します。

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運営方法

ハンドメイドマーケットの運営方法

1. 購入連絡が来る

作品が購入されると、ハンドメイドマーケットから連絡が入ります。すぐにどの作品が売れたのかをチェックしましょう。

2. 入金確認

決済方法によっては、購入はされたけど、入金ができていないケースもあります。クレジットカードだとすぐに入金が確認できますが、銀行振込の場合は数日遅れての入金になることが多いです。

未入金だとキャンセルになる可能性も高いので、入金が確認できるまでは梱包準備はしないように。振込までは数日かかることもありますが、焦らずに待ちましょう。

3. 作品の梱包・発送

入金が確認出来たら、素早く梱包し、発送します。発送したら、お客様に「本日発送いたしました。到着まで今しばらくお待ちください」と伝えておくとスマート。

4. 作品の到着

お客様が作品を受け取ったら、取引完了です。連絡やレビューがあったら丁寧に対応しましょう。きちんと対応することで、リピーターになってもらう可能性もあります。

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何が売れる?ハンドメイドマーケットで販売できる物

ハンドメイドマーケットではオリジナルの制作物が売れます。ただし、制作物であっても著作権を侵害してしまうような物の販売はできません。

オリジナルの制作物を売る

ハンドメイドマーケットでは、サイト側で販売禁止に指定されている物、法律で禁止されている物以外のオリジナルの制作物なら販売が可能です。

「オリジナル」とは、独創的で他にはない物を言います。どこかで見たことのあるような物、何かをマネして作った物はオリジナルとは言えません。

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制作物だけではなく素材や材料も売れる

ハンドメイドマーケットでは素材・材料・道具などの既製品も売ることができます(ハンドメイドマーケットによっては販売できないこともあります)。

たとえば、「丸カン」のようなアクセサリーパーツや、「ニッパー」といった工具が販売可能です。これらの素材や道具は「卸問屋.com」「NETSEA」「SUPERDELIVERY」などの仕入れサイトで購入ができます。

仕入れの料金が必ず必要になるので、市場価格を見ながら適切な料金設定を行いましょう。

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ハンドメイドマーケットで売れないものは?

  • 許可のない代理出品
  • 転売品
  • 著作権を侵害する物
  • 食品や食べ物(一部)
  • 化粧品・石けん

サービスや体験といった無形の商品の販売もできません。たとえば、コンサルティングやカウンセリングといった相談です。こういったサービスを販売したい方は、「ココナラ」などのスキルを販売できるサービスに登録しましょう。

知っておきたい!ハンドメイドと著作権

ここでは、ハンドメイド作家として知っておかなければならない著作権について詳しく解説しますので、必ず目を通し、正しく販売しましょう。

著作権とは

著作権とは、著作物とその著作者を守る権利のこと。著作物とは、自分の考えや気持ちを作品として表現したものを言い、それを創作した人を著作者と言います。

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著作権の侵害となるケース

著作権の侵害となるケース

  • 既存のキャラクターを使用
  • ブランドやアニメのロゴを使用
  • 他人のデザインやイラストをコピー
  • 本やネットで発表された作品のコピー

上記にあるような、キャラクターを無断で使用したりブランドロゴを勝手に使用すると著作権の侵害となります。また、自分で作った物であっても、そこにキャラクターが描かれていたら販売NGです。たとえば、キャラクターがプリントされた布を使った制作物の販売は著作権の侵害です。

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ハンドメイド販売の準備

ハンドメイドマーケットへの登録・出品前に準備するべきことを解説します。販売に必要な物、売る物の決め方、ショップの運営ルールなどについてご紹介していきます。

全部そろえた?ハンドメイド販売に必要な物

ここでは、はじめにそろえておくべき物をご紹介しますので、出品前にチェックしておきましょう。

絶対に必要な物

ハンドメイド作品

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販売するにはまず、オリジナルのハンドメイド作品が必要です。販売できるクオリティに仕上がっていないのなら、とにかく作る練習をしてください。お客様に喜んでもらえるレベルまで達し、効率よく作れるようになったら、販売を開始してみてください。

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スマートフォン

スマートフォン

スマートフォンはハンドメイドマーケットの注文状況をチェックしたり、作品の撮影にも使えます。お手持ちのスマートフォンで問題ありません。

メールアドレス

メールアドレス

メールアドレスは、登録したハンドメイドマーケットからのお知らせや注文の連絡を受けるために必要です。Googleの「Gメール」やYahoo!の「Yahoo!メール」なら無料で利用できるので、もしメールアドレスがない方は取得しておくと良いでしょう。

銀行口座

銀行口座

銀行口座は、ハンドメイドマーケットの振込用に新規に開設しておくことをおすすめします。プライベート用の口座も使えなくはないですが、それを使ってしまうと、仕事とプライベートの収支が混同してしまい、管理が煩雑になってしまいます。

口座開設は無料でできるので、仕事用に1つ用意しておきましょう。

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梱包資材

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梱包資材も、はじめのうちに用意しておいたほうが良いでしょう。というのも、売れてから梱包資材を探すようでは慌ててしまいますし、発送までに時間がかかってお客様を待たせてしまいます。

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あると便利な物

パソコン

パソコン

写真を加工したり名刺・ショップカードを作るなどの作業はパソコンでしかできないことも。低スペックでも大丈夫ですので、予算や用途にあった物を用意しましょう。

プリンター

プリンター

プリンターはかなり使用頻度の高いアイテム。領収書や納品書、名刺、ショップカード、お客様へのお礼状の印刷など、何かと必要になります。

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カメラ

カメラ

今はスマートフォンでも十分に高画質な写真が撮れますが、それでも一眼レフのクオリティには遠く及びません。使い方次第で魅力的な写真が撮れるので、できたら習得しておいてください。

納品書

納品書

納品書はお客様に作品の発送時にお渡しする書類です。ハンドメイドマーケット側で用意していることもあるので、そちらを利用するのも良いでしょう。自作したいのであれば、パソコン等でフォーマットを作っておくと、いざ注文が入ったときにすぐに印刷ができスマート。

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ハンドメイド作品をつくろう

作品づくりでは、コンセプトやターゲット層の設定が肝心。どういったコンセプトで、誰に届けるかを明確にしておくと、作品がつくりやすくなるだけではなく、作品の魅せ方や作品説明の書き方にも反映できるようになります。

コンセプトを決める

コンセプトを決めるフローチャート

コンセプトとは、作品の全体を貫く、基本的な観点や考え方のこと。

お店の骨格のようなもので、コンセプトがしっかりしていれば軸がブレず、統一感のある作品が作れるようになります。それがやがて自分のオリジナリティになり、ブランドの確立へとつながるはずです。

コンセプトは、自分の「こだわり」を明確にしていくことで決まっていきます。

「こだわり」とは、自分が作りたい物、好きな物、といったこと。

  • どんな素材を使いたいか
  • どんな色やテイストが好きか
  • どんなハンドメイド作品が好きか

など、自分が作りたい物、好きな物を細かく整理していくことで、コンセプトが決まっていきます。

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ターゲット層を決める

ターゲット設定とは、あなたの作品を購入してくれるお客様はどんな人かを想定すること。「コンセプトに基づいてつくった作品を、どんな人が買ってくれるのか」イメージするところからはじまります。

「どんな人が自分の作品を買ってくれそうか」大まかな人物像のイメージができたら、その人の年齢や性別、職業、家族構成などのライフスタイルを想像しましょう。

きちんと想定しておくことで、お客様のニーズにあった作品づくりがしやすくなります。

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ショップの納期を決めよう

ここでは納期の適切な考え方について解説してきます。

納期とは?

「発送までの目安」とは

納期とは、お客様の手元に作品が届くまでの期限のことを言います。

個人で行うハンドメイド販売では発送できる日が限られてしまうため、どうしても納品までに時間がかかってしまいます。

あまりに到着が遅いと、お客様が「いつになったら発送されるんだ」「もしかして、詐欺ではないのか」と不安に思います。こうならないためにも、「発送までの目安(=納期)」をショップに明記しておく必要があります。

納品までの流れ

ハンドメイドマーケットの運営方法

ハンドメイドマーケットでは、「注文を受けてから」ではなく、運営サイト側から「入金の確認ができました」と連絡が入ってから梱包・発送作業をします。

納期は、入金が確認出来てから発送が完了するまでをスピーディーに行うことで短縮ができます。どれくらいで発送できるかは、販売者のライフスタイルによります。

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スケジュールの立て方

主婦や専業でハンドメイドマーケットに携われる人は、平日が製作・発送をする日、土日祝は休みにすることが多いです。時間に融通が利くので、2~3日といった短いスパンを区切りにスケジュールを立て、納期を決めましょう。

会社やパート勤めで日中の時間がとれない方は、平日の早朝か夜間にコンビニで発送するか、あるいは土日にまとめて発送するなどの方法があります。プライベートや本業の影響でなかなか時間が取れないこともあるので、1週間を区切りにスケジュールを立て、納期を決めましょう。

ポイントは、無理のない範囲でスケジュールを立てること。「早く発送しなければ」という思いから過密なスケジュールを立ててしまうと、本業やプライベートに支障をきたします。自分の生活スタイルにあったペースでスケジュールを立てましょう。

ショップ名と作家名を決めよう

ハンドメイドマーケットに自分の作品を出品すると、自分のページ(=ショップ)を持つことになりますので、ショップ名を決めましょう。あわせて、作家名も考えておきます。

ショップ名の決め方

ショップ名の決め方は大きく分けて2つ。

  1. 分かりやすく覚えやすい名前にする
  2. ブランドイメージにあわせた名前にする
分かりやすく覚えやすい名前にする

分かりやすく覚えやすい名前にする

1つ目は、何の作品を販売しているかが分かる名前にする方法です。

たとえば、「天然石〇〇」「オーガニックコットン〇〇」など、使用している素材をストレートに伝える言葉をショップ名にするなどです。

ブランドイメージにあわせた名前にする

ブランドイメージにあわせた名前にする

2つ目は、ブランドの雰囲気やイメージを表す言葉を名前にする方法です。

この場合、単語選びにセンスが問われ、ターゲットとなるお客様が好みそうな言葉を使う必要があります。また、読みにくかったり覚えにくかったりしないような工夫も必要です。

迷ったら、1の「分かりやすく覚えやすい名前にする」方法がおすすめです。

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作家名の決め方

ショップ名とは別に考えておきたいのが作家名。

実名を使ったほうがお客様の信頼度は増しますが、プライバシーが心配です。実名にこだわる必要はないので、ショップ名の決め方と同様に、分かりやすさや覚えやすさ、ブランドイメージにあったオリジナルの名前を考えましょう。

作家名で迷ったら、自分に由来する要素のキーワードを組み合わせてみてください。本名やイニシャル、誕生日などを組み合わせてネーミングしてみると決めやすいでしょう。

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ハンドメイド作品の出品方法

ここでは利用者数がもっとも多いminneの出品方法をご紹介します。

会員登録の方法

minneにはWEB版とアプリ版があります。今回は、スマホからWEB版のminneに登録する流れを解説します。

まずは、スマホからminneの公式サイトにアクセスし、会員登録を行います。

会員登録の方法

画面の「ログイン」を押します。

会員登録の方法

メールアドレス・ユーザーID・パスワードをすべて埋めてください。minneの場合、ユーザーIDはお店のURLになります。お客様に見られてもいいようなIDにしましょう。

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販売者設定の方法

販売者設定の方法

会員登録を済ませたら、さっそく出品の準備へ。画面上部の顔のアイコンをクリックし、「会員ページ」を選択。

販売者設定の方法

「作家登録をはじめる」を押してください。

作家登録では、メールアドレスの確認、お客様情報の入力、電話番号の確認、銀行口座の登録があります。ガイドに沿って、一通り進めてください。

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プロフィールの編集方法

作家登録ができたら、作品を出品できます。

とその前に、プロフィールページを編集しておきましょう。作品に興味を持ったお客様は、プロフィールページもチェックすることが多いです。

ここが空欄だと購入してくれなくなる可能性もあるので、はじめに入力しておきましょう。

プロフィールの編集方法

「設定」の「プロフィール」から下部の「編集」を押すと、編集画面が表示されます。

プロフィールの編集方法

アイコンや自己紹介文、紹介写真などを設定していきましょう。迷ったときは、ほかの作家さんのプロフィールページを参考にすると良いでしょう。

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作品の登録方法

作品の登録方法

メニューバーをタップし「作品を販売する」を押します。出品するにはまず作品を登録する必要があります。

作品の登録方法

画面にしたがって作品写真をアップロードし、作品名や作品説明などを書いていきましょう。


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作品の出品方法

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販売設定を「販売する」に切り替えると、登録事項が追加されます。値段や在庫数、配送設定などを埋めていきましょう。

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いくらで売る?ハンドメイド作品の値段の決め方

ここでは、赤字にならずに利益を生む値段の決め方について詳しく解説していきます。

値段設定の基本

販売価格と原価と利益の関係

販売価格=原価+利益

ハンドメイド作品の場合、値段を付けるなら原価の3倍程度にするのが一般的です。

原価とは、作品制作にかかった経費のこと。経費は材料費だけではなく、労働費(人件費)、梱包資材費があります。細かい出費だと、材料を購入するための交通費、出品するための通信費などもあります。

これらの経費をきちんと計算しておかず、まわりの価格にあわせて設定してしまうと利益が出ずに運営が苦しくなってしまいます。

原価については以下の記事でも詳しく触れていますので、ぜひご参考にしてください。

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市場をリサーチしよう

価格が決まったら、それが妥当なのか?市場をリサーチしてみます。自分の作品イメージに近いテイストの商品を販売しているネットショップを訪問して、同じカテゴリーの商品がいくらで売られているのかをチェック。

ハンドメイドマーケットでは、価格を入力すると同じカテゴリーの作品の平均価格が表示されることもあります。これも目安にしてみると良いでしょう。

ただし、市場価格やライバルとなる作家さんたちの価格は参考までに留めておいてください。

前述したように、原価の3倍程度にするのが利益が出る適正な価格です。原価の3倍にしたときの自分の作品価格が市場価格とかけ離れているようでしたら、原価をおさえる努力が必要です。

原価を抑える工夫

原価が高くなれば、当然、販売価格も高くなってしまいます。設定した価格が思ったよりも高いと感じた時は、原価を抑えてお客様が買いやすい値段に近づけましょう。

たとえば、

  • もっと安い材料を探す
  • 大量に仕入れて材料費をおさえる
  • 無駄なパーツを省いてコストカット
  • 失敗や劣化による廃棄を少なくする
  • 効率良くつくって人件費を削減
  • 無駄なラッピングや過剰な梱包をやめる

などの工夫によって、いくらでも原価をおさえることはできます。

どんなタイトルにする?ハンドメイド作品の商品名の決め方

ハンドメイドマーケットに出品する際、商品名(タイトル)の入力欄があります。どんな商品名にするべきなのかを解説します。

キーワードを入れる

作品名に検索ワードを入れる

ハンドメイドマーケットに出品する際は、必ず検索されることを意識して商品名をつけてください。お客様は、作品を探すときに検索エンジンやハンドメイドマーケット内でキーワードを入力するからです。

たとえば、星の形をしたピアスを探すとき、インターネットやハンドメイドマーケット内で「星 ピアス」と入力して検索するでしょう。このとき、あなたの出品している作品の商品名が「キラキラ耳飾り」だったら検索にはヒットしない可能性が高くなります。

同じ意味でも、表現が違うことを「表記ゆれ」といいます。現在のハンドメイドマーケットでは、この「表記ゆれ」対策がなされていません。

ですので、表記ゆれを意識しつつ、自分だったらどのキーワードを入力して作品を検索するか?を意識して商品名を考えると良いでしょう。そうすることで、自分の作品をお客様に見つけてもらえるチャンスがグッと増えます。 

魅力ある作品名にする

商品名にはキーワードを入れるべきですが、検索を意識しすぎてキーワードを並べただけでは魅力が伝わりません。

たとえば「星 かわいい ピアス 小さい アレルギー対応」のようなタイトルにしてしまうと、検索でヒットしたとしても、魅力が伝わらないため興味を持ってもらえないかもしれませんよね。

お客様は、作品の写真や値段だけではなく、商品名の「ネーミングセンス」も見ているのです。ですので、商品の魅力や特徴、ブランドの世界観を表現するようなキーワードも含めてみましょう。

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文章が苦手でも大丈夫!作品説明文の書き方

作品説明では、商品名(タイトル)や写真では分からないような情報を文章で伝えます。何をどのように記載すればいいのか解説します。

書き方のポイント

作品説明文の書き方のポイント

お客様はあなたの作品を実際に手に取って見て感じることができないので、お客様が知りたいと思った情報はすべて作品説明に記載しましょう。

たとえば、素材やデザイン、サイズなどを分かりやすく書きます。そのうえで、他の作品との違い、こだわった点などをさりげなく盛り込むと良いでしょう。

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必ず記載すべき内容

  • 用途
  • 素材感
  • サイズ
  • 重さ
  • カラーバリエーション
  • 着心地・着用感
  • 使用シーン
  • コーディネート案
  • こだわりポイント
  • 注意書き

作品を手に取ることのできないお客様は、「どのくらいのサイズ感なの?」「どんな手触り?」「どういった時に使用するの?」といったことを疑問に感じます。こういった不安を解消するためにも、上記の項目を記載することを推奨します。

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作品写真をiPhoneでキレイに写す撮影テクニック

ここでは、iPhoneを例に撮影のコツを解説していきます。

ピント合わせとグリッド線の表示

ピントの合わせ方

iPhoneのピント合わせ

iPhoneでの撮影時にピントを合わせる方法は簡単で、被写体(作品)をタップするだけ。すると、黄色のフレームが現れるかと思います。ピントが合わないときは、iPhoneと作品の距離が近い可能性があります。もう少し離れて撮影してみてください。

撮影した後は写真をチェック。iPhoneの画面ではピントが合っているように見えても、実はピンボケしていることも。写真をピンチアウト操作で拡大し、ピントがばっちり合っていることを確認しましょう。

水平垂直のとり方(グリッド線を表示)

iPhoneのグリッド線の表示設定画面

画面の傾きにも注意。少しの傾きでも見ている人は違和感を覚えます。逆に、水平垂直がきちんと取れているとクオリティの高い写真になります。

iPhoneでは設定からグリッド線を表示できるようになっています。方法はカンタンで、「設定」>「カメラ」内にある「グリッド」という項目をタップするだけ。

ゆがみ防止、構図のバランスを取るのに便利ですので、ぜひグリッド線を活用しましょう。

いつ撮る?撮影の時間帯

作品の写真は必ず自然光で撮ってください。家の照明を点けて撮影すると、人工的な光の色味が作品に映りこんでしまい、実際のものと表情が違って見えます。

撮影に最適な時間帯は午前10時~午後3時くらいの間。この時間帯は、晴れた日であれば室内に十分な光が入り、自然かつ美しい写真を撮ることができます。

撮影場所は、自然光がたくさん入る「室内の窓際」がベスト。直射日光が入る場合は、レースカーテンを閉めたり、少し窓際から離れてみましょう。

背景はシンプルがベスト

ハンドメイドのハーバリウムの写真

他のハンドメイド作家さんの作品写真を見てみると、小物を使っておしゃれに演出しているのをよく見かけると思います。演出が上手くいけば売上アップにつながります。

ただ、小物選びはセンスが問われますし、費用もムダにかかってしまいます。安い小物を使うと作品までチープに見えたり、一歩間違えるとごちゃごちゃした印象になったりもします。

ですので、はじめのうちは小物は使わず、シンプルな背景で撮影することをおすすめします。

100円ショップに行けば白い模造紙や布が売っていますので、それを背景にしましょう。白背景のほうが作品が際立ちますし、基本の撮影テクニックに注力できます。小物の導入は、撮影に慣れたころに検討すると良いでしょう。

さいごの仕上げ!適度に「補正」をしよう

iPhoneの「補正」画面

写真は、「撮影したら終わり」ではありません。さいごの仕上げとして「補正する」のが大事。明るさや色合い、傾きを微調整していくことで、より魅力的な写真に仕上がります。

iPhoneの場合ですと、補正したい写真を表示して「編集」ボタンを押せば簡単に行えます。

補正では主に、

  • 傾きを直す
  • トリミングして、余計な部分を省く
  • 明るくする
  • 彩度を調整して、実物の色味に合わせる

などができます。

どの配送を選ぶべき?配送方法の選び方

ハンドメイドマーケットで作品を発送するうえでよく考えておかなければならないのが配送方法。送料やサイズ、補償・追跡の有無など変わってきます。

配送方法はいろいろあります。ハンドメイドマーケットによって選択できる配送方法は違ってきます。ここで紹介しているのは、minneで選択できる配送方法です。送料や補償の有無を参考にしてみてください。

配送方法 サイズ・重量(以内) 配送料 補償/追跡
ネコポス 縦31.2cm×横22.8cm・厚さ3cm・1kg 全国一律315円 ○/○
宅急便コンパクト 通常:縦25cm×横20cm×厚さ5cm
薄型:縦24.8cm×横34cm
重量制限なし
全国一律590円 ○/○
定形(外)郵便 規格内:縦34cm×横25cm×厚さ3cm、1kg
規格外:4kg
120円~ ×/×
ゆうメール 縦+横+厚さ=1.7m、3kg 180円~ ×/×
スマートレター 縦25cm×横17cm・厚さ2cm・1kg 全国一律180円 ×/×
レターパック ライト:A4ファイルサイズ・厚さ3cm・4kg
プラス:A4ファイルサイズ・厚さ制限なし・4kg
ライト:370円
プラス:520円
×/○
クリックポスト 縦34cm×横25cm×厚さ3cm、1kg 全国一律198円 ×/○
ゆうパケット 60サイズ(長辺34cm・厚み3cm)、1kg 厚み1cm:250円
厚み2cm:310円
厚み3cm:360円
×/○
宅急便 60~160サイズ
(縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ25kgまで)
距離・サイズ
により変動
○/○
クール便 60~120サイズ
(縦・横・高さの合計が120cm以内、かつ15kgまで)
距離・サイズ
により変動
○/○

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売れたらどうする?注文から配送までの流れ

出品した作品が売れると、サイト側から受注連絡が入ります。ここで解説する売れたあとの流れを覚えておきましょう。

注文時の対応

お客様からの注文が入ると、受注完了のお知らせがメールやプッシュ通知で届きます。

通知では、注文された作品や点数、金額などが分かりますが、購入者情報までは分からないようになっています。詳しい情報を確認するためにも、管理画面にログインしましょう。

ログインができたら、まず入金状況をチェックしてください。入金状況によって、このあとの対応の流れが変わります。

決済方法によって変わる対応

クレジットカード決済の場合

お客様がクレジットカード決済を選択した場合、注文と同時に入金ができています。入金されていたら、購入者情報が記載されているはずです。すぐに発送準備に入りましょう。

銀行振り込みやコンビニ振込の場合

銀行振り込みやコンビニ振込の場合は、入金されるまで詳しい購入者情報などは記載されていません。また、入金には期限があり、それを過ぎると自動的にキャンセルとなってしまいます。

「梱包まで準備したのに、入金前にキャンセルになってしまった」となったら苦労が水の泡。入金がきちんと確認できるまで待ちましょう。

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発送作業

入金が確認できたら、作品の梱包作業に入ります。発送時には作品はもちろん、梱包資材納品書が必要になります。

梱包作業まで済ませたら、指定した配送方法で作品を発送します。発送後はサイトの取引画面にある「発送完了」ボタンを押しましょう。このボタンを押すことで、購入者に通知が届くようになっています。発送通知がない状態で作品が届くとクレームになることもあるので忘れずに。

納品後は売上確認

お客様に作品を発送して数日経過したら、ハンドメイドマーケットにログインし、売上や評価(レビュー)を確認します。

売上は、ハンドメイドマーケットの規制に基づき振り込まれます。いつ振り込まれるのか、手数料はいくらかなどはサイトによって異なります。そちらもあわせて確認しましょう。

お客様からレビューがあったら、できれば返信を。レビューは他のお客様の目に触れ、安心感や信頼感を与えるものです。

低評価は他のお客様に不安を与えてしまうものですが、販売者から丁寧な返信を送ることでカバーできます。

売れないときはコレをチェック!3つの対処法

出品してみたものの、1つも注文が入らない…。

そんなとき、ただじっと待っていても状況は変わりません。ここでは、見直すべきポイントを3つご紹介します。

1.作品のクオリティを高める

作品のクオリティを高める

売れない原因としてまず考えられるのが作品のクオリティ。当然のことですが、素人がつくったような趣味のレベルのハンドメイド作品は売れません。設定した価格に見合うだけの価値があるのかが重要です。

もし、「作品のクオリティ」と「価格」が見合っていないのなら、作品のクオリティを高めましょう。間違っても安易な値下げはしないこと。値段を作品に合わせるのではなく、値段に見合う作品をつくりましょう。

今はまだまだ技術的なレベルが足りていないので、とにかくたくさん作り、お客様が納得して買い物ができるクオリティまで高めてください。

私の場合、「1日10個作る」と決め、それを3ヵ月間続けました。他の作業は置いておいて、制作に没頭しました。すると、3ヵ月前の作品と比べてクオリティが格段に上がり、数日後に売れるようになりました。

単純にたくさん作るのではなく、どうすればいいものが作れるか、どうやれば効率よく作れるかを試行錯誤しながらやってみてください。

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2.写真や文章を見直す

写真の撮り方や作品説明の書き方についてはすでにご紹介しましたが、改めて見直してみましょう。客観的に見て、分かりにくい部分がないか、改善点はないかをチェックしてみてください。

売れているハンドメイド作家さんの写真や文章をお手本にするのも良いでしょう。自分の作品のテイストと近いハンドメイド作家さんを見つけ、その人が売れている理由を探ります。

実際に購入すると、購入者目線でさまざまな気づきがあると思います。できれば人気の作家さんから購入して、改善点を探ってみてください。

3.SNSで宣伝

SNSで宣伝

作品に自信があって、写真や文章も工夫した。でも売れない…それなら、集客ができていない可能性があります。

ハンドメイドマーケットは他の作家さんに埋もれやすいデメリットがあるので、出品しただけでは見てもらえません。自分の作品をたくさんの人に見てもらうように、宣伝に力を入れる必要があります。

宣伝方法としては、SNSでの情報発信がおすすめ。無料で簡単で、誰でもすぐにできます。ハンドメイドはTwitterやInstagramと相性が良いので、自分にあったSNSを見つけてみましょう。

お客様は、購入したくても「きちんと取引ができるのか」と不安で購入を避けることがあります。もし購入しても、全然対応してくれなかったら嫌な気分になりますよね。

SNSで新作を発表するなどの情報発信を行うことで、宣伝とともに「このお店はちゃんと営業しているな」という動きを見せることができます。

また、他のハンドメイド作家さんとのつながりを持てるようなったりもしますになったりもします。いろんな可能性があるので、SNSで積極的な情報発信を行いましょう。

クレームを受けないための対策、受けた時の対処法

ネット販売で避けて通れないのがお客様からのクレーム。

対面販売とは違い、実物を見ることのできないネット販売では何かしらのクレームを受けることがあります。

クレームを受けてしまうと、その対応に時間を費やさなければならなくなり、さらにメンタルもやられてしまいます。できれば未然に防ぎたいもの。

そこでここからは、クレームを未然に防ぐための対策と、受けてしまったときの対応をご紹介します。

クレーム対策

「自分ではちゃんと説明したつもり」でも、お客様を怒らせてしまうことがあります。

よくあるクレームとしては、

  • 写真と実物が違う
  • 配送や対応が遅い
  • 作品が壊れている

などです。

これらは未然に防ぐこともできるので、販売者側できちんと対策を行いましょう。

たとえば、「写真と実物が違う」というクレームは、注意書きに「閲覧環境によって実物と色味が多少異なって見えます」と記載することで防げます。また、写真を補正し、実物と近づける工夫もできるでしょう。

配送や対応スピードに関しては、「平日は仕事のため、休日に対応します」と作品説明などに記載しておきます。

デリケートな作品は、配送中に何らかの衝撃によって壊れてしまうことも。緩衝材を多めに使うなどして対策を取りましょう。高額な作品は、補償付きの配送方法を選べると安心です。

クレーム対応

クレーム対応の流れ

お客様からクレームがあったら、すぐに対応します。怖い、面倒、嫌だ、と感じるかとは思いますが、そのままにしていても状況は変わりません。むしろ、先に延ばせば延ばすほど、状況は悪化します。

クレームを言ってくれるお客様はまだ良い方です。販売者としてもっとも危惧すべきは、クレームを直接言わず、SNSや口コミで悪い評判が広まること。自分の知らぬ間に悪い評判が広まれば、収拾がつかなくなります。

素早く丁寧に対応することで、返って良い印象を与えることもありますので、すぐに対応しましょう。

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ハンドメイドマーケットへの集客

ハンドメイドマーケットへの集客について解説します。ハンドメイドマーケット側で最低限の集客はできますが、より多くのお客様に自分の存在を知ってもらうためには、ブログやSNSでPRし、集客をしましょう。

ホームページやブログからリンクを貼る

すでにホームページやブログを持っているのなら、そこからハンドメイドマーケットへのリンクを貼っておきましょう。

もし、まだホームページやブログを持っていないのなら、この機会に作成してみるのもおすすめです。

ホームページとブログの違い

ホームページは企業などが自社のPRツールとして運営するサイトのこと。完成度の高いホームページを作れば、お客様にきちんとした印象を与えることができます。

ブログは活動履歴や新作情報など、文章メインで情報を発信するツールのこと。ホームページに比べて親しみやすく、訪問した人とのコミュニケーションを重視します。

ブログなら無料ではじめられます。ホームページ作成は費用が掛かることもあるので、まずは気軽に運営できるブログをスタートしてみてください。

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リンクの貼り方

リンクの貼り方は、大きく分けて2つ。

  1. ハンドメイドマーケットのバナーリンクを貼る
  2. 自分のショップページへのテキストリンクを貼る
ハンドメイドマーケットのバナーリンクを貼る

ハンドメイドマーケットによっては、自サイトへのリンクを促すためのバナーを用意しています。バナーリンクは目立つので、そちらを使いたい方はハンドメイドマーケットに問い合わせると良いでしょう。

ただ、バナーのリンク先はサイトトップになっており、自分のショップページに直接アクセスできるようになっていません。

これだと不便ですので、できれば自分のショップページへのテキストリンクを貼ってください。

自分のショップページへのテキストリンクを貼る

自分のショップページへのテキストリンクを貼る

テキストリンクの貼り方は簡単。誘導したい自分のショップページまたは商品ページにアクセスし、画面上のURLをコピーしてホームページかブログに貼り付けるだけ。

これだと英数字が並ぶだけで何のリンクか分かりにくいので、「〇〇の商品ページはコチラ→https://minne.com/×××」と表記すると良いでしょう。

SNSで集客する

人気SNS4社の比較

SNS 特徴 こんな人におすすめ
twitterのアイコン
Twitter
140文字以内の文章と画像・動画を投稿。リアルタイム性・拡散力が高い。 ・文章・画像問わず、さまざまな形で投稿したい
・最新情報をいち早くキャッチしたい、発信したい
Instagramのアイコン
Instagram
写真や動画が中心のSNS。撮影のクオリティが求められる。「ショッピング機能」を使えば、お客様をスムーズにショップへ誘導できる。 ・写真撮影が好き
・ショッピング機能を利用したい
Facebookのアイコン
Facebook
「個人アカウント」と、ビジネス利用できる「Facebookページ」がある。Facebookページはショップのホームページとしての運用もできる。 ・匿名よりも、実名で運用したい(個人アカウント)
・Instagramのショッピング機能を利用したい(Facebookページ)
noteのアイコン
note
ブログのようでもあり、SNSのようにも機能するサービス。使い方の自由度が高い。サポートや有料記事で収益化も可能。 ・ブログもやってみたい
・シンプルなプラットフォームが好き
・収益化にも興味がある
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SNSの選び方

文章メイン、写真メインといった具合に、それぞれのSNSには特徴があり、利用しているユーザー層にも違いがあります。また、SNS内の雰囲気や使い勝手も異なり、合う合わないがあります。

正直、私はSNS運用が苦手で、フォロワーも全然いません。ブログ運営の方が楽しく、集客ができているので今はそちらに力を入れています。このように、自分が楽しいと思える集客方法を見つけるのがポイントです。

運用のポイント

SNSは基本的にはコミュニケーションツールです。お客様やハンドメイド作家さん、手芸好きな方との交流を楽しむもの。宣伝ばかりの投稿は興味を持たれないどころか嫌われます。

とはいえ、運営目的は売上アップのための宣伝だと思いますので、適度に宣伝はしたいところ。

ポイントは、「いかにも宣伝」にならないこと。「新作公開しました!ぜひ買ってください」なんて投稿では効果がありません。宣伝っぽくならないように、制作の裏話だったり、着用イメージを動画で見せたりと、投稿にも一工夫が必要。

見る人が「なんとなくこの作家さん、良いな」と思えるようなSNS運用を心がけましょう。

ハンドメイド販売と確定申告

売上が伸びてきたら気になる確定申告について解説します。確定申告とは何か?から、いくらから申告する必要があるのかなど、基本的なことについて触れていきます。

「確定申告」って何なの?

ハンドメイド事業の収入が増えてきたら、基本的に確定申告をしなければなりません。まずは何のために確定申告が必要なのか、どういう流れで申告するのかを理解しましょう。

なぜ、確定申告をするの?

確定申告は、所得税を納めるために必要な手続きです。

フリーランスなど会社に所属していない人や、会社以外で得ている収入に関しては、代わりに申告手続きを行ってくれる人がいません。所得税を納めるための必要な手続きをすべて自分で行わなければならないのです。この手続きを「確定申告」といいます。

確定申告の流れ

確定申告の流れ

確定申告は年に1度行います。計算対象は、毎年1月1日から12月31日まで。1年間に得た所得を計算し、それを基に所得税の納税額を自分で計算して書類を作成し、税務署に申告します。

提出期間は、毎年2月16日~3月15日の間。提出日や締め切り日が土日であれば日程が変更になるので毎年必ず確認すること。提出日が遅れると、無申告加算税や延滞税が加算される場合がありますので注意しましょう。

確定申告の手続きは、「所得税及び復興特別所得税の確定申告書」という書類に必要事項を記入して、住民票の住所を管轄している税務署に提出します。

確定申告はみんなやるの?

確定申告は、売上のあるすべての人がしなければならないものではありません。所得や就労状況に応じて、確定申告が必要な人と、必要でない人に分かれます。

確定申告が必要な人

  • 働いていて所得が20万円を超える
  • 働いていなくて所得が38万円を超える

注意したいのが、金額は「売上」ではなく「所得」であること。

売上と所得

売上とはハンドメイドマーケットから振り込まれた金額で、そこから諸経費を引いたものが所得となります。たとえば、1年間の売上が40万円でも、そのうちの半分が材料費などの経費であれば、あなたの所得は20万円となります。この場合、確定申告は不要となります。

確定申告が必要でない人

  • 働いていて所得が20万円以下
  • 働いていなくて所得が38万円以下

確定申告が必要でなくても住民税を納めるための申告は必要になることがあります。詳しくは市役所や区役所に問い合わせましょう。

なお、確定申告の必要性の有無にかかわらず、経費の証明となるレシートや領収書はしばらく保管しておくことをおすすめします。

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本業があり、副業でやっているハンドメイド販売の所得が20万円を超えるなら、確定申告をしてください。また、専業主婦でハンドメイドの所得が48万円を超えるなら、確定申告をしてください。

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白色申告と青色申告って何が違うの?

確定申告には、「白色申告」と「青色申告」という2つの申告方法があります。白色・青色のどちらも事業の収益や経費を帳簿に記録しなければなりません。

白色申告とは

白色申告は、事前に税務署に届け出る必要がなく、簡単な帳簿をつけるだけの比較的やさしい申告方法です。

ただし、税制上の特典が少なく、申告税額の間違いを指摘された場合、異議申し立てができず追加徴税される可能性もあります。また、帳簿記帳や記録の保存が義務化されたので、青色申告と作業内容はそれほど変わりません。

白色申告の場合、確定申告での提出書類は

  • 確定申告書B
  • 収支仕訳書
  • 控除証明書

となっています。

青色申告とは

青色申告は「単式(簡易)簿記」と「複式簿記」のどちらかの形式で記帳を作成します。「単式簿記」では最大10万円、「複式簿記」では最大65万円の特別控除があります。

青色申告を選択するには事前に税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しなければなりません。この書類が未提出の場合、自動的に白色申告を選択することとなります。青色申告をしたい方は、早めに提出しておきましょう。

青色申告の場合、確定申告での提出書類は

  • 確定申告書B
  • 青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表)
  • 控除証明書

となります。

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確定申告1年目は、申告に慣れるという意味でも、事前に届け出る必要がなく、かつ提出する必要書類が少ない「白色申告」がおすすめ。2年目からは節税できる青色申告に切り替えましょう。

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節税の基本!確定申告で経費にできるモノ

ここでは、そもそも経費とはどういったものか、どういったものが経費になるのかについて解説していきます。

経費とは

経費とは事業収入を得るために必要とした支出のこと。

経費は、あくまでも収入を得るために必要とした事業用の支出でなければなりません。たとえば、仕事用に買ったデスクは経費ですが、同じデスクでも、それが子どものための勉強デスクであれば経費にはできません。

経費にできる例

  • 租税公課:個人事業税、固定資産税、自動車税
  • 荷造運賃:梱包資材、配送料
  • 水道光熱費:水道、電気、ガス、灯油
  • 旅費交通費:電車代、バス代、有料道路通行料、タクシー代、宿泊費
  • 通信費:固定電話代、携帯電話代、切手代、ハガキ代、封筒代、インターネット通信費
  • 広告宣伝費:名刺代、ショップカード代、広告代、ホームページの制作費
  • 接待交際費:取引先との飲食代
  • 損害保険料:自動車保険
  • 消耗品費:工具代、事務用品費、材料費
  • 地代家賃:家賃(賃貸物件で自宅兼事務所の場合)
  • 支払手数料:ハンドメイドマーケットの販売手数料、銀行振込手数料
  • 新聞図書費:雑誌、書籍、専門誌
  • 雑費:ほかの科目で処理できない業務上の出費
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家賃は全額ではなく、ハンドメイド事業として使用している面積のみを経費にしなくてはなりません(家事按分)。

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さいごに

私は小さいころから手芸に興味があり、近年のハンドメイドブームに乗っかった形で販売をスタートさせてみました。

はじめた当初はまったく売れず、自分の作品に自信が持てない時期もありました。周りに相談できるような親しいハンドメイド仲間もいません。何度も何度も挫折し、「もうやめてしまおう」と投げ出しそうになったこともありました。

それでも、今こうやってハンドメイド販売を続けられているのは、「手芸が好きだから」です。

ハンドメイド作家
私自身、他のハンドメイド作家さんの作品を買うことがあるのですが、作品が届いたときのワクワク感、箱を開けたときの喜び、驚き、感動は他にはないと感じています。

「そんな感動を、自分も誰かに届けられたら…」その思いで必死に続けてきました。

そんな私は今、ハンドメイド販売をきちんとした副業として成立できるようになりました。

正直、本業にしているような、いわゆる「売れっ子作家さん」にはまだまだ及びません。それでも、大好きな手芸を仕事にでき、私の作品が届いた人を笑顔にしていると思うと、やりがいと誇りを感じずにはいられません。

これからハンドメイド販売をはじめるあなたも、どうか失敗を恐れず、試行錯誤を繰り返してみてください。

きっと、挫折の経験は1度や2度はすることでしょう。でも、今活躍しているハンドメイド作家さんも、そうやって挫折を何度も経験して成長してきたと思います。

稼ぐことは簡単ではありません。でも、ハンドメイドは楽しいものです。ぜひ、楽しみながらハンドメイド販売を続けてみてくださいね。

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2020/8/5

書籍『ハンドメイド作品の売り方講座』を出版しました📚

Amazonにて、ハンドメイド作家による電子書籍『ハンドメイド作品の売り方講座』を出版したしました。本の著者が内容についてご紹介します。

2020/7/21

耳、使ってる?ハンドメイド作品の制作時に聞きたいおすすめツール3選

ハンドメイド作品をつくっているとき、「耳」って暇していますよね。 私は無音で作業するのが好きなのですが、それだと耳を使っていないのでなんだか勿体ない気がして。手や目は動かしているので、耳ももっと生産性のあることをして欲しいなと。 そこで最近になって私が利用し始めたツールが「オーディオブック」や「音声メディア」など3つのツール。この記事に詳しくご紹介します。 スポンサーリンク 耳を使って生産性アップ!おすすめツール3選 Audible(オーディブル) Audibleとは、Amazonのオーディオブック。プロ ...

ネットショップ運営で住所を知られたくない!非公開にする方法は?

2020/7/12

ネットショップ運営で住所を知られたくない!非公開にする方法は?

ネットショップを開設したら、サイト上に自分の住所や電話番号を記載しなければなりません。これは特定商取引法により義務付けられており、架空の住所や電話番号の記載は認められません。

ハンドメイド販売をはじめる前に準備するべき7つ道具+α

2020/9/6

ハンドメイド販売をはじめる前に準備するべき7つ道具+α

ハンドメイド作品の販売にあたり、どんなモノが必要?初心者がまず用意するべき「最低限必要な7つ道具」と「あると便利なモノ」はコレ。

これ、売って大丈夫?minneで販売できるモノ、販売できないモノ。

2020/8/23

これ、売って大丈夫?minneで販売できるモノ、販売できないモノ。

minneで販売できるモノは、原則として自分でつくったオリジナル作品です。

STORESの手数料、フリープランとスタンダードプランの違いは?

2020/10/19

STORESの手数料はいくら?出店前に知りたい4種類の手数料

ネットショップ作成サービス「STORES(ストアーズ)」でかかる手数料はいくら?プランで手数料の違いを解説。

「minne」「BASE」ハンドメイド売るならどっちがおすすめ?

2020/7/11

「minne」「BASE」ハンドメイド売るならどっちがおすすめ?

ハンドメイド販売サイト「minne(ミンネ)」とネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」、ハンドメイド作品を売るならどっちがおすすめ?

2020/10/17

BASEとSTORESを徹底比較!どっちがおすすめ?選ぶポイントはこの3つ

ネットショップ作るなら、「BASE」と「STORES」どっちがおすすめ?手数料・入金スピード・クレカ決済の審査の有無を徹底比較しました。

2020/9/26

BASEの手数料はいくら?意外と知らない4つの手数料

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は初期費用・月額は無料で、出品した商品が売れたときと、売上金を振り込むときにそれぞれ手数料がかかります。

作れなくてもOK!BASEと製造支援サービスの連携で無在庫販売する方法

2020/7/11

作れなくてもOK!BASEと製造支援サービスの連携で無在庫販売する方法

さまざな製造支援サービスと連携している「BASE」を利用すれば、商品をつくるための場所、道具、技術がなくてもカンタンに商品づくりから販売までできてしまいます。

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