こんにちは。ハンドメイド作家のみき(@handmadenote)です。
今回は、「ターゲットの設定方法」について解説します。

ターゲット設定とは
ターゲット設定とは、あなたの作品を購入してくれるお客様はどんな人かを想定すること。つまり、「あなたの作品を、誰に届けるか」を具体的にイメージすることです。
すべての人のニーズを満たす作品などありません。あったとしても、それを個人の力で作り出すのはほぼ不可能に近いでしょう。
だからこそ、ターゲットを絞って、その人たちに向けて作品をつくる必要があります。
ハンドメイド作品をつくる前にターゲットを明確にしておきましょう。
ターゲットの設定方法
どんな人がお客様になるのか考える
ターゲットを決めるには、「コンセプトに基づいてつくった作品をどんな人が買ってくれるのか」イメージするところからはじまります。
※まだコンセプトを決めていない方は『ちゃんと考えた?ハンドメイド販売の「コンセプト」の決め方』で解説しているので、ぜひそちらをご参考にしてください。
「どんな人が自分の作品を買ってくれそうか」大まかな人物像のイメージができたら、その人の年齢や性別、職業、家族構成などのライフスタイルを想像しましょう。
お客様のライフスタイルを想像しよう
ターゲットの想定は、より細かいほうが良いです。
たとえば、「20代 女性」という大雑把なターゲット設定はNG。「都心に一人暮らしをしている、20代後半のOL女性。平日は仕事、休日は趣味の園芸に没頭。シンプルな服が好き」といった具合に想定しましょう。
ターゲットを具体的に決めておくと、作品づくりがしやすくなります。価格帯の設定や世界観づくりにも役立つはずです。
本来、ハンドメイドは作る相手がきちんといて、その人のためにコツコツ作ります。恋人へのプレゼントのために毛糸のマフラーを手編みするとき、相手が喜んだ顔を想像しながら作りますよね。
顔の見えないネット販売でも、これは変わりません。あなたの作品を見て「これは私のための作品だ!」と思ってもらえたら、その人は必ず購入するはず。
だからこそ、ターゲット設定では具体的な人物像を想定することが大切です。
まとめ
ターゲット設定とは、あなたの作品を購入してくれるお客様はどんな人かを想定することです。
年齢や性別、職業、家族構成をはじめとしたライフスタイルを具体的に想像しましょう。
きちんと想定しておくことで、お客様のニーズにあった作品づくりがしやすくなります。
ハンドメイド作品をつくる前に、ターゲットを絞りましょう。
この記事を書いた人
ハンドメイド作家 みき