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売れるハンドメイド作品を生み出すマーケティングリサーチの手法

マーケティングリサーチで売れるハンドメイド作品を生み出す方法

売り込みをしなくても、自然とハンドメイド作品が売れる状況をつくるには、まず、お客様が何を求めているか(ニーズ)を知る必要があります。そして、お客様が求めている物をつくれば、あなたのハンドメイド作品は確実に売れます。

これはすごく当たり前のことですが、多くのハンドメイド作家さんが実践できていません。おそらく、お客様のニーズを知っている「つもり」になっているか、あるいは、単純にニーズを探る作業が面倒だから避けているのでしょう。

たしかに、お客様のニーズを知るためのリサーチ作業は、地道で時間もかかるので面倒かもしれません。ですが、ハンドメイド作品を確実に売りたいのなら、このリサーチは避けて通れません。

この記事では、お客様のニーズを理解し、売れるハンドメイド作品を生み出すための「マーケティングリサーチ(市場調査)」についてわかりやすく解説しています。「マーケティングリサーチ」といっても、難しく考える必要はありません。基本的で誰でもすぐに実践できる方法をご紹介しますので、ぜひ最後まで安心して読み進めてください。

売れるハンドメイド作品を生み出すには、お客様のニーズに応えることが大切。この記事でニーズの探り方をお教えします!

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マーケティングリサーチとは

「マーケティング」とは、商品やサービスが自ずと売れる仕組みをつくること。その仕組みをつくるために、世の中やお客様の声に耳を傾け、ニーズをしっかりと捉えるのが「マーケティングリサーチ」です。

マーケティングとは

ハンドメイドとマーケティングの関係

「マーケティング」とは、世の中の価値観やニーズをとらえ、売れる商品と売れる仕組みをつくること。

マネジメントの生みの親であるピーター・ドラッカーは、「マーケティングの目的は販売を不要にすることだ」と語っています。つまり、ターゲットとするお客様が何を求めているのかを理解し、そのニーズを満たす価値を提供し、自分からプッシュしなくても自然と商品やサービスが売れる状況をつくることが、マーケティングの目的なのです。

コンビニを例に、もう少し具体的に説明します。ひと昔前のコンビニで扱う食品といえば、インスタント食品やスナック菓子といった「すぐに食べられる便利な食べ物」が中心でした。それが今は、本格的なスイーツやコーヒー、健康志向の惣菜・弁当など、幅広い食品を取りそろえるようになっています。

コンビニは、「手軽に美味しいスイーツが食べたい」「忙しい朝に淹れたてのコーヒーが飲みたい」とう世の中の価値観やニーズをとらえ、提供する商品を変化させているのです。この変化を生み出しているのが「マーケティング」です。

売り込まなくても、商品が自然と売れる状況をつくるのがマーケティング。

マーケティングリサーチとは

ハンドメイドとマーケティングリサーチの関係

マーケティングリサーチとは、マーケティング活動に必要なあらゆる情報を集め、分析し、具体的なアクションや意思決定につなげていくことです。マーケティング活動を円滑にするために、世の中やお客様の声(ニーズや意見)に耳を傾け、正確に、深く理解するための調査活動とも言えます。

ターゲットとするお客様像の現状や実体をよく知り、より適したハンドメイド作品を提供するためにも、マーケティングの基本であるマーケティングリサーチが大切なのです。

商品が自然と売れる状況をつくるには、お客様を深く理解することが大切。そのための調査がマーケティングリサーチ。

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マーケティングリサーチは、どんな作家に必要?

マーケティングリサーチが必要なハンドメイド作家と必要ないハンドメイド作家

売れるハンドメイド作品を生み出すには、マーケティングやマーケティングリサーチが欠かせません。ただ、すべてのハンドメイド作家がリサーチをするべきだとも言い切れません。

ハンドメイド作家さんの中にも、「売れっ子になりたい」「稼ぎたい」と考える人もいれば、「自分の好きな物をカタチにしたい」と考える人もいます。前者は、マーケティングリサーチをしなければハンドメイド作家として成功することはありません。後者は、自分の気持ちを大切にしたほうが長く活動できますから、マーケティングリサーチをしない方が良いでしょう。

「好きな物をつくりたい」ならリサーチ不要

マーケティングリサーチが不要なハンドメイド作家

売上よりも、「自分の好きな物をカタチにして、それを共感してくれるお客様に届けたい」という気持ちが強いなら、マーケティングリサーチをする必要はありません。

マーケティングとは、売れる商品と売れる仕組みをつくるために、お客様が求めているモノを提供していく取り組みです。そして、必ずしも「お客様が求めている物」 = 「自分がつくりたい物」であるとは限りません。

「マーケティングリサーチをした結果、自分のつくりたい物ではなかった。でも、お客様が求めている物だからつくる」という状況は、自分の好きな物をつくりたい人が思い描くハンドメイド活動ではありませんよね。

ですので、「目標を持たずに、売上を気にせず、楽しくハンドメイド活動をしたい」と考えるなら、マーケティングリサーチをしない方が良いでしょう。

稼ぐことよりも、「自分がつくりたいからコレを売る」という気持ちが強いならリサーチは不要。

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「商売として成功させたい」ならリサーチ必須

マーケティングリサーチが必要なハンドメイド作家

「商売として成功させたい」「事業を大きくしたい」など、ハンドメイド販売をビジネスの手段として考えているなら、マーケティングリサーチが欠かせません。きちんとマーケティングリサーチをしておかないと、お客様のニーズを的確にとらえることができず、結果的に、まったくニーズのないハンドメイド作品を生み出してしまう可能性があるからです。

今は、ハンドメイド作家が飽和状態にあり、似たようなハンドメイド作品があふれている時代です。「自分のつくりたい物をつくれば自然に売れる」「品質さえ良ければ絶対に売れる」といった時代ではありません。お客様のニーズも日々 変化していきます。

そんな中、あなたが商売として成功させるには、お客様のニーズをよく理解し、自分からプッシュしなくても、相手が自然に買いたくなる作品を提供する必要があります。ですので、商売として成功させたいなら、マーケティングリサーチをしましょう。

売り上げ目標があり、売れる作品をつくりたいならリサーチが必要です。

マーケティングリサーチをするメリット

マーケティングリサーチをした場合としない場合の違い

マーケティングリサーチは、お客様のニーズを理解するために行うものですが、ほかにも次のようなメリットがあります。

  • 直感や経験ではなく、客観的な情報や数値で判断できる
  • 多面的な視点で物事を見ることができる
  • 思いがけないニーズやアイデアを発見できる

ハンドメイドの売買市場は日進月歩。お客様の価値観が多様化し、その変化の予測もできません。少し前に流行っていたことも、半年も経てば大きく変わるという状況は珍しくありません。

世の中の価値観やお客様のニーズが短いスパンで変化している市場で、自分の作品を過信したり、直感を信じて突き進むのは大きなリスクといえます。それよりも、まわりの状況をリサーチし、お客様の気持ちをきちんと理解したほうが、人々の心にマッチングした "売れる" ハンドメイド作品を何倍もスムーズに生み出すことができます。

つまり、マーケティングリサーチによって客観的な情報を集め、意思決定をすることで、判断リスクが軽減でき、商売としての成功率もグッと高められるのです。

マーケティングリサーチをしてけば、失敗するリスクが低くなります。

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マーケティングリサーチの手法

マーケティングリサーチの手法

マーケティングリサーチにはさまざまな手法があり、その代表例が「アンケート調査」。ですが、個人のハンドメイド作家がアンケート調査を実施し、十分なデータを得るのは現実的ではありません。

今はSNSをつかえば手軽にアンケート調査を行えますが、中途半端に行うと偏ったデータになってしまい、返って、誤った判断材料になりかねません。また、調査会社に依頼することもできますが、調査費用が数万円以上かかるため、これも現実的ではありません。

そのため、ここでは個人でも簡単に、なるべくお金をかけずに行えるマーケティングリサーチの手法を4つご紹介します。

それぞれの調査方法について、詳しくご紹介していきます。

1. 雑誌を読む

雑誌でマーケティングリサーチをする

ターゲットとなるお客様が読んでいそうな雑誌を、定期的にチェックします。ファッション誌や生活情報誌、手芸向けの雑誌などを継続的に読むことで、世の中の季節ごと、年ごとの流行だけでなく、ターゲット層の好みの素材感や色などの情報も把握できます。

たとえば、ファッション誌を読むとそのときの流行がわかり、そのコーディネートに合いそうなアクセサリーのイメージがわきますよね。

雑誌には発行部数もあるため、同じテイストを好むターゲット層がどのくらいいるのかという目安にもなります。

気になった記事は切り抜いてスクラップし、複数の雑誌の情報をまとめておけば、ひとつの貴重なデータになりますよ。

2. お店に出向く

実店舗でマーケティングリサーチをする

ターゲットとなるお客様が訪れそうなお店を訪問します。そこには、ターゲット層と同じ趣味のお客様が買い物を楽しんでいます。そして、お店の定番商品や今シーズンのイチオシ商品は何なのか、お客様はどんな商品に心を奪われているかを肌で感じることができます。

また、訪問しているお客様の年齢層やファッションをチェックできるので、「イメージしているターゲット層」と「実際のお客様」がマッチしているかの確認もできます。

金銭的に余裕があれば、その商品を買って、使ってみて、改善点を考えるのも1つの手段。「ここはこうしたほうがイイのに」という思いや発想を、自分のハンドメイド作品に落とし込めば、それがあなたの作品の「売り」になります。

このように、お店のホームページをただ眺めるのではなく、実際に足を運ぶことでさまざまな発見があります。頭だけで理解したことと、実際に体感して理解したこととは大きな差があります。時間と労力が必要ですが、面倒でもぜひお店に訪問してみてください。

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3. SNSでのキーワード検索

SNSでマーケティングリサーチをする

SNSでキーワード検索をしてみると、ターゲットと近しい人たちの「これ買いました」「これが欲しい」といった声を調査できます。買ったものや、行った場所の写真を投稿している人が多いので、ダイレクトに感想や関心があるものを知ることができます。

また、SNSでは人には直接 言えないような悩みをつぶやいていることもあります。それを作品づくりのヒントにするのも良いでしょう。

4. ライバル作家のレビューチェック

ライバル作家のレビューでマーケティングリサーチをする

ハンドメイドマーケットなどで、売りたい作品に関連するキーワードで検索し、作品や作家さんをチェックします。たとえば「ガラス ピアス ミントグリーン」など、関連する複数のキーワードでチェックすることで、似たような作品はどのくらいあるのか、価格帯はどのくらいなのかを把握できます。

このとき、あまりにも似たような作品が多く出てくる場合は、すでに市場の奪い合いが起きていると考えられます。こういった場合はあとからの参入は難しいので、ほかのジャンルに切り替えたほうが良いかもしません。

それほどライバルが多くないジャンルだったら、その中から売れっ子ハンドメイド作家さんを見つけ、その人の商品概要や商品ラインナップ、レビューなどをチェック。

特に注目したいのがレビューの内容。どんなところが気に入って購入したのか、実際に使ってみてどうだったか、何が不満だったのかなど、レビューは購入者の意見が詰まった貴重なデータ。それを自分の作品に生かしましょう。

自分のお客様になりそうな人が集まるところでリサーチすることで、自分の作品に生かすべきニーズが見つかります。それを作品に落とし込みましょう。

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まとめ

売れるハンドメイド作品を生み出すには、マーケティングリサーチが必要不可欠です。

マーケティングリサーチとは、ターゲットとするお客様のニーズを理解するための調査活動のこと。お客様が読みそうな雑誌、行きそうなお店、使いそうなSNS、購入した商品のレビューをチェックすることで、その人のニーズを見つけられます。

また、マーケティングリサーチをする過程で、新しい発見や発想があります。そういったアイデアを自分の作品に落とし込むと、より あなたらしい作品になるでしょう。

マーケティングリサーチは、1度 やれば終わりではありません。ニーズや流行は変化するので、継続することが大切です。
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現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

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