ハンドメイド作品を「minne(ミンネ)」などのハンドメイドマーケットで販売するには、
- オリジナル作品
- スマホまたはパソコン
の2点だけあれば出品が可能です。
でも、さずがにこれだけでは不安。
いざ注文が入ったときに「文房具が見つからない!」「梱包資材ってどこに売ってるの?」と慌ててしまいます。

そんなことにならないよう、この記事に販売前に準備するべき7つ道具+α(あると便利なモノ)をまとめました。

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まずはコレだけ!最低限必要な7つ道具
販売前に最低限準備するべきモノは次の7つ。
余裕があれば、あとで紹介するあると便利なモノもそろえましょう。
ハンドメイド作品
販売できるのは基本的に自分でつくったオリジナル作品。ハンドメイドマーケットによっては細かな販売ルールを設けていることもあるので、各サイトの「利用規約」や「よくある質問」などをチェックしましょう。
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これ、売って大丈夫?minneで販売できるモノ、販売できないモノ。
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スマートフォン
作品の写真撮影も銀行の収支もアプリ次第で多くのことができるツール。パソコンがなくても、まずはスマホがあれば大丈夫。ただ、作業効率を重視するならパソコンの購入をおすすめします。
銀行口座
銀行口座は、売上を振り込むために必要です。すでにプライベート用で1つ開設しているとは思いますが、できれば仕事用とは分けておきましょう。

「新生銀行」や「三菱UFJダイレクト」といったインターネットバンキングであれば、銀行に行かなくてもネットですぐに開設でき、残高の確認も簡単。持っていない方は開設を検討してみてくださいね。
詳しくは『【ハンドメイド作家向け】ネットショップ用銀行口座の作り方』の記事で解説しているのでご参考に。
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【ハンドメイド作家向け】ネットショップ用銀行口座の作り方
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納品書
納品書とは、商品を納品するときに、納品物とともに取引先に発行する書類のこと。発行する義務はありませんが、作品と一緒にお客様に送っておくと好印象に。
納品書は自作もできますが、ハンドメイドマーケット側で用意してくれているものを利用してもいいでしょう。納品書を自作する方は、『ハンドメイド作品に同封する納品書の書き方【テンプレートあり】』でご紹介している書き方を参考にしてください。
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ハンドメイド作品に同封する納品書の書き方【テンプレートあり】
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封筒や箱
作品が売れて発送するとき、封筒や箱に入れます。売れてから用意するのではなく、あらかじめ用意しておくと慌てずに済みます。
選択した配送方法によっては、専用の箱が必要になります。たとえば、「スマートレター」や「宅急便コンパクト」は専用の箱があるので、これを販売店にて購入し、発送時にその専用箱に作品を入れて発送します。
一方、「ネコポス」や「定形外郵便」といった配送方法には専用の箱がありませんので、自分で入れ物を用意し、規格内のサイズや重量に梱包して発送します。
関連記事:ネコポスのダンボール箱はどこで買える?コンビニや100均を徹底調査
梱包資材
作品を配送中の衝撃から守ったり、箱の中で作品が暴れないようにすき間を埋めるための梱包資材。ホームセンターや100円ショップでも購入ができます。梱包資材はたくさん必要になるので、ある程度まとめて購入すると経費削減になります。

通販サイトで商品を購入した際に付いてきた梱包資材がキレイな状態であれば、それを捨てずに再利用するのも良いでしょう。
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文房具
梱包の際、
- のり
- テープ
- ハサミ
- ペン
といった文房具も必要になります。
のりやペンは久しぶりに使うと残量がなかったりするのでチェックしておきましょう。
ちょっとした装飾に使える「マスキングテープ」や、まっすぐ切れる「カッター」もあると便利です。
余裕があればそろえよう。あると便利なモノ
最低限準備するべきモノを用意できたら
もそろえておきましょう。
パソコン
ハンドメイド販売はスマホからでも可能ですが、あの小さい画面での作業は意外とストレス。
低スペックでも大丈夫ですので、パソコンを用意することをおすすめします。illustratorやPhotoshopなどで制作物をつくるならある程度のスペックが必要です。
プリンター
プリンターは、
- 住所の印刷
- 名刺・ショップカード
- アクセサリー台紙
- 納品書・領収書
などの印刷で何かと使えます。
コンビニやスーパーに行けばプリンターがありますが、そのたびに印刷しに行くのは手間ですし割高です。

プリンターはプライベートでも使えるので、早めに購入しておいて損はありません。
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撮影機材
一眼レフや三脚、レフ版、フォトスタイリング用の小道具などもあると便利。ですが、はじめのうちはそこまで経費をかけられないと思います。ムリせず、白か黒い布を背景に、スマホで撮影するので十分です。
機材よりもこだわるのは、基本的な撮影テクニックや光の当たり方です。撮影に適している時間帯は、午前10時~午後3時くらいまで。この時間帯に、ピントをしっかり合わせる、手ブレに気を付けるなど基本的なことに気を付けながら撮影しましょう。
撮影に慣れてきて、より高品質な写真が撮りたいと思うようになったころに、一眼レフや小道具などもそろえてみてください。
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領収書
領収書は、支払ったことを証明するための書類です。発行する義務はありませんが、「発行してほしい」と言うお客様は少なくありません。
領収書はハンドメイドマーケット側では用意してくれていませんので、自分で用意する必要があります。たとえば、minneでは以下のような対応が案内されています。
領収書が欲しいのですが。
領収書は、「minne」よりは発行を行なっておりません。
そのため、作家さまよりご確認いただける「売れたもの」項目の注文詳細ページを領収書の代わりとして印刷・送付いただく(以下省略)
パソコンを持っているなら、マイクロソフトの「Word」にテンプレートがあるので、そちらで自作するのも良いでしょう。
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ラッピング資材
ハンドメイド作品を購入されるお客様は女性が多いですから、ラッピングがかわいいと喜ばれます。
ですが、ラッピングにこだわり過ぎて経費をムダに使ったり、苦手なのに時間をかけてしまって販売活動が負担になるのはNG。まずは作品のクオリティを高めることが需要です。これから販売をはじめる方は、時間とお金をかけずにシンプルにラッピングしましょう。
100円ショップや文具店に行けば、素敵なリボンやリールが豊富にあります。はじめは、OPP袋にリボンやシールで装飾するだけでも十分ですよ。
まとめ
ハンドメイド販売を始める前に最低限準備するべきモノ。
- ハンドメイド作品
- スマートフォン
- 銀行口座
- 納品書
- 封筒や箱
- 梱包資材
- 文房具
あると便利なモノ。
- パソコン
- プリンター
- 撮影機材
- 領収書
- ラッピング資材
パソコンやプリンターは絶対に必要ではないけれど、はじめに用意することをおすすめします。
ご紹介したモノ以外にも、販売する作品によっては必要なモノがでてきます。必要に応じて、買い足していきましょう。
必要なモノがそろったら、いよいよハンドメイドマーケットへ出品。ハンドメイドマーケットにもいろいろあるので、『ハンドメイド販売サイト5社を徹底比較!違いは?手数料が安いのは?』を参考に、自分にあったサイトを見つけてくださいね。
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