ハンドメイド作品の委託販売、手数料の相場はどのくらい?

2017-04-20

ハンドメイド作品の委託販売、手数料の相場はどのくらい?

委託販売の手数料は作品価格の20~40%前後が相場。ネット販売の手数料は10%が平均ですので、これに比べると高めに設定されています。さらに、委託基本料や送料、振込手数料といった費用もかかるケースがあります。

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委託販売とは

委託者と受託者の関係性

委託販売とは、ハンドメイド作品を取り扱うお店に自分の作品を置いてもらい、接客や販売の代行をお願いすること。

委託先のお店でハンドメイド作品が売れたら、売上はあなたに支払われ、その一部を「委託料(手数料)」としてあなたがお店に支払います。場合によっては、委託料だけではなく、置いてもらうだけで場所代を取られることもあります。

委託販売の手数料の相場

委託販売の手数料

店舗にもよりますが、委託販売の手数料は作品価格の20~40%前後が相場。ネット販売は10%が平均ですので、これに比べると高め。手数料が高い理由は、商品を置かせてもらい、管理や接客を任せているからです。

注意したいのが、委託販売では手数料以外にもさまざまな費用がかかること。委託基本料や送料、振込手数料などさまざまな費用が発生します。「売れたときの手数料だけかと思ったら、実はこんなにお金がかかるんだ…」と後悔しないよう、契約時によく確認しましょう。

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委託手数料以外にかかる費用

委託基本料と配送料と振込手数料

委託販売をするにあたって、委託基本料の有無、委託手数料(商品掛け率)、作品の送料負担の有無、支払い振込手数料の負担の有無などを確認しましょう。

委託基本料

委託基本料とは、毎月支払う基本料金のこと。売り上げにかかる手数料のほかに、スペース代(商品管理費)として売り上げの有無にかかわらず支払います。

委託基本料をとるお店は、委託手数料が安くなることもあります。契約の際には、委託手数料だけではなく委託基本料の有無も確認してください。

送料

基本的に、納品時の送料は作家側が負担します。お店からの急ぎの発注や追加の納品はどちらが送料を負担するかの確認も契約時に確認しましょう。

振込手数料

見落としがちなのが振込手数料。売上の支払いについて、振り込み手数料はお店に負担してもらえるか?それとも作家負担なのか?確認してください。

手数料は価格に反映すべき?

ネット販売と委託販売の価格

委託販売では、作品を販売するお店に委託手数料や委託基本料を支払います。「minne」「Creema」などのネット販売でも販売手数料はかかりますが、一般的に委託販売の方が高く設定されています。

手数料が高くなれば、その分、作家への収入が減ります。ですので、委託販売をするときは作品の値段を高くしなければ、作家の「儲け」がなくなってしまいます。

しかし、委託先の作品価格を高くし、ネット販売の作品価格を安くしてしまうと、委託先で買ったお客様が不満に思います。さらに、委託先のお店がお客様からクレームを受けることもあり、迷惑をかけてしまいます。今後の取引にも影響が出ることでしょう。

こういったことを踏まえて、委託販売をするときの値段設定は、ネット販売と差をつけないほうが良いでしょう。

ハンドメイド作品の値段の決め方は『ハンドメイド作品の値段の決め方は?損しない適正価格の考え方』で解説しています。こちらもあわせて読んでおいてください。

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手数料が高くても委託すべき?

委託販売の手数料は、ネット販売に比べて高く設定されています。それでも、委託すべきなのでしょうか?メリット・デメリットを見てみましょう。

委託販売のメリット

  • 販売・接客を一任できる
  • 新規顧客の獲得
  • お客様に実物を見てもらえる

委託販売のメリットは、接客に慣れているプロに販売代行をしてもらえること。お客様があなたの作品に興味を持ってくださったら、お店の人が上手く購入につなげてくれるでしょう。そして、あなたは他の業務に時間を割くことができます。

委託販売のデメリット

  • ビジネススキルが問われる
  • 委託手数料が20~40%と高め
  • 万引きや破損のリスクもある

委託販売ではビジネススキルが問われます。納品日までに作品を仕上げる、納品書・請求書などをきちんと用意するなどさまざまな作業があります。

お店との関係性をしっかり築いていかなければ、お店の人はあなたの作品を積極的に売ろうとしません。お店との関係づくりも大切です。

納品書の書き方は『ハンドメイド作品に同封する納品書の書き方【テンプレートあり】』でご紹介していますのでご参考に。

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まとめ

委託販売の手数料は高く設定されているので、ネット販売に比べて、作家の儲けはあまり期待できません。

ですが、ネット販売では獲得できないようなお客様に出会えるチャンスがあり、実物をお客様に見てもらえるメリットもあります。デメリットばかりではないので、活動の幅を広げたいと考えているハンドメイド作家さんはぜひ検討してみてください。

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この記事を書いた人

ハンドメイド作家 みき

20代女子のハンドメイド作家。半年間売上ゼロ→1日10時間制作に没頭→半年後に1,000円の売上→徐々に注文が増える→1年後に個人事業主に。

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