BASEの手数料はこの4つ。他社と比べて高い?

ハンドメイド作家の似顔絵(通常) ハンドメイド作家みき

2020-05-24

BASEの手数料はこの4つ。他社と比べて高い?

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」でショップを開設する際、「費用はいくらかかるのか」って気になりますよね。

BASEは無料でショップ開設ができますが、売れたときには決済手数料サービス利用料が、売上金を振り込んでもらうときには振込手数料事務手数料がかかります。

手数料以外では、有料のデザインテンプレートの購入や独自ドメインの維持費、有料Appsの購入で費用がかかります。

この記事では、具体的にどのくらいの手数料・費用がかかるのか、他社と比較して高いのか、などについて詳しく解説していきます。

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BASEでのショップ開設に興味がある方はぜひご参考にしてください。

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動画解説

BASEの手数料については動画でもわかりやすく解説しているのでぜひご覧ください。

登録料・月額料金は無料

BASEの手数料

BASEは無料でネットショップを開設できます。

BASEの競合サービスである「STORES(ストアーズ)」ですと、フリー(無料)/スタンダード(有料)プランがあり、スタンダードプランでは月額2,178円がかかります。

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BASEには、こういった月額費用の発生やプラン選択がありません。

手数料がとられるのは、商品が「売れたとき」と売上金を「振り込むとき」だけ。手数料の支払いは売り上げの一部から引かれるため、手元の資金0でも始められます。

なお、有料のデザインテンプレートの購入や独自ドメインの取得、有料Appsの購入時には別途費用がかかります(詳細は後述)。

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BASEの手数料はこの4種類

BASEの出品者向け手数料は次の4種類。各手数料について、いつ、いくら支払うのかを下記の表にまとめました。

手数料の種類 発生するタイミング 金額
決済手数料 出品した商品が売れたとき 注文の合計金額の3.6%+40円
サービス利用料 出品した商品が売れたとき 注文の合計金額の3%
振込手数料 売上金を指定の口座に移すとき 250円
※お急ぎ振込手数料は
振込申請金額の1.5%
事務手数料 売上金を指定の口座に移すとき 2万円未満:500円
2万円以上:0円

上記手数料を発生するタイミング別にわけると、次の画像のようになります。

BASEの手数料一覧

手数料の詳細について、詳しく解説していきます。

決済手数料:3.6%+40円

BASEでは、出品した商品が売れたときに決済手数料がとられます。手数料は、出品者があらためてBASEに支払うのではなく、売上金から決済手数料が引かれるシステムです。

「決済手数料」とは聞きなれないキーワードですが、minneやメルカリで言うところの「販売手数料」です。

BASEの決済手数料は下記の表にある通り3.6%+40円。これに加えて、サービス利用料も発生します。

決済手数料
(BASEかんたん決済手数料)
コンビニ(Pay-easy)決済 3.6%+40円
(各注文ごと)
銀行振込決済
クレジットカード決済
後払い決済
キャリア決済
PayPal(ペイパル)決済

決済手数料は注文の合計金額(商品代金+送料)にかかります。商品代金だけではなく、送料も含めた合計金額に決済手数料がかかります。

サービス利用料:3%

前述した通り、BASEでは出品した商品が売れたときに決済手数料に加えてサービス利用料がとられます。サービス利用料も商品代金だけではなく、送料も含めた合計金額にかかります。

つまり、BASEで商品が売れると、先ほどの「決済手数料:3.6%+40円」に加えて「サービス利用料:3%」が発生することになります。

ちょっと複雑ですが、商品が売れたら手数料として3.6%+40円+3%が発生すると覚えておくと良いでしょう。

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BASEの販売手数料は3.6%+40円+3%と覚えておいてください。

振込手数料:250円

お店の売上金はBASEに預けています。出品者が売上金を指定の銀行口座に振り込んでほしいときは「振込申請」を行います。

振込手数料は1回につき一律250円。どの銀行を指定しても、いくら振り込んでもらおうと、この手数料は変わりません。

なお、BASEでは一部のショップオーナーに「お急ぎ振込」を提供しています。この機能を使えば通常より振込を早めてもらうことができます。手数料は、振込申請金額の1.5%。これに加えて振込手数料と事務手数料が通常どおりかかります。

BASE公式ヘルプお急ぎ振込を利用することはできますか?

事務手数料:500円

事務手数料とは、振込申請額が2万円未満の場合にかかる手数料です。

  • 振込申請額が2万円未満の場合:500円
  • 振込申請額が2万円以上の場合:0円

振込申請金額が2万円未満のときは、振込手数料が合計750円(振込手数料250円+事務手数料500円)もかかってしまうので注意が必要です。

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2万円以上なら、振込手数料250円のみなのでご安心を。

ちなみに、BASEは売上が計上された日から180日で失効してしまいます。過去に一度も振込申請をしたことのないショップは、失効金額の自動振込は行われません。「事務手数料がもったいないから」と振込申請を先延ばしにしていると売上金が失効します。

売上金が失効しないよう、忘れず振込申請をしましょう。

BASE公式ヘルプ振込申請を行うのに期限はありますか?

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【計算例】手数料はいくらとられる?

では実際、いくらの手数料がかかるのでしょうか?

合計8,500円(たとえば、2,000円の商品が4つ売れて送料が500円のとき)の注文があったときの販売手数料(BASEかんたん決済手数料とサービス利用料)と振込手数料(振込手数料と事務手数料)を例に解説いたします。

販売手数料

まず、販売手数料は次の表の通りになります。

注文金額合計 8,500円
BASEかんたん決済手数料(3.6%+40円) 346円
サービス利用料(3%) 255円
手数料合計 601円
売上 7,899円

計算式は 注文合計金額-(3.6%+40円)-3% となります。

振込手数料

そして、この売り上げを口座に振り込んでもらうとき、次の表の通り振込手数料がかかります。

振込申請額 7,899円
振込手数料 250円
事務手数料 500円
振込金額 7,149円

計算式は 振込申請額-振込手数料-事務手数料 となります。

8,500円の売り上げがありましたが、手数料もろもろで1,300円近く引かれました。

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【比較】BASEの手数料は高い?

BASEの手数料は、他の類似サービスと比べて安いのでしょうか、それとも高いのでしょうか?

BASEの競合サービスであるSTORESや、人気ハンドメイドマーケットminne、Creema、iichiの3社、ハンドメイドに加えて既製品の販売もできるマルシェルの各手数料を比較してみました(以下表)。

サービス名 月額 販売手数料 振込手数料
BASE 無料 3.6%+40円+3% 2万未満:750円
2万以上:250円
STORES※ 無料/有料2,178円 無料5%/有料3.6% 1万未満:550円
1万以上:275円
minne 無料 10.56% 一律220円
Creema 無料 10% 3万未満:176円
3万以上:275円
iichi 無料 20% 3万未満:176円
3万以上:275円
マルシェル※ 無料/有料524円 無料5.5%/有料3.85% 330円

※STORES、マルシェルについては無料・有料プランがあります。

比較について詳しく解説します。

STORESとの比較

STORESはBASEの競合サービスです。

プランは「フリー(無料)」「スタンダード(有料)」の2種類あり、スタンダードプランは販売手数料が安くなります。

手数料だけ比較してみると、STORESは無料プランでもBASEより安くなっています。ただし、無料プランだと使えない機能が多くあります。

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機能面も含めて比較すると、使いやすさはBASEに劣ります。

BASEとSTORESの比較については、『BASEとSTORESを徹底比較!どっちがおすすめ?選ぶポイントはこの3つ』で詳しく解説しています。どちらで出品しようか迷っている方はご参考に。

ハンドメイドマーケットとの比較

ハンドメイドマーケットminne、Creema、iichiの販売手数料は平均して10%前後。それに対してBASEは3.6%+40円+3%。およそ半分の手数料で済みます。

ハンドメイドマーケットは手数料が高いものの、マーケット自体に人が集まるので、ある程度の集客はできます。BASEは手数料が安いものの、ほぼ自分で集客しなければならないデメリットがあります。

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手数料だけ比較するとBASEの方が得に思えますが、こういった違いがあることも理解したうえで出品しましょう。

違いについて詳しくは『「minne」「BASE」ハンドメイド売るならどっちがおすすめ?』でも解説しています。ぜひ目を通しておいてください。

マルシェルとの比較

マルシェルは、ハンドメイド作品のほか、既製品の中古・新品を出品できるマーケットプレイスです。イメージとしてはminneとメルカリを足した感じです。

プランは「無料」「有料」の2種類あり、有料プランは販売手数料がかなり安くなります。無料プランにすると販売手数料が少し上がりますが、それでもBASEよりも安くなっています。

既製品も売れるので、「メルカリは手数料が高い」「ハンドメイドマーケットでは売れない」と悩んでいた方はぜひ出品を検討してみてください。

手数料については『「マルシェル」手数料はいくら?出品者がおさえたい3つの手数料』で詳しく解説しています。

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なぜ、BASEの手数料は高いの?

正直、BASEの手数料は、競合サービスであるSTORESに比べて少し高くなっています。

高い理由は機能が充実しているから。

たとえば、

  • 入金スピードが早い
  • クレカ決済が即日導入できる
  • 配送方法が充実

といった機能はネットショップをストレスなく運営するうえでは欠かせない機能となっており、BASEではこれらがすべて標準で使えます。

BASEは「振込申請」をしてから約10営業日で振り込まれます。これは他社と比較してもかなり早い対応です。

STORESの場合だと、月末締めの翌月末払いなので、最長で60日もかかってしまうことがあります。スピードキャッシュを利用すればすぐ振り込んでくれますが、これを利用すると結果的にBASEよりも手数料が高くなってしまいます(フリープラン利用時)。

また、クレカ決済を審査なしで利用できたり、製造支援サービスが充実していたり、ヤマト運輸と連携しているため「ネコポス」や「宅急便コンパクト」といった配送方法が選択できる(コレ、結構使うやつ。ヤマトと契約してないと使えません。)のもBASEの魅力。

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BASEはネットショップ運営に欠かせない「最低限の機能」ではなく、「必要な機能」がはじめから無料で使える。だから、手数料が高いのです。

ほかにも、BASEにはさまざまな機能が充実しています。詳しく知りたい方は、BASEのオウンメディアBASE Uの『ネットショップ開設でBASEをすすめる5つの理由』をチェックしてみてください。

また、STORESと迷われている方は『「BASE」「STORES」どっちがおすすめ?比較のポイントはこの3つ』で違いについて詳しく解説しているので、そちらもご参考にしてください。

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手数料を安くするには?

BASEで手数料を安くするには、次の2つをおさえておきましょう。

  • 振込申請額が2万円以上になったら申請する
  • キャンペーンを活用する

振込申請額が2万円以上になったら申請する

振込申請額が2万円未満の場合、事務手数料が別途500円とられます。2万円以上になれば事務手数料はかかりませんので、手数料を安くしたいなら振込申請額が2万円以上になったら申請してください。

キャンペーンを活用する

BASEでは、手数料が無料になる出品者向けのキャンペーンが開催されています。たとえば、2020年9月にはショップ開設数120万突破キャンペーンとして、新規開設日から2ヶ月間手数料が無料になる「新規開設キャンペーン」を実施していました。

参考リンクショップ開設数が120万ショップを突破しました | BASE

常時開催されているわけではないため、キャンペーン開催情報をこまめにチェックし、積極的に活用しましょう。

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手数料以外にかかる費用

BASEで運営する場合、手数料以外にかかる費用は

  • 有料のデザインテンプレート
  • 独自ドメインの維持費
  • 有料Appsの購入

などがあります。

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どれも任意で課金するものであって、これらを利用しないでも問題なく運営できます。

有料のデザインテンプレート

デザインテンプレートとは、ショップのデザインのひな形のこと。有料のデザインテンプレートの方が自由度が高く、思い通りのショップをつくることができます。ただ、無料テンプレートでも十分に運営できるので、はじめのうちは利用する必要はありません。

独自ドメインの維持費

ドメインとは、インターネット上の住所のこと。BASEを無料開設するときにURLを決めたと思いますが、それがドメインです。そして、独自ドメインとは、世界に1つしかないオリジナルのドメインのことを指します。

BASEの場合、ドメインは「thebase.in」といった形式で決めましたが、これを「.com」「.shop」にすることができます。

利用自体は「独自ドメイン App」という無料の拡張機能でできますが、独自ドメインの維持費がかかります(年間で1,000円~3,000円ほど)。

独自ドメインでなくても普通に運営できるので、特にこだわりがなければ利用する必要はありません。

有料Appsの購入

有料Appsとは、BASEの機能を拡張する有料のアプリのこと。

2021年5月現在、 有料Appsは「BASEロゴ非表示(500円)」と「不正決済保証(980円から)」の2つだけで、ほかの拡張機能はすべて無料で利用できます。

これらを購入する予定がなければ、課金することなく運営できます。

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まとめ

BASEの出品者向け手数料は次の4種類。

手数料の種類 発生するタイミング 金額
決済手数料 出品した商品が売れたとき 注文の合計金額の3.6%+40円
サービス利用料 出品した商品が売れたとき 注文の合計金額の3%
振込手数料 売上金を指定の口座に移すとき 250円
※お急ぎ振込手数料は
振込申請金額の1.5%
事務手数料 売上金を指定の口座に移すとき 2万円未満:500円
2万円以上:0円

手数料以外にかかる費用は

  • 有料のデザインテンプレート
  • 独自ドメインの維持費
  • 有料Appsの購入

などがあります。

ショップ開設は無料ですが、運営するとさまざまな費用がかかります。ぜひ覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

ハンドメイド作家 みき

20代女子のハンドメイド作家。半年間売上ゼロ→1日10時間制作に没頭→半年後に1,000円の売上→徐々に注文が増える→1年後に個人事業主に。プロフィール

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