【比較】BASEの無料・有料プランの違いは?どっちがおすすめ?

2022-02-12

【比較】BASEの無料・有料プランの違いは?どっちがおすすめ?
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ハンドメイドノート

6年目ハンドメイド作家|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|2017年からブログ「ハンドメイドノート」で作家の心得や売り方のコツを継続発信|プロフィール

ネットショップ作成サービス「BASE」は、2022年4月18日より月額利用料ありの「グロースプラン(有料プラン)」を提供しました。今まで、BASEは「スタンダードプラン(無料プラン)」のみの提供でしたが、グロースプラン の登場によりプラン変更ができるようになったのです。

有料プランでは、月額の固定費がかかる代わりに、決済手数料が安くなるメリットがあります。1ヵ月の売上が多いショップは、有料プランにすることで運営コストをおさえられます。ただ、1ヵ月の売上が少ないと、有料プランにすることで逆に運営コストが上がってしまうケースもあります。

この記事では、無料プランと有料プランを比較し、その違いについて詳しく解説しています。どっちのプランを選択するべきか?と悩んでいるショップオーナーはぜひご参考に。

BASEの無料プランと有料プランの手数料の違いについてお教えします!

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BASE料金プランの解説動画

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BASEとは

BASEトップページ

BASE(ベイス)は、2012年12月創業のネットショップ作成サービスです。誰でもカンタンにつくれるので、専門知識のない個人でも気軽にネットショップが立ち上げられます。

競合サービスとしては、国内ではSTORES(ストアーズ)、世界規模ではShopify(ショッピファイ)が挙げられます。STORESに関しては、サービス開始当初より無料(フリープラン)と有料(スタンダードプラン)のサービスを同時に提供していました。ショップオーナーが売上に合わせてプラン選択ができます。

一方のBASEは、2022年4月までプラン選択がなく、無料でサービス提供をしていました。商品が売れたときにだけ、手数料(決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%)が発生する仕組みです。2022年4月18日から、新しく月額利用料ありの「グロースプラン(有料プラン)」を提供しました。これにより、「スタンダードプラン(無料プラン)」と「グロースプラン(有料プラン)」の選択ができるようになりました。

BASEは無料でネットショップがつくれるサービス。途中から手数料の安い有料プランに切り替えが可能。
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料金プランの種類と違い

BASEの無料プランと有料プランの違い

料金シミュレーターで計算する

BASEの手数料を自動計算できます

違いは「手数料」のみ

BASEには、従来からあるスタンダードプラン(無料プラン)と、月額料金ありの「グロースプラン(有料プラン)」の2種類の料金プランがあります。公式サイトにも明記されている通り、使える機能数に違いはなく、プランの違いは「手数料」のみです。

Q. プランによって使える機能やサポートに、違いはありますか?
A. ありません。どのプランでも、BASEのすべての機能をお使いいただけます。

出典:BASE

2つの料金プランの違いを以下の表にまとめました。

プラン 無料(スタンダード) 有料(グロース)
初期費用 0円 0円
決済手数料 3.6%+40円 2.9%
サービス利用料 3%
※商品が売れるたびに発生
5,980円/月
※月額固定
機能数 プラン共通

それぞれのプランの手数料について詳しく解説します。

無料プラン(スタンダードプラン)の手数料

無料プラン(スタンダードプラン)は、月額料金が無料です。商品が売れたときに、注文の合計金額(商品代金+送料)に対して、「決済手数料」と「サービス利用料」が発生します。

  • 決済手数料:3.6%+40円(商品が売れるごとに発生)
  • サービス利用料:3%(商品が売れるごとに発生)

つまり、商品が1つ売れるごとに 決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3% がかかります。商品が売れなければ手数料などは一切 発生しません。

無料プランは、売れたときにだけ手数料が発生。初心者でも安心。

有料プラン(グロースプラン)の手数料

有料プラン(グロースプラン)は、月額料金がかかりますが、無料プランよりも手数料が安くなります。

  • 決済手数料:2.9%(商品が売れるごとに発生)
  • サービス利用料:5,980円 / 月

決済手数料は、無料プランの 3.6%+40円 から 2.9% に引き下げられます。わずかな差に思えるかもしれませんが、売上が伸びてくるとかなりの差が開きます。

サービス利用料は、従来の無料プランでは、商品が売れるごとに3%がかかりました。有料プランにすることで、このサービス利用料が固定費(5,980円 / 月)になります。

有料プランは、手数料がかなり安くなります。ショップが大きく成長しても安心。

無料・有料プランどっちがおすすめ?

プランによって使える機能に差はないので、注目すべきは「手数料(運営コスト)」です。

有料プランは毎月5,980円かかりますが、手数料は無料プランよりも安くなっています。売上が少ないうちは、無料プランの方が運用コストをおさえられます。売り上げが大きくなったときに、有料プランの方が手数料をおさえられます。

以下の表は、4,000円の商品(送料含む)をBASEで売ったときの、無料プランと有料プランの手数料を比較したものです。

1ヵ月の売上(円) 無料プランの
手数料の総額
有料プランの
手数料の総額
0 0 5,980
40,000 3,040 7,140
80,000 6,080 8,300
120,000 9,120 9,460
160,000 12,160 10,620

これをグラフにしたものが以下の図になります。

BASEの無料プランと有料プランの比較

図を見てもわかる通り、毎月の売上が12万円までなら、無料プランの方が運用コストをおさえられます。月12万円を超えた時点で、有料プランの方が手数料が安くなり、それ以降はどんどん差が開いていきます。

ただ、月の売上は安定しないことがあるので、月12万円~15万円の売上なら、まだ無料プランにしたほうが良いでしょう。売り上げが落ちたときに、ムダに手数料を払う可能性が捨てきれないためです。

月16万円以上の売上が安定しているなら、有料プランを使ったほうが運用コストをおさえられます。すでにBASEで月16万円以上の売上があるショップオーナーは、すぐにでも有料プランに切り替えたいところですね。

月商12万円以上なら、有料プランの方が得になる可能性があります。自分のショップはいくらで得になるのか、一度 正確に計算してみると良いでしょう。

ちなみに、BASEは「月商17万円以上でグロースプランが得」と表記してますが、これはかなり大雑把な計算。手数料は『「BASE」手数料自動計算フォーム(無料プラン・有料プラン)』で正確に計算できます。ぜひご活用ください。

有料プランへの切り替え方法

有料プラン(グロースプラン)は、ショップ開設時に選択できるプランではありません。ショップ開設後に、管理画面から切り替えます。つまり、登録時は無料プラン(スタンダードプラン)で開設し、あとから有料プランに切り替えるのです。

ここでは、ショップ開設をしている前提で、無料プランから有料プランに切り替える方法についてご紹介します。

BASEのショップ管理画面トップ

管理画面から「ショップ設定」を開きます。

BASEのショップ設定画面

ショップ設定の左メニュー「プラン」を選択。現在のプランが表示されています。「プラン一覧を確認する」ボタンを押してください。

BASEのプラン変更画面

プランが表示されています。今回は有料プランに切り替えるので、「グロースプラン」欄の「このプランを選ぶ」を選択。次の画面で決済情報を入力するので、画面の案内に従ってプランを切り替えましょう。

まとめ

2022年4月18日より、BASEは無料プランと有料プランの2つの料金体系になりました。

これまで、「BASEは無料で使えて多機能だけど、売上が伸びると手数料がネック」と悩んでいたショップオーナーにとって、手数料の安い有料プランの登場は非常に助かるかと思います。

また、これからBASEをはじめる方も、売上が伸びてきたころに有料プランの切り替えができるのは安心だと思います。ネットショップ開設を考えている方は、ぜひBASEではじめてみてください。

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