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ハンドメイド販売アプリのおすすめは?人気5つを徹底比較!

2019-03-22

ハンドメイド販売アプリのおすすめは?人気5つを徹底比較!
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

6年目ハンドメイド作家|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|2017年からブログ「ハンドメイドノート」で作家の心得や売り方のコツを継続発信|プロフィール

ハンドメイド作品を気軽に販売できるアプリはいろいろありますが、人気があるのは

  1. minne(ミンネ)
  2. Creema(クリーマ)
  3. BASE(ベイス)
  4. mercari(メルカリ)
  5. ラクマ

の5つですね。

では、この5つのハンドメイド販売アプリは何が違うのでしょうか?そして、どのアプリで売るのがおすすめなのでしょうか?ハンドメイド作家が解説します。

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ハンドメイド販売アプリ比較表

人気のあるハンドメイド販売アプリの特徴や手数料を比較したものを表にまとめました。

アプリ名 カテゴリ 販売手数料(税別) 振込手数料
ハンドメイドアプリ「minne」
minne
ハンドメイド 9.6% 一律220円
ハンドメイドアプリ「Creema」
Creema
ハンドメイド 10% 3万円未満:176円
3万円以上:275円
ハンドメイドアプリ「BASE」
BASE
ネットショップ 3.6%+40円+3%※ 2万円未満:250円+500円
2万円以上:250円
ハンドメイドアプリ「mercari」
mercari
フリマ 10% 200円
ハンドメイドアプリ「ラクマ」
ラクマ
フリマ 3.5% 一律210円
楽天銀行宛は1万円以上で0円

※BASEの販売手数料はちょっと複雑なので、詳しくはBASEUの「BASEでショップを運営する場合の費用は?」を参考にしてください。

人気ハンドメイド販売アプリの違い

人気ハンドメイド販売アプリを、

それぞれの視点から見てみましょう。

カテゴリの違い

ご紹介したハンドメイド販売アプリのカテゴリは、大きく

の3つに分けることができます(このカテゴリは便宜上、私個人が仕分けしたものです)。

ハンドメイド

カテゴリ「ハンドメイド」はハンドメイド専門のアプリで、minneとCreemaの2つが該当します。

ハンドメイド専門アプリは、ハンドメイド作品しか販売できません。そのため、利用者もハンドメイド作品を買うためにアプリを利用しています。

安心かつ簡単にハンドメイド作品を販売できます。

ネットショップ

カテゴリ「ネットショップ」は、ネットショップ作成代行サービスを通してネットショップを開設できるアプリを指します。ネットショップを開設できるアプリはいくつかありますが、もっとも人気があるのはBASE。

ネットショップアプリは、ハンドメイドという枠に縛られず、幅広い商品を販売できます。

ショップのページデザインは自分好みにカスタマイズできますが、その作業に時間が掛かるといったデメリットもあります。

フリマ

カテゴリ「フリマ」はフリマアプリで、mercariとラクマ(旧フリル)の2つが該当します。

「ハンドメイド」「ネットショップ」との大きな違いは、ハンドメイドに限らず、不用品なども販売できること。

販売手数料の違い

販売手数料はアプリごとに異なります。

基本的に、ハンドメイド作品(商品)の本体価格に販売手数料が掛かります。送料は別です。

ラクマ

ラクマは、商品価格の3.5% の販売手数料を取られます。3.5%は、販売アプリのなかでももっとも安い販売手数料です。

minne・Creema・mercari

Creema、mercariは一律10%です。キリが良い数字なので、価格設定で販売手数料を加味するときに分かりやすいかと思います。minneは9.6%ですが、送料も含めます。

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minneとCreemaの手数料の違いは?損するのはどっち?

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BASE

BASEの販売手数料はちょっと複雑です。

各注文ごとに「BASEかんたん決済手数料(3.6%+40円)」と「サービス利用料(3%)」が注文の合計金額(商品代金+送料)に掛かります。

(例)3,000円の商品が売れて送料が500円の場合
3,500円-166円-105円=3,229円

販売するハンドメイド作品によっては、ほかのアプリよりも販売手数料が安くなることも、高くなることもあります。

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BASEで販売者が負担する手数料と運営費用まとめ
BASEで販売者が負担する手数料と運営費用まとめ

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振込手数料の違い

振込手数料も、アプリごとに異なります。

アプリ名 振込手数料
ハンドメイドアプリ「minne」
minne
一律220円
ハンドメイドアプリ「Creema」
Creema
3万円未満:176円
3万円以上:275円
ハンドメイドアプリ「BASE」
BASE
2万円未満:250円+500円
2万円以上:250円
ハンドメイドアプリ「mercari」
mercari
200円
ハンドメイドアプリ「ラクマ」
ラクマ
一律210円
楽天銀行宛は1万円以上で0円

だいたい、172~270円の間ですね。

Creemaは、PayPay銀行の場合に一律55円となります。

BASEは2万円未満の売り上げだと振込手数料がかなり高い設定(750円)なので注意してください。

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ハンドメイド販売アプリの選び方

人気販売アプリの違いを踏まえたうえで、どのアプリで販売すべきか?選び方のポイントを解説します。

カテゴリで選ぶ

ハンドメイド作品を販売するときに重要なのが、販売するアプリのカテゴリです。

前述した通り、販売アプリは「ハンドメイド」「ネットショップ」「フリマ」の3つのカテゴリに分けることができます。

minneとCreemaの2つのアプリはハンドメイド専用アプリで、利用者もハンドメイド作品を買うために利用しています。そのため、ハンドメイド作品に理解のあるお客様が多く、販売しやすいのが特徴です。

BASEはネットショップなので、このお店の商品はハンドメイドなのか?既製品なのか?個人なのか企業なのか?がお客様に伝わりにくい部分があります。そのため、個人でハンドメイド作品を販売していることを明確にする必要があります。

メルカリとラクマはフリマアプリなので、たまに値引き交渉が入ります。基本的にハンドメイド作品は値切られる対象ではないはずですが、不用品も売買できるアプリなので、その流れで値切りをお願いしてくるのだと思われれます。

販売手数料で選ぶ

ハンドメイド作品の販売価格は、商品代金に販売手数料を上乗せして販売します。そのため、少しでも販売手数料の安いアプリを選びたいところ。

販売手数料の安さだけで選ぶなら、ラクマが良いかと思います。3.5%はかなり安いですよね。ほかのアプリは10%前後です。

振込手数料で選ぶ

意外と忘れがちなのが振込手数料。実際に売上があって、アプリ運営会社から振込をしてもらうときにはじめて「こんなに高かったの?」と驚くこともあります。

振込手数料を節約するなら、minneは220円と安く、一律なので分かりやすいかと思います。ラクマは、楽天銀行宛なら1万円以上で無料。

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おすすめの販売アプリは?

ハンドメイド作品を販売できる5つの人気販売アプリの違いや選び方のポイントを踏まえたうえで、どのアプリがおすすめか?ご紹介します。

おすすめはやっぱり「minne」!

ハンドメイドアプリ「minne」

minne

ハンドメイド作品を販売するのにおすすめのアプリは「minne」です。

minneはハンドメイド専用アプリなので、利用者はハンドメイド作品に理解のある人が多く、販売しやすいのが特徴です。

また、minneは世界125ヶ国に向けて海外販売に対応するなど、ハンドメイド作家の活動の幅を広げる支援や取り組みをいち早く取り入れています。

販売手数料も振込手数料も、それほど高い設定ではありません。

minneで販売する方は、以下の記事も参考にしてください。

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Creemaは?

ハンドメイドアプリ「Creema」

Creema

同じくハンドメイド専用アプリのCreemaもおすすめですが、振込手数料の高さを考えると、minneに軍配が上がるかと思います。

ただし、振込は翌月以降に繰り越すことができるため、振込手数料を少しでも抑えたいときには助かりますね。

ちなみに、Creemaも中国版がありますが、それ以外の国にはまだ対応していません(執筆時点)。

BASEは?

ハンドメイドアプリ「BASE」

BASE

BASEは簡単にネットショップを開設できる、優れたサービスです。

ですが、

  • ネットショップ作成に時間が掛かる(使いこなすのが大変)
  • 販売手数料が複雑
  • 振込手数料が高い

などのデメリットがあり、初心者向きではありません。

すでにminneなどで販売していて、次のステップとして自分のネットショップを持ってみたい!といった方にはおすすめできます。

具体的な解説手順は、次の記事を参考にしてください。

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「minne」「BASE」ハンドメイド売るならどっちがおすすめ?
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mercariとラクマは?

ハンドメイドアプリ「mercari」

mercari

ハンドメイドアプリ「ラクマ」

ラクマ

mercariとラクマで販売するデメリットは、

  • 値下げ交渉をされる
  • たまに感じの悪い人がいる
  • 一度売れたら、また出品が面倒

です。

値下げ交渉に関しては、プロフィールに「値下げ交渉不可」などと記載すれば回避できますが、それでもたまに交渉はあります。

また、メルカリやラクマは、1回の出品ごとに商品ページを1つ作成する手間がかかります。「在庫」という概念はないため、出品して売れたら、同じ作品を売るためにまた同じページを複製しなければなりません(実際にやってみると分かります)。

minneやCreemaでしたら、売れても「在庫切れ」となり、また売りたくなったら在庫数を増やすだけですぐに販売ができます。

こういった手間を考えると、フリマアプリで積極的に販売すべきではないと考えます。

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まとめ

さいごにもう一度、ハンドメイド作品を販売できる人気アプリの比較表をご紹介します。

アプリ名 カテゴリ 販売手数料(税別) 振込手数料
ハンドメイドアプリ「minne」
minne
ハンドメイド 9.6% 一律220円
ハンドメイドアプリ「Creema」
Creema
ハンドメイド 10% 3万円未満:176円
3万円以上:275円
ハンドメイドアプリ「BASE」
BASE
ネットショップ 3.6%+40円+3%※ 2万円未満:250円+500円
2万円以上:250円
ハンドメイドアプリ「mercari」
mercari
フリマ 10% 200円
ハンドメイドアプリ「ラクマ」
ラクマ
フリマ 3.5% 一律210円
楽天銀行宛は1万円以上で0円

ハンドメイド作品を販売するなら、ハンドメイド専用アプリ「minne」がおすすめです。

すでにminneなどで販売慣れしている作家さんは、次のステップとして「BASE」で自分専用のネットショップを立ち上げてみてください。

あと、今回の比較には出しませんでしたが「ヤフオク!」もありますね。ヤフオク!はメルカリやラクマ以上に中古市場のイメージが強いため、ハンドメイド販売にはあまり向かないアプリです。

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