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どのSNSで集客する?ハンドメイド作品を宣伝するSNSの選び方【4社比較】

2020-10-14

どのSNSで集客する?ハンドメイド作品を宣伝するSNSの選び方【4社比較】
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

SNSにも、文章メイン、写真メインといった具合に、それぞれの個性があり、利用しているユーザー層、雰囲気、使い勝手が異なります。

ここでは、代表的なSNS4つをご紹介するので「どのSNSでハンドメイド作品の宣伝をしよう」と悩んでいる作家さんのご参考になればと思います。

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Twitterで集客

Twitterは140文字以内の短文で文章や画像を投稿するSNS。リアルタイム性が強く、拡散性が高いのが特徴。

Twitterとは

minneのTwitter

ハンドメイドマーケット「minne」のTwitterアカウント

Twitterは140文字以内のメッセージや画像、動画、URLを投稿できるSNSです。文章だけでも投稿できるので、写真や動画が苦手でも気軽に続けられます。

世界的にはFacebookInstagramの方が人気なのですが、日本においては月間アクティブユーザー数がもっとも多いのがTwitterとなっています。

Twitterはフォローしている人、していない人にもシェアなどで情報の拡散がしやすいのが特徴。フォロワー数以上に投稿を見てもらえるチャンスがあります。

Twitterについて - Twitter is

Twitterの活用術

  • 新作の紹介
  • ハンドメイドマーケットへの誘導
  • 出店するイベント情報の告知
  • 手芸用品のセール情報の拡散
  • フォロワー(作家さん、お客様)との交流

自分の作品の紹介や活動についての告知はもちろん、手芸用品のセール情報は他の作家さんや手芸好きな方にとても喜ばれます。「役に立った」と思えばフォローしてくれる可能性も高くなるので、こういった情報を投稿するのもおすすめです。

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Instagramで集客

Instagramは写真やイラストの投稿を中心としたSNS。文章はおまけのような扱いで、画像を共有することを目的とします。

Instagramとは

CreemaのInstagram

ハンドメイドマーケット「Creema」のInstagramアカウント

Instagramは画像を共有するビジュアルメインのSNSです。必ず写真やイラストを投稿する必要があるので、写真撮影が苦でない人向き。

SNSの中でも女性のユーザーが多く、特にファッションやコスメ、グルメ、インテリア、旅行、ペットなどのジャンルが人気。ハンドメイド(手芸)の投稿も多く見かけます。

Instagramはスマホやタブレットのアプリからでしか投稿ができません。ブラウザからは閲覧はできても、投稿はできません。アプリをインストールしてから利用しましょう。

Instagram

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Instagramの活用術

  • 新作の紹介
  • 制作風景の投稿
  • 動画で着用イメージを紹介
  • ショッピング機能でショップへ誘導

写真がメインのInstagramは、新作や制作風景の写真投稿に向いています。動画も投稿できるので、ハンドメイドマーケットでは伝えられないような情報を投稿するのもおすすめ。

また、「ショッピング機能」を使えば、投稿から直接各ハンドメイドマーケットの作品を販売でき、Instagramを見ている人をハンドメイドマーケットの作品ページに案内できます。

ショッピング機能を使うにはハンドメイドマーケットと連携手続きを行わなければなりません。Facebookのアカウントも必要ですので、Facebookを使わない方でもアカウントを取得しなければなりません。かなり手間ですが、プロモーションには大いに役に立つのでそこは挫折せずチャレンジしてみましょう。

直接販売する方法は『Instagramでハンドメイド作品を販売する方法と違反となるケース』で詳しく解説しています。

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Facebookで集客

Facebookは実名とショップ名などで開設することができ、世界でもっとも利用者数の多いSNSです。

他のSNSと比べるとアカウント作成が複雑であったり、運用方法に工夫が必要だったりと、若干ハードルが高いです。

Facebookの特徴

iichiのFacebook

ハンドメイドマーケット「iichi」のFacebookアカウント

Facebookは世界でもっとも利用者数が多いSNSですが、日本国内で見ると、月間アクティブユーザーがTwitterInstagramと比べて少なめ。ユーザーの年齢層は高めで、40代や50代が中心になって利用しています。

Facebookには本名で登録する「個人アカウント」と、ビジネス利用できる「Facebookページ」があります。

個人アカウントでは、本名のほか、住所や出身校などを公開し、リアルな友人とつながり近況を報告し合うのに向いています。

Facebookページはショップ名やサービス名で開設するアカウントです。ビジネス利用を目的としてショップの宣伝等に利用できます。Instagramのショッピング機能を使うには、このFacebookページが必要となります。なお、Facebookページだけの利用目的でも、あらかじめ個人アカウントの取得が必要となります。

Facebook - ログインまたは登録

Facebookの活用術

  • 個人アカウントで友人や知人にショップの告知
  • Facebookページで商品紹介
  • Facebookページをショップのホームページとして運用

個人アカウントをすでに取得しており、友人や知人とのつながりがあれば、そのコミュニティを活かしてショップの宣伝をしてみるのも良いでしょう。ただし、知らない人にまで「身バレ」してしまうので、プライバシーが気になる方は検討が必要です。

Facebookページはショップのホームページ代替ツールとしての運用ができます。アカウントの作成は少し手間ですが、開設しておくとInstagramのショッピング機能が利用できるようになりますので、ぜひアカウントを取得してみましょう。

noteで集客

noteはブログとSNSの中間のようなサービスです。文章メインでも写真メインでも自由なスタイルで使え、投稿したコンテンツを有料化することも可能。

2020年には月間アクティブユーザーが2000万人を超え、今もっとも注目すべきSNSとなっています。

noteとは

minneのnote

ハンドメイドマーケット「minne」のnoteアカウント

noteは新しい形のソーシャルメディアです。リリースされたのは2014年4月。比較的新しいSNSです。

シンプルなデザインのプラットフォームで、投稿内容に決まりはありません。Twitterのような文字数の制限はありませんし、文章メインでも、写真メインでもありません。イラストや写真、マンガだけを投稿する人もいますし、ブログのように文章メインで投稿する人もいます。ボイス投稿も可能で、個人ラジオとして運用しているユーザーもいます。

このように、noteの使い方は自由。ブログサービスのようでもあり、SNSのようにも機能します。

note ――つくる、つながる、とどける。

noteの活用術

  • ホームページとして運用する
  • 名刺代わりに運用する
  • 制作秘話などを投稿する
  • 「サポート」で支援してもらう
  • 有料記事を投稿する

noteは投稿記事を「プロフィール」に固定表示したり、「仕事依頼」に設定することができます。これをホームページや名刺代わりに使うことができます。

「サポート機能」や「有料記事」があるのも特徴。

サポート機能とは、「投げ銭」のようなもので、記事を読んだ人が「支援したいな」と思ったら、投稿者に投げ銭ができます。

有料記事とは、課金した人しか読めない記事のこと。たとえば「初心に帰ろう。ハンドメイド作品が売れないとき、見直すべきこと3つ」といった記事を有料化することができます。

使い方はあなた次第なので、試行錯誤して自分なりの運用方法を見つけてみると良いでしょう。

どのSNSがおすすめ?SNSの選び方

この記事では代表的なSNSをご紹介しました。できればすべて運用するのが理想ですが、時間的な余裕がないためそれは現実的ではありません。自分に合ったSNSを選び、そこに集中して取り組みましょう。

SNS選びのポイント

文章メイン、写真メインといった具合に、それぞれのSNSには特徴があり、利用しているユーザー層にも違いがあります。また、SNS内の雰囲気や使い勝手も異なり、合う合わないがあります。

正直、私はSNS運用が苦手で、フォロワーも全然いません。ブログ運営の方が楽しく、集客ができているので今はそちらに力を入れています。このように、自分が楽しいと思える集客方法を見つけるのがポイントです。

ご紹介したSNSそれぞれの特徴をまとめておくので、自分に合ったSNSを選択しましょう。

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Twitterがおすすめの方

twitterのアイコン

  • 文章・画像問わず、さまざまな形で投稿したい
  • 最新情報をいち早くキャッチしたい、発信したい

Twitterは140文字以内の文章と画像・動画を投稿。日本国内においてはアクティブユーザー数がもっとも多く、拡散力が高いのも特徴。新作の公開やイベント情報の告知、作家さん同士のコミュニティなど、幅広い使い方ができます。

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Instagramがおすすめの方

Instagramのアイコン

  • 写真撮影が好き
  • ショッピング機能を利用したい

写真や動画が中心のSNS。それだけに、撮影のクオリティが求められます。写真撮影が好きな人におすすめ。ハンドメイドマーケットと連携できる「ショッピング機能」を使えば、お客様をスムーズにショップへ誘導できます。

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Facebookがおすすめの方

Facebookのアイコン

  • 匿名よりも、実名で運用したい(個人アカウント)
  • Instagramのショッピング機能を利用したい(Facebookページ)

世界的にはもっとも利用ユーザー数が多いSNSですが、日本国内においては他のSNSに劣ります。年齢層は高め。本名で登録する「個人アカウント」と、ビジネス利用できる「Facebookページ」があります。Facebookページはショップのホームページとしての運用もできます。

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noteがおすすめの方

noteのアイコン

  • ブログもやってみたい
  • シンプルなプラットフォームが好き
  • 収益化にも興味がある

ブログのようでもあり、SNSのようにも機能するサービス。シンプルなプラットフォームで使い方の自由度が高いのが特徴。投稿内容はブログのように文章メインでもOK。サポートや有料記事で収益化も可能。

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SNS運用のポイント

SNSは基本的にはコミュニケーションツールです。お客様やハンドメイド作家さん、手芸好きな方との交流を楽しむもの。宣伝ばかりの投稿は興味を持たれないどころか嫌われます。

とはいえ、運営目的は売上アップのための宣伝だと思いますので、適度に宣伝はしたいところ。

ポイントは、「いかにも宣伝」にならないこと。「新作公開しました!ぜひ買ってください」なんて投稿では効果がありません。宣伝っぽくならないように、制作の裏話だったり、着用イメージを動画で見せたりと、投稿にも一工夫が必要。

見る人が「なんとなくこの作家さん、良いな」と思えるようなSNS運用を心がけましょう。

まとめ

SNS 特徴 こんな人におすすめ
twitterのアイコン
Twitter
140文字以内の文章と画像・動画を投稿。リアルタイム性・拡散力が高い。 ・文章・画像問わず、さまざまな形で投稿したい
・最新情報をいち早くキャッチしたい、発信したい
Instagramのアイコン
Instagram
写真や動画が中心のSNS。撮影のクオリティが求められる。「ショッピング機能」を使えば、お客様をスムーズにショップへ誘導できる。 ・写真撮影が好き
・ショッピング機能を利用したい
Facebookのアイコン
Facebook
「個人アカウント」と、ビジネス利用できる「Facebookページ」がある。Facebookページはショップのホームページとしての運用もできる。 ・匿名よりも、実名で運用したい(個人アカウント)
・Instagramのショッピング機能を利用したい(Facebookページ)
noteのアイコン
note
ブログのようでもあり、SNSのようにも機能するサービス。使い方の自由度が高い。サポートや有料記事で収益化も可能。 ・ブログもやってみたい
・シンプルなプラットフォームが好き
・収益化にも興味がある

SNSにも、文章メイン、写真メインといった具合に、それぞれの個性があり、利用しているユーザー層、雰囲気、使い勝手が異なります。

実際に使わないと分からない部分もあるので、気になるSNSは躊躇せずに運用してみることをおすすめします。

複数のSNSを併用していく中で、人気が出たSNS、運用していて「楽しい」と思えるSNSに絞っていくのが良いでしょう。

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ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

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