本記事は広告を含みます

「minne」と「BASE」の違い比較|ハンドメイド売るならどっち?

「minne」と「BASE」

ハンドメイド作品をインターネット上で販売する方法といえば、「ハンドメイドマーケット」や「ネットショップ」を使うのが定番。この 2 つの販売方法の中でも特に人気なのが「minne」と「BASE」。

いずれもインターネット上で売買するので差がないように思えますが、サービス形態が異なるので、コストや機能、サポート面で大きな違いがあります。これらの違いは売上が増えていくにつれて大きく影響するので、先を見据えてどちらで売るかを選択することが大切です。

この記事では、「minne」と「BASE」のどちらで販売をはじめようか迷っている人に向けて、両社の特徴や違いを詳しく解説しています。最終的にどちらで売るべきなのかもご紹介しているので、ぜひ販路選びのご参考にしてください。

minne も BASE も、良い面・悪い面があります。しっかり比較して、納得してから販売しましょう。

スポンサーリンク

あわせて読みたい
初心者向けハンドメイド販売サイト9社比較|選び方とおすすめも解説
初心者向けハンドメイド販売サイト9社比較|選び方とおすすめも解説

今すぐ読む 

minne の特徴

minne は、手作りの製作物や手芸材料を売買できる国内最大級のハンドメイドマーケットです。サイト自体に集客力があり、モノづくりに関心の高い人たちが集まります。リアルイベントの開催にも力を入れており、参加することで他の作家との直接の交流ができます。

国内最大級のハンドメイドマーケット

minne(ミンネ)のトップページ

サービス名 minne
出店料・出品料 無料
販売手数料 10.56%(税込)
※作品価格+購入オプション価格+送料
振込手数料 一律220円
入金サイクル 月末締めの翌月末振込

minne(ミンネ)は、ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をインターネットを介してつなぐ国内最大級のハンドメイドマーケット。手作りした製作物のほか、製作に必要な手芸材料などの売買ができます。

minne をはじめとするハンドメイドマーケットは、複数のハンドメイド作家のお店で構成されています。実際のお店で例えるなら「ショッピングモール」のイメージで、そこに間借りする形で自分のお店を構えます。

手数料は、作品が売れたときと、売上を振り込むときに発生します。売れたときに発生するのは「販売手数料」で、注文の総合計(作品価格+購入オプション価格+送料)に対して 10.56%(税込)となっています。振り込むときに発生するのは「振込手数料」で、1 回の振込につき一律 220 円です。

あわせて読みたい
minneの販売手数料と振込手数料はいくら?他社との比較も解説
minneの販売手数料と振込手数料はいくら?他社との比較も解説

今すぐ読む 

モノづくりに関心の高い人が集まる

minne の強みは、サイト自体に集客力があること。テレビ CM やインターネット広告、SNS などによる広告宣伝活動をサイト側が積極的に行っているので、ハンドメイドマーケットとしての認知度が高く、お客様からの信用も厚いです。

サイトを訪問する客層は、世界にひとつしかない独創性に魅力を感じたり、人の手によって作られるものに温かみや愛着を感じる人がほとんど。そのため、独自の集客をしなくても、モノづくりに関心の高い人に自分の作品を見てもらえます。

「minne's セレクト」「注目ショップ」「特集」と呼ばれる選抜コーナーで、テーマに合った作品や作家を紹介してくれるのも minne の良いところ。自分の作品やお店が取り上げられれば、数十万規模のお客様の目に留まるチャンスがあります。

作家同士の交流の場が設けられている

minne はインターネットを軸としたサービスでありながら、リアルでの活動にも力を入れています。作家とお客様が対面で売買できるイベント(フェス)や、作家としてのスキルアップを図るための勉強会(セミナー)など、年間を通して数多くのイベントを minne が主催となって開催しています。

こういったリアルイベントには minne で活動中のハンドメイド作家も集まるので、参加することで他の作家さんとコミュニケーションを取れます。インターネット販売は人と直接 会って交流することがほとんどないので、同好の士が集まって意見交換できる機会があるのも minne の魅力のひとつ。作家同士の交流の輪を広げていけば、情報交換ができたり、創作の良い刺激になったりします。

BASE の特徴

BASE は、開業実績 6 年連続 No.1 の ASP 型のネットショップ作成サービスです。直感的な操作だけで、思い通りのページをデザインできる自由度の高さが魅力。無料ではじめられ、手数料も安く設定されています。

開設実績 No.1 のネットショップ作成サービス

BASEトップページ

プラン スタンダードプラン グロースプラン
初期費用 0円 0円
月額費用 0円 1 ヶ月払い:19,980円
12ヶ月一括払い:198,960円
決済手数料※ 商品が売れたときに発生
3.6% ~ + 40円
商品が売れたときに発生
2.9% ~
サービス利用料 商品が売れたときに発生
3%
-
振込手数料 売上を振り込むときに発生
250円
売上を振り込むときに発生
250円
お急ぎ振込手数料 入金を早めるときに発生
振込申請金額の1.5%
入金を早めるときに発生
振込申請金額の1.5%
事務手数料 振込申請額2万円未満で発生
500円
振込申請額2万円未満で発生
500円
入金サイクル 振込申請日から 10 営業日後 振込申請日から 10 営業日後

BASE は、ASP 型のネットショップ作成サービス。ASP 型とは、商品の販売や購入に必要なネットショップの機能全般をレンタルして、インターネット上に独立した店舗を開設するサービスのこと。イメージとしては「街中の個人店」で、BASE で開設した他のお店とは完全に切り離されています。

ネットショップ作成と聞くと難しそうに思えますが、BASE は専門知識や特別なスキルがなくても簡単にオリジナルのショップを開設できるようになっています。その手軽さが人気を集め、開業実績は 6 年連続 No.1 。BASE で 開設されたショップ数は 200 万店舗以上もあります。

手数料が安い

BASE の料金プランは 2 種類。月額無料の「スタンダードプラン」であれば、初期費用や月額料金はかかりません。手数料がかかるのは、商品が売れたときと売上を振り込むときだけ。売れたときの手数料は「決済手数料」と「サービス利用料」の 2 つで、1 回の注文の総合計(送料含む)に対して 3.6% ~ + 40円 + 3% がかかります。一般的なハンドメイドマーケットやフリマアプリの販売手数料が 10 %前後なので、それらと比較すると安くなっています。

売上を振り込むときに発生するのは「振込手数料」で、1 回の振込につき一律 250 円。振込は申請式。毎月の売上が少額であっても翌月以降に繰り越し、ある程度の金額になってからまとめて振り込んでもらうことで、振込手数料を節約することができます。これとは別に「事務手数料」がありますが、振込申請額が 2 万円以上なら発生しません。

なお、スタンダードプランとグロースプランの違いは手数料だけで、使える機能やサポート体制に変わりはありません。

あわせて読みたい
BASEで販売者が負担する手数料と運営費用まとめ
BASEで販売者が負担する手数料と運営費用まとめ

今すぐ読む 

ショップを自由にカスタマイズできる

BASE は、ショップ(ページ)のデザインを自由にカスタマイズできるようになっています。デザインと言ってもレイアウトや配色を 1 から考えるのではなく、ひな形となるテンプレートを選択し、それを基にアレンジしていくだけ。WEB スキルやデザイン知識がなくても、直感的な操作だけで思い通りのショップをつくれるようになっています。作品の世界観やイメージをショップのデザインに落とし込めば、お客様にブランドの個性を訴求しやすくなります。

また、BASE は独立した店舗を構える形態であるため、ハンドメイドマーケットやフリマアプリのように、自分の販売ページに他の出品者(お店)が表示されないのも良いところ。新作や人気作に埋もれたり、似たような作品とクオリティや価格などの面で比較されることがないので、価格競争に巻き込まれなくなります。

minne と BASE の違い

minne と BASE は大小さまざまな違いがあります。販売するうえで特に重視したいポイントは以下の 7 項目。

  1. サービス形態
  2. 集客力
  3. 販売手数料
  4. 売上の入金スピード
  5. 機能数
  6. カスタマイズ性
  7. リアルイベントの開催

これらの違いは、使いやすさや売れ行きに影響する可能性の高いものです。1 つずつ解説していくので、どういった違いがあるのかをチェックしていきましょう。

1. サービス形態

ハンドメイドマーケットとネットショップの違い

minne と BASE は、サービス形態が異なります。minne は「ハンドメイドマーケット」で、BASE は「ASP 型のネットショップ作成サービス」に分類されます。

ハンドメイドマーケットは、複数のハンドメイド作家で構成されています。実店舗で例えるなら「ショッピングモール」で、そこに間借りする形で自分のお店を出店します。数多くのお店が集まっているため、知名度がないと人気作や新作に埋もれやすいです。ライバルの多い人気のジャンルだと、自分と似たような作品やお店とクオリティ面や価格面で比較検討されやすいです。

ASP 型のネットショップ作成サービスは、インターネット上に独立した店舗を開設します。実店舗で例えるなら「街中の個人店」で、他のお店とは完全に切り離されています。ハンドメイドマーケットのようにライバル店の作品が表示されることがないため、自分のお店から他店へと離脱される心配がありません。

「他の作家が表示されない」という意味では、BASE の方が売りやすい。

2. 集客力

ハンドメイド販売サイトの集客の仕組みと集客力の違い

minne と BASE は、集客力が異なります。集客力とは「お客様をお店に呼び込む力」のこと。

minne をはじめとするハンドメイドマーケットは、サービス側がさまざまなメディアで広告・宣伝を行っているほか、出店者も個々に SNS などで訪問客を増やす努力をしているので、個人の力では到底 実現できないような集客力があります。そのため、新規出店者でもたくさんのお客様に自分の作品を見てもらえるチャンスがあります。

前述したよう に新作や人気作には埋もれやすいものの、それでも大勢のお客様で賑わっている場所に出店できる、というのは大きなメリットと言えます。

BASE も minne に負けないくらいの認知度があり、ショップ開設者も多い人気のサービスですが、サイトの集客力をそのまま自分のお店に活かすことはできません。BASE はネットショップ開設のお手伝いをするサービスであって、集客は基本的にお店 任せになっています。

ただし、BASE には「Pay ID(ペイ アイディー)」があるため、完全に集客力がないわけではありません。Pay ID とは購入者向けのショッピングアプリで、ハンドメイドマーケットのように多数のお店で構成されています。BASE でショップを開設すると自動的に Pay ID にも出店できるので、アプリ経由でお客様が訪問する可能性があります。

また、BASE は集客を手助けする機能も豊富に提供しているので、これらを上手く活用することで訪問者数を増やすことができます。

集客力は minne の圧勝。

3. 販売手数料

minne と BASE は、どちらも無料で出店・出品ができます。費用がはじめて発生するのは、ハンドメイド作品が売れたときの「販売手数料」。

minne の販売手数料は、注文の総合計に対して 10.56% です。

BASE の場合、商品が売れたときに発生する手数料は「販売手数料」という名目ではなく、「決済手数料」と「サービス利用料」となっています。「決済手数料」と「サービス利用料」は、1 回の注文の総合計に対して 3.6% ~ + 40円 + 3% です。

サイト名 販売手数料 手数料の対象範囲 3,000円の商品が
売れたときの手数料
minne 10.56% 注文の総合計
(作品価格+購入オプション+送料)
316円
BASE 3.6%~+40円+3% 1 回の注文の総合計(送料含む) 238円

ハンドメイド作品が売れたときの手数料は、minne よりも BASE の方が安く設定されています。注文数が増えると手数料の高さが気になってくるので、少しでも利益を多く残しておきたいなら、手数料の安い BASE で売った方が良いでしょう。

手数料の安さで選ぶなら BASE。

4. 売上の入金スピード

minne と BASE の入金スピードの違い

minne や BASE に出品したハンドメイド作品が売れると、「売上」が発生します。売上はお客様から直接いただくのではなく、サービス側に預け、条件を満たした場合に自分の口座に振り込まれます。

売上が振り込まれる条件と売上が振り込まれるまでの日数は、minne と BASE で異なります。

サービス名 振り込まれる条件 振り込まれるまでの日数
minne 月末の締め日の時点で
売上代金の合計が1,000円以上
月末〆の翌月末
BASE 振込申請をしたとき 振込申請日から 10 営業日後

入金スピードが早いのは BASE です。月初に売上があった場合、BASE は振込申請した日から 10 日営業日後に振り込まれますが、minne は翌月の末日まで待たなくてはなりません。

取引金額が増えてくると入金サイクルが気になるので、お店が成長したときのことを考えると、入金スピードが早い BASE で売った方が安心だと言えます。

BASE なら資金繰りに悩まされない。

5. 機能数

minne でハンドメイド作品を売る場合、サービス側が用意したいくつかの機能を利用することになります。自分で機能を追加することはできません。

これは BASE も同じですが、用意されている機能数には大きな差があります。機能の違いは以下の表にまとめてあるので、あらかじめどんな機能があるのか、自分のやりたいことができるかを確認しておくと良いでしょう。

機能 BASE minne 機能詳細
物販 配送が必要となる有形の商品の販売
デジタル商品販売 画像などのデジタルデータの販売
テイクアウト販売 × 店頭受け取り商品の販売
アイテム登録数 無制限 無制限  出品や公開できる商品の数
アイテム画像数 20枚 25件 1 つの商品に登録できる画像数
品番管理 × 商品ごとに独自の商品管理コードを登録
アイテム一括登録 × 大量の商品をCSVファイルで一度に登録
ラベル機能 × 商品画像左上に「SALE」などを表示
セール機能 × 商品ごとにセール価格を設定
クーポン機能 × 設定条件に合わせてクーポンを発行
レビュー機能 商品ページに購入者レビューを表示
デザインテーマ 無料:16
有料:40以上
× ショップデザインの雛形の種類
HTML編集 × HTML / CSS / JavaScriptの編集
PC/SP対応 パソコン・スマホ画面への最適化
SSL対応 インターネット上の重要なデータを暗号化
独自ドメイン × ショップURLを任意の文字列に変更
SEO対策 × 各ページに「description」などを設定
アクセス解析 訪問者数や滞在時間などの情報を確認
Google Analytics × GAと連携してアクセスを詳しく分析
ロゴ非表示
(月500円)
× ショップ内のサービスロゴを非表示
ブログ機能 ブログの作成(minne は「レター」)
フリーページ作成 × 自由フォーマットのページ作成
動画埋め込み 商品ページに動画の埋め込み
自動リンク × 商品説明にURL記載でリンク自動生成
カテゴリ設定 商品をカテゴリで整理(minne は「シリーズ」)
SNS連携 各SNSアカウントと紐づけ
インスタ販売 × 投稿写真に商品ページのリンク挿入
インスタ広告 × 商品をInstagram広告として配信
TikTok広告 × 動画広告をTikTok上に掲載
note連携 × noteのストアページに商品を掲載
メールマガジン × 購入者や会員にメルマガを発信
チャット × 顧客の問合せにチャットで即時対応
お知らせ表示 × トップページに「お知らせ」を表示
プレスリリース × プレスリリース配信サービスの連携
Googleで集客 × Google Merchant Centerとの自動連携
広告タグ × コンバージョンタグを設置
会員制度 × 会員限定商品などの販売
抽選販売 × 抽選の当選者だけに商品を販売
年齢制限 × ショップ訪問者に年齢確認を求める
定期販売 × 一定間隔で同じ商品を継続的に売る
購入数量制限 × お客様1人あたりの購入数を設定
バリエーション設定 商品ごとにサイズやカラーを設定
期間限定販売 × 指定日時に商品を公開・非公開
予約販売 × 発売前の商品の予約注文の受付
まとめ割引 × × 複数商品の同時購入で割引を設定
アイテム限定公開 × 特定の購入者のみにショップを公開
再入荷通知 × 在庫が復活した際に自動でメールを配信
送料設定 都道府県ごとや地域一律の送料設定など
配送日指定 × 購入者が配送希望日を選択
ヤマト運輸と連携 全国一律料金、匿名配送などを利用
送り状CSV出力 × 配送伝票を一括でダウンロード
売上データDL × 入出金データをCSV形式でダウンロード
注文データDL × 購入商品などの注文情報を一括でダウンロード
納品書出力 販売商品の納品書をPDFファイルで作成
freee連携 × 会計ソフト「freee」と連携して帳簿管理
MoneyForward連携 × 会計ソフト「MoneyForward」と連携して帳簿管理
倉庫サービス × 商品の保管・梱包・発送の業務を代行(有料)
メール自動配信 × 注文時やキャンセル時にメールを自動送信
決済手段
カスタマイズ
× 各種決済方法の ON・OFF 設定
お急ぎ振込 × 売上の振込を早める機能(有料)

※上記はサービス側が機能として提供しているかどうかなので、売り方を工夫したり外部サービスを利用すれば自分で解決できるものもあります。

BASE は、「セール機能」「メルマガ発行」「インスタ販売」をはじめとする販促機能を数多く提供しています。対して、minne は最低限の機能しか提供していません。今後、minne の機能数は充実していくと思われますが、それは BASE も同じこと。基本的には、minne が BASE の機能数を上回ることはありません。

提供してる機能数は BASE の圧勝。

6. カスタマイズ性

BASEのデザインテンプレート

BASEのデザインテンプレート

minne は「サイト全体で 1 つのお店」としているため、ページのデザインやレイアウトが決められています。出品者が自分の好きなように配色を変えたり、見やすいようにページのレイアウトを変えたりといったことができません。

BASE は、ネットショップの機能全般をレンタルして「自分のお店(個人店)」を構築していくので、ページのデザインやレイアウトを自由にカスタマイズできます。カスタマイズといっても難しいことはなく、豊富なデザインテンプレートの中から好きなものを選んで、それを基に自分なりにアレンジしていくだけ。直感的に操作していくだけで、見栄えの良いページを簡単に作成できるようになっています。

BASE なら個性的なページデザインにできる!

7. リアルイベントの開催

minneのハンドメイドマーケット2023の会場の様子

minneのハンドメイドマーケット

minne は、 1 日で数万人規模のお客様が来場する「minne のハンドメイドマーケット」をはじめ、全国各地でさまざまなハンドメイド販売・ワークショップイベントを開催しています。このほか、トークイベントやセミナーなども定期的に実施しています。

リアルイベントに参加するメリットは、同じ分野に関心のある人と直接 会って話せること。販売イベントならお客様と、トークイベントやセミナーなら他の作家との交流を深められます。

BASE はこういったリアルイベントをほとんど開催していませんから、他の販売者と交流する機会は滅多にありません。

他の作家との交流を深めるなら minne 。

どっちで売るのがおすすめ?

minne と BASE は、手数料や機能などさまざまな面で違いがあります。それぞれに長所・短所があるので、自分自身でよく比較し、あなたが続けやすいサービスを選び育てていくことが大切です。

ここでは、minne と BASE がどういった人に向いているサービスなのかをご紹介しています。どちらで販売するか迷っている人は、より自分に合っていると思うサービスを選択してみてください。

minne が向いてる人

minne(ミンネ)のトップページ

集客に時間や労力を割けない人には、ハンドメイドマーケット「 minne(ミンネ) 」がおすすめです。

minne は、潤沢な資金をテレビ CM やインターネット広告などの有料広告に費やしているため、個人の力では到底 実現できないような集客力があります。極端な話し、無名の新規出店者が独自の集客を行わなくても、サイト内検索などで一定数の流入が期待できるのです。

さらに、「minne's セレクト」「注目ショップ」「特集」と呼ばれる選抜コーナーで、テーマに合った作品や作家を紹介してくれるのも minne の良いところ。こういった企画に自分の作品が取り上げられれば、数万~数十万人のお客様に見てもらえるチャンスがあります。

このように、はじめから集客の土台ができており、サービス内でもさまざまな方法でハンドメイド作家の集客を支援してくれるのが minne の強み。BASE に比べると販売手数料は高いものの、手数料は広告・宣伝のためと思えば納得できるのではないでしょうか。

\ 公式サイトはコチラ /

minne で販売する

BASE が向いてる人

BASEトップページ

ブランディングや差別化を図りたい人には、ネットショップ作成サービス「 BASE(ベイス) 」がおすすめです。

minne とは違い、BASE は自分のショップ(販売ページ)のデザインやレイアウトを自由にカスタマイズできます。作品へのこだわりやブランドの世界観をページデザインに落とし込み、個性的なショップに仕上げれば、類似品との違いを訴求しやすく、ブランディングによって自身の価値を築き上げることができます。

また、minne のようにページ内にライバル作家の作品が表示されることはないので、「新作や人気作に埋もれる」「類似品とクオリティ面や価格面で比較される」といったストレスがありません。

心配なのは集客だと思いますが、BASE は購入者向けのショッピングアプリ「Pay ID」からの流入があるので、完全に集客力がないわけではありません。「インスタ広告」「TikTok 広告」など、minne にはない集客機能も豊富に用意されています。

また、販売手数料は minne よりも安いので、その差額を SNS 広告や Google 広告などの有料広告に投資する、という手段もあります。集客機能や有料広告を上手に使えば、集客に困ることはなく賢くショップ運営ができるでしょう。

\ 公式サイトはコチラ /

BASE で販売する

まとめ

この記事の まとめ として、minne と BASE の特徴をメリット・デメリットに分けて整理してみました。違いを把握するのに役立ててください。

minne のメリット・デメリットは次の通り。

メリット デメリット
集客力が高い 新作や人気作に埋もれがち
抜群の知名度 販売手数料が高め(10.56%)
モノづくりに関心の高い人が集まる 入金が遅い(月末締めの翌月末払)
リアルイベントを多数 開催 ページデザインが決まってる

BASE のメリット・デメリットは次の通り。

メリット デメリット
他人の作品が表示されない 集客努力が必要
売れたときの手数料が安い
(3.6% ~ + 40円 + 3%)
ページデザインが自由
集客・販促機能が豊富
入金スピードが早い

このように、メリットもあれば、デメリットもあります。自分が続けやすいサービスを選び育てていきましょう。

迷ったら両方で販売して、軌道に乗った方に絞るのもあり!

ハンドメイド売るなら「BASE」

ハンドメイド作品を売るなら
開設実績 6 年連続 No.1 の「BASE」。

利益を圧迫しない手数料。
豊富な集客・販促機能。
自分の個性を出せるカスタマイズ。

販売に必要なもの、すべて備わってます。

\ まずは無料ではじめる /

今すぐショップを作る(無料)

売れるまで費用は発生しません

-ネット販売
-,