私の旦那のお義母さまは、関東で手芸教室の講師をしています。
私もいつか自分のハンドメイド教室を開いてみたい!とあこがれていたので、教室を開講するにあたって気になることをいくつか質問してみました。
今回は、「ハンドメイド教室やワークショップの講師として人に教えるために、資格は必要?」についてご紹介します。
教えるために必要な資格はない
手芸教室の講師をしている義母に、
手芸を人に教えたり教室の開催にあたって、資格って必要ですか?
と聞いたところ、以下の回答が返ってきました。
特にいらないよ。
でも集客するために、美大でたとか、その筋の有名な先生に手ほどきを受けていることは大切だと思います。
例えば私は、パッチワークなのでキャシー中島先生に習いに行きました。
日本手芸協会の公認講師だとか。何とか展で入賞したとか。実績があるといいね。
ハンドメイド教室を開講したり、1日だけのワークショップ(体験型講座)を行うために必要な資格はありません。
ハンドメイドに関する資格はいろいろありますが、「この資格を持っていないと、人に教えてはいけない」という決まりはないのです。
「ハンドメイドが好き」「この手芸をたくさんの人に広めたい!」という気持ちがあれば、どなたでも講師になるチャンスがあります。
資格を取った方が良いケース
ハンドメイド教室の講師になるために必要な資格はありません。実際、義母は資格を持っておりませんが、多くの生徒さんを抱える講師として活躍をされています。
資格がなくても活躍できている理由は、
- 手芸歴が長い
- その筋のプロに教わっている
- 展示会などの出展実績が多い
からだと思います。
手芸歴は20年以上あり、さらにハワイアンキルトの第一人者であるキャシー中島先生に教わりに行って、展示会にもよく出展されています。
こうなると、実績があるので、資格がなくても教える人から信頼されますよね。
反面、私のように手芸歴が浅く(3年程度)、その筋のプロに教わっていない、展示会への出展経験もない、となると教える人から信頼を得るのは難しいでしょう。
信頼を得られないと、集客が難しくなります。
ですので、実績がないハンドメイド作家さんが講師を目指す場合は、資格取得がおすすめです。教えたい手芸の認定資格を持っていることで、生徒さんから信頼され、また、自分も自信をもって教えることができます。
まとめ
ハンドメイド教室を開講したり、1日だけのワークショップを行うために必要な資格はありません。
必要なのは「実績」です。実績があれば生徒さんから信頼され、集客がしやすくなるためです。
実績がないハンドメイド作家さんは、経験をたくさん積むか、もしくは資格を取ることも視野に入れてみてください。
また、自分自身も生徒として、いくつか手芸教室やワークショップに参加し、教え方について研究することも大切だと考えます。
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ハンドメイド教室はどんな場所で開ける?
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