私の旦那のお義母さまは、関東で手芸教室の講師をしています。そんな大先生に、ハンドメイド教室を開講するにあたって気になることをいくつか質問してみました。
前回は「ハンドメイド教室やワークショップの講師をするのに資格は必要?」についてご紹介しました。
今回は、「ハンドメイド教室はどんな場所で開ける?」について伺ったことをご紹介します。
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教室が開ける場所
まず、ハンドメイド教室が開ける場所について伺いました。
教室が開ける場所は、
- 自宅
- カフェ
- 公共施設
- カルチャー教室
- レンタルスペース
- 手芸店やホームセンターなどの手芸用品売り場
などがあるそうです。
私のお義母さまははじめ、自宅で生徒さんをあつめて手芸教室を開いていましたが、現在は公共施設やカルチャー教室で講師をしています。
自宅で教室を開く
次に、自宅で教室を開くメリット・デメリットをそれぞれ伺いました。
メリット
- 場所代がかからない
- 時間の制限がない
- 予定が自由に組める
- 自分が教室に出向かなくて良いので楽
自宅でハンドメイド教室を開けば、場所代がかからず時間の融通も利くそうです。居心地の良いアットホームな雰囲気で教室を開けるのが、自宅教室のメリットですね。
デメリット
- 個人情報が知られてしまう
- 部屋を片付けなければならない
- 家族に迷惑がかかる
- 近隣住民に迷惑がかかる
- 人数分の椅子やテーブルをそろえる必要がある
自宅でもっとも気になるのが、「家の場所を教えてしまう」こと。生徒さんが来るたびに部屋を片付けなければならないのも大変だそう。休日の開催だと家族に迷惑が掛かかることも。
集合住宅の場合だと、近隣住民に騒音による苦情を受けることも考えられるようです。人が集まっておしゃべりをすると、想像以上にうるさいものです。
自宅以外で教室を開く
さいごに、自宅以外(公共施設やレンタルスペースなど)で教室を開くメリット・デメリットをそれぞれ伺いました。
メリット
- 生徒さんが気軽に参加できる
- 教室の開催場所を選べる
- 通行人の目を引くことができる
生徒さんによっては、自宅よりも公共施設やカフェなど外のほうが気楽に参加できることもあるようです。人の家に行くって、なんだか緊張しますからね。
外でハンドメイド教室を開けば、通行人の目にとまって、興味を引くこともできるそうです。あまりないそうですが、興味をもった人が「生徒になりたい」と言ってくることも。
好きな場所を選んで教室を開けるのも、自宅の外で開催するメリットだそうです。
デメリット
- 場所代がとられる
- 施設・店側との交渉が大変
- 時間制限がある
- 営利目的だと貸してくれないケースがある
教室を借りるとなると、多かれ少なかれ場所代が発生するようです。生徒さんの人数が少なかったり、受講料の設定を間違えると、赤字になってしまうこともあるとか。
公共施設だと安く借りれることもあるようですが、「営利目的だとダメ」と断られる可能性があるんだそう。
自分にあった立地、予算、雰囲気、時間帯で貸してくれる場所を探すのは、かなり大変なようです。
まとめ
ハンドメイドを教える場としては、「自宅」か「自宅以外」が考えられます。
自宅で開けば、場所代も掛からず時間の融通が利きます。可能であれば、まずは自宅で始める方が良いそうです。
自宅で教室を開くことが難しいようなら、カフェやレンタルスペースと言った場所を貸してくれるところを探さなくてはなりません。自分の予算や生徒さんの通いやすさなどを考慮して、最適な場所を探すと良いそうです。
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