私の旦那のお義母さまは、関東で手芸教室の講師をしています。私自身、教室を開くことに興味があったため、気になることをいくつか質問してみました。
前回は「いくらで教える?ハンドメイド教室の受講料の決め方」についてご紹介しました。
今回は、「いつ教える?ハンドメイド教室の開催時間の決め方」について教わったことをまとめました。
教室の開催にあたっては、料金・場所・時間決めはとても悩みどころだと思います。ぜひこの記事をご参考に。
生徒となる人の都合で考える
ハンドメイド教室の時間を決めるとき、まず、どんな生徒さんが来るか?その人の都合の良い時間帯はいつか?を考えます。
たとえば、アクセサリーなど若い人向けのハンドメイド教室を開催するとします。この場合、生徒さんは平日の日中に働いていたり子育てに忙しいと考えられます。だとしたら、土日の日中に教室を開催すると都合が良く、参加しやすくなるかもしれません。
お義母さまは、年齢層が高い人向けのハンドメイド教室を開催しているため、平日の日中に教室を開催しています。
このように、生徒さんの都合を考えて、参加しやすい時間帯を選ぶことが重要だそうです。
ただし、生徒さんの都合に合わせすぎるのも良くありません。
お義母さまは、「絶対に土日はやりたくない」と決めていて、平日のみの開催にしています。自分の生活スタイルに合わない時間帯には開催しない!と決めるのも、長く続ける秘訣なのでしょう。
1レッスンの開催時間は?
あまりにもレッスン時間が長いと、生徒さんが疲れてしまったり、集中力がきれておしゃべりタイムが始まることも多いとか。
ですので、1レッスンは2時間程度にした方が良いそうです。
たとえば、午前中なら10時前後に開始し、そこから2時間。午後の部なら13時前後に開始し、15時まで。夜の部なら、19時くらいからはじめます。
場所をレンタルしている場合は延長ができず、反対に、時間の制約がない自宅だと、ダラダラと延長してルーズになりがちに。レッスンの時間はきっちり決めて教えるのがポイントだそう。
時間オーバーの対策
ハンドメイド教室を開催していると、よくあるのが予定より時間をオーバーしてしまうこと。長年、講師をしているお義母さまもよく時間オーバーしてしまったことがあるとか。
対策を伺ったところ、
- 要領よく教えるよう準備する
- おしゃべりが長引かないよう注意を払う
- タイマーをセットして区切りをつける
をされているそう。
限られた時間で教えたいことを教えきるには、要領よく講座を進められるよう事前の準備が大切。時間配分を決めて、イメージトレーニングするのも効果的ですね。
まとめ
ハンドメイド教室の開催時間は、生徒となる人のライフスタイルを考え、参加しやすい時間帯を選びましょう。1レッスンは、2時間程度が目安です。
自宅でハンドメイド教室を開くなら、自分の都合で自由に決められるので、特に悩むことはないと思います。
一方、場所をレンタルするのなら、自分の都合と相手側(店)とのすりあわせによって決めることになります。生徒となる人が参加しやすい時間帯で、かつ、立地のよいところを探すのはなかなか大変かもしれません。もう一度、自宅で開催できないか?を再検討すると良いでしょう。