リース作りに用いる道具や材料をまとめました。使用する道具・材料は制作するリースによって多少は異なりますが、ここでは一般的によく使うことの多いものをピックアップしました。
これからリース作りをしようと思っている方のご参考になれば幸いです。
リースの土台となる材料
リースの土台となる材料には、
- リースベース
- フローラルフォーム
- ワイヤー(太さ2~3mm)
などがあります。制作するリースのイメージにあわせて選びましょう。
リースベース
リースの土台はワイヤーを用いて自作することもできますが、イメージに合うなら既製品を使用しても良いでしょう。
リースベースの素材は、つる製、発泡スチロール製、ワイヤー製などがあり、大きさや色もさまざま。イメージにあわせて選びましょう。
フローラルフォーム
フローラルフォームとは、生花用の吸水スポンジのこと。植物と同化するために緑色が主流で、水を吸収させてそこに生花を挿して使用します。
リースに用いるのはリング型のフローラルフォームで、受け皿には深いものと浅いものがあります。
ワイヤー(太さ2~3mm)
つるのようなリースベースを自作する場合は、太さ2~3mm程度のワイヤーを用います。ホームセンターなどに行けば手に入るので、そのワイヤーをリング状に成形してリースの芯を作ります。
シルバーや銅のワイヤーで目立ってしまう場合は、イメージにあった色のフローラルテープを巻いて同化させます。
リースを装飾するための材料
リースの主役となるのが「花材」、アクセントとして使用するのが「オーナメント」。季節やシーンに応じて適した装飾を選びましょう。
花材
リース作りでよく使用される花材は、
- 保水が必要な生花
- 乾燥させたドライフラワー
- 造花
などです。
保水が必要な生花を用いる場合は、リング型のフローラルフォームを使用します。
オーナメント
たとえばクリスマスリースを作るとき、クリスマスツリーに用いるようなキラキラしたオーナメントをリースにも取り入れます。
リース作りで必要な道具
リース作りでは、リースベースと花材を結び付けたり、花材を切ったりするための道具を用います。
よく使うのが、
- リースワイヤー
- ペンチ
- ニッパー
- 花ばさみ
- フローリストナイフ
- フローラルテープ
です。
リースワイヤー
花材をリースの土台に巻いて固定するために使用するワイヤー。作業がしやすいよう、コイル状になったものなどがあります。
リースワイヤーは100均にも売っています。詳しくは『ダイソー「リースワイヤー」の色は?太さや長さは?』でご紹介しています。
ペンチ
ペンチは、土台に使うワイヤーやリースワイヤーを切ったり曲げたりねじったり、細かい作業をするときに使用します。
ニッパー
ペンチの一種。リース作りでは、リースワイヤーを切るために使用する道具。
花ばさみ
花や小枝などを切るときに使用する専用のハサミ。
フローリストナイフ
フローリストナイフは、生花の茎の部分をカットする際に使用する道具。花ばさみでも花材の茎をカットできますが、両側から強く力を加えため組織がつぶれてしまい、花持ちが悪くなります。
フローリストナイフは1方向から茎をカットできるため、組織がつぶれず花持ちが良くなります。
フローラルテープ
フローラルテープは伸縮性に優れているテープで、花束をまとめたりフラワーアレンジメントでよく使われるテープです。
リース作りにおいては、リースの土台として使用するワイヤーが目立たないよう、花材や土台にあわせた色のフローラルテープを巻いて使用します。
フローラルテープは100均にも売っています。詳しくは『ダイソーに「フローラルテープ」は売ってる?長さや色は?』でご紹介しています。
まとめ
リース作りでよく使う材料と道具をご紹介しました。
すべて必要ということではなく、作品に応じてそろえると良いでしょう。基本的には、「リースベース」と「花材」があればリースは作れるので、あとは作業で使う「リースワイヤー」「ニッパー」あたりを買っておき、制作して必要に応じて他の道具も買い足していくと良いのではないでしょうか。
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100均「ダイソー」で買えるリース作りに必要な道具と材料
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