ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」では、特定のユーザーをブロックする機能があります。ブロックすることで、そのユーザーのアクションを制限できます。
ブロックするときに気になるのが、相手からどう見えるか?バレてしまわないか?ということ。結論から言うと、ブロックすると、相手が特定のアクションを行ったときにエラー表示が出るので、そこでブロックされたと勘付かれる可能性があります。
この記事では、ブロック機能で制限できることや、登録・解除方法、相手からの見え方について詳しく解説しています。特に「相手からどう見えるか」は気になるところだと思うので、取引をしたくないユーザーがいるハンドメイド作家さんは、ぜひご参考にしてください。
「ブロック」とは
不特定多数のユーザーが利用しているminneでは、取引で毎回 クレームを入れてきたり、メッセージでしつこい嫌がらせをするユーザーがいます。こういったクレーマーや迷惑なユーザーとの取引は極力 避けたいもの。そんなときに使えるのが「ブロック機能」です。
ハンドメイド作家(「販売者登録」したユーザー)が特定のユーザーをブロックすることで、相手のアクションを制限できます。
ブロック機能は、2022年10月24日より実装されました( iOS / Android のみ)。
ブロック機能で制限できること
ブロック機能を使うと、相手からメッセージが届かなくなります。ブロックされた相手は、その作家からの購入もできません。
制限できること
- メッセージの送受信
- 作品の購入
- プロフィールの閲覧※
- レターの閲覧※
- 作品の閲覧・お気に入り登録※
- レビューの閲覧※
※アプリのみ制限可
ハンドメイド作家が特定のユーザーをブロックすると、ブロックされた側は、作家に対してメッセージの送信や作品の購入ができなくなります。
アプリ版では、その作家の作品・プロフィール・レター・レビューの閲覧もできなくなります。
なお、今後のアップデートでフォロー解除が予定されているとのことです。
制限できないこと
- 取引の中断
- ブロック前のメッセージの閲覧
- フォロー解除(今後のアップデートで実装)
- プロフィールの閲覧※
- レターの閲覧※
- 作品の閲覧・お気に入り登録※
- レビューの閲覧※
※WEB版のみ制限不可
ブロックをしても、ブロックされる前のメッセージの閲覧はできます。また、取引中(「未払い」や「発送準備中」など)の相手をブロックしても、取引が中断されることはありません。
WEB版に関しては、ブロックをしても、そのユーザーは作家の作品・プロフィール・レター・レビューの閲覧はできます。作品の閲覧ができるので、お気に入り登録もできます。
ブロックの登録手順
ブロックの登録は、相手とのメッセージ画面か、相手のプロフィール画面からできます。
メッセージから登録する
ブロックの登録は、アプリのメッセージ画面からできます。
[メニュー]>[メッセージ]でブロックしたいユーザーを選択し、画面右上の「・・・」>[ブロックする]の順で登録ができます。
[ブロックする]を選択すると「このユーザーをブロックしますか?」と表示が出ます。間違いがなければ「ブロックする」を選択してください。
プロフィールから登録する
ブロックの登録は、アプリの相手のプロフィール画面からもできます。
ブロックしたい相手のプロフィール画面右上の「・・・」をタップし、[ブロックする]の順で登録ができます。
[ブロックする]を選択すると「このユーザーをブロックしますか?」と表示が出ます。間違いがなければ「ブロックする」を選択してください。
ブロック一覧の確認と解除方法
メルカリにもブロック機能があり、ブロックしたユーザーの一覧が確認できますが、minneには、ブロックしたユーザーの一覧を確認する機能はありません。そのため、ブロックした覚えのあるユーザーを1人ひとりチェックする必要があります。
ブロックしたユーザーは、相手とのメッセージ画面か、相手のプロフィール画面に「ブロック中」と表示がでます。この表示があるかどうかをチェックしましょう。
ブロックの解除は、[メニュー]>[メッセージ]でブロックしたいユーザーを選択し、画面右上の「・・・」>[ブロックを解除する]の順で解除ができます。
相手のプロフィール画面右上の「・・・」をタップし、[ブロックを解除する]の順でも解除はできます。
ブロックしたときの相手からの見え方
アクション | 相手からの見え方 |
メッセージの送信画面 | × 「メッセージの送信に失敗しました」と表示される |
ブロック前のメッセージ画面 | ○(通常どおり閲覧できる) |
プロフィール画面 | △(アプリのみ閲覧できない) |
レター画面 | △(アプリのみ閲覧できない) |
作品画面 | △(アプリのみ閲覧できない) |
作品の購入画面 | × 「作家・ブランドの都合で作品の購入ができなくなりました。お手数ですがカートから削除してください」と表示される |
フォロー画面 | △(アプリのみできない) |
「ブロック機能で制限できること」でも触れましたが、作家がブロック機能を使うと、相手はメッセージの送信や作品の購入ができなくなります。WEBブラウザ版とアプリ版では見え方が異なるので、それぞれご紹介していきます。
WEBブラウザ版での見え方
ブロックされた相手は、作家にメッセージを送信しても、「メッセージの送信に失敗しました」とエラー表示が出て、送信ができません。
作品の購入に関しては、カートに入れることはできますが、手続きで「注文を確定」を実行しようとすると「作家・ブランドの都合で作品の購入ができなくなりました。お手数ですがカートから削除してください」とエラーが表示され、注文ができません。
その他は通常どおりの見え方です。
アプリ版での見え方
ブロックされた相手は、作家にメッセージを送信しようとしても、「このユーザーへのメッセージは制限されています」と表示され、メッセージの入力・送信ができません。
作品の一覧ページやプロフィール、レター、レビューなどは「ユーザーの都合により現在表示することができません」と表示されます。そのため、作品を購入したくても、そもそも作品が表示されない(閲覧ができない)ので、カートに入れることすらできません。
ブロックすると相手にバレる?
特定のユーザーをブロックするとき、「相手に知らせがいくのか?」と不安になるかもしれませんが、相手に通知が届くことはないので安心してください。
ただ、ブロックしたユーザーが自分に対してメッセージを送信しようとしたり、購入しようとしたときに、ブロックしていることがバレてしまいます。エラーが表示されるからです。
ブロックされた相手は、最初は驚くかもしれません。でも、ブロックされた側も、何かしらの心当りはあるはずです。今のところ購入制限はありませんが、メッセージを通しての嫌がらせはできないので、取引したくない相手はブロックしておいた方が無難です。
ちなみに、相手は作家に対してブロック解除を直接 要求することはできません。できることと言えば、運営を通してブロック解除を要求したり、他のアカウントからコンタクトを取ってくることくらいです。
まとめ
minneでは、特定のユーザーをブロックすることができます。
ブロックすると、相手があなたに対してメッセージを送信できなくなります。相手は、メッセージ送信時にエラー表示が出るため、そこでブロックされたことに気が付くかもしれません。ただ、メッセージを通しての嫌がらせはできなくなるので、取引したくない相手はブロックして、安心して取引ができるようにしましょう。