ハンドメイド販売イベントの出展準備と当日の売り方
ハンドメイド販売イベントに出展(出店)するのなら、当日までにきちんと準備をして、会場で慌てないように予備知識を入れておく必要があります。
そこでこの記事では、
をまとめました。
初出展するハンドメイド作家さんは、一通り目を通しておくと良いでしょう。
販売イベントの申し込み方法
- イベントを探す
- スケジュールの確認
- 申し込み
- 審査を受ける
- 出展料を振り込む
ハンドメイド販売イベントに出展したいなら、まずはどんなイベントがあるのか?探しましょう。
参加したい販売イベントが見つかったら、申込前にスケジュールをよく確認し、会場の雰囲気を入念に調べておくこと。また、販売イベントの参加規約もよく読んでおいてください。
自分の作品や会場の雰囲気とマッチしていそうなら、各販売イベントの公式サイトから申し込みます。
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ハンドメイドの販売イベント・フェスに出展したい!申し込み方法は?
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販売イベントの準備
販売イベントへの出展が決定したら、当日までに
- 什器・ディスプレイ用品
- 値札・商品タグ
- おつり
の3つを手配しておきましょう。
什器・ディスプレイは会場でレンタルできることも。レンタル代が掛かるので、よく検討してから導入しましょう。
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ハンドメイド作品の値札シールをプリンターで印刷する方法
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商品数の決め方
販売イベントの商品数は、販売スペースにディスプレイできる数をイメージして決めます。テーブルの上に並べるのなら、何個くらい置けるか?シミュレーションしましょう。
商品数の目安が決まったら、その1.5~2倍を在庫(補充)用として用意します。
少なすぎると見栄えが悪くなり、逆に多すぎると持ち運びが大変になるので、適切な量を考えてくださいね。
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何個用意すべき?ハンドメイド販売イベントの商品数の決め方
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値段の決め方
ハンドメイド作品の値段を考えるときは、原価を算出し、原価の2~4倍ほどの値段を付けるのが基本です。
販売イベントでは、次のような項目が原価に相当します。
- 材料費(アクセサリーパーツなど)
- 作業代(作業時間)
- 出展料
- レンタル代(什器など)
- 搬入費用
- 交通費・宿泊費
- その他雑費
ネット販売とは違い、出展料や交通費などが多く掛かりますね。
とは言え、高くなり過ぎるのも良くありません。経費をなるべく削り、ネット販売の価格と差が開かないように努力しましょう。
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いくらが正解?ハンドメイド販売イベントでの値段の決め方
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当日の持ち物
販売イベントでは、次のような持ち物が必要です。
- 販売作品
- 出展者パス
- 事務用品・文房具
- お釣り
- 什器・ディスプレイ用品
- 名刺(ショップカード)
- 看板・POP・予備の値札
- ラッピング用品・レジ袋
- 防寒具
- 金庫
- 飲食物
- スリッパ
- ゴミ袋・レジ袋
- 充電器
全部が必要な持ち物ではありません。あれこれ持って行くと、当日に大変な思いをします。吟味して、ホントに必要な持ち物だけ持って行きましょう。
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ハンドメイド販売イベント当日までに出店者が準備すべき持ち物リスト
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お釣りの用意
販売イベントのお釣りは、合計3~5万円分くらいを用意しましょう。
硬化・紙幣の枚数は、販売するハンドメイド作品の価格帯から使われる硬化・紙幣を予測し、用意するのが基本です。お釣り用の小銭は、銀行で両替できますよ。
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ハンドメイド販売イベントのお釣りの用意の仕方
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販売イベント当日の売り方
当日の流れ
販売イベント当日の流れは以下の通り。
- 搬入
- 周りの作家さんにあいさつ
- 販売準備
- 販売開始
- 撤収
ハンドメイドの販売イベント当日は、「参加者用の開場時間」の前に到着し、開場になったら自分のブースに行って、周りのブースにあいさつしましょう。あいさつのときに名刺(ショップカード)を持っていくと好印象です。
当日は準備段階から焦ることが多くなるとは思いますが、ゆっくりと、落ち着いて販売を楽しんでくださいね。
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ハンドメイド販売イベント当日の流れ【初出展者必読】
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接客のコツ
販売イベントでは、接客の仕方(お客様との接し方)が売れ行きに直結します。
接客のコツは、
- 笑顔であいさつ
- 適度な距離感
- 選択肢を与える
の3つ。
まずは「こんにちは」と笑顔で迎えます。お客様がハンドメイド作品に興味を持っていそうなら、積極的に話し掛けてみましょう。話し掛けてみて反応が今一つなら、一旦引いて様子を見てください。
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ハンドメイド販売イベントの接客方法~基本の3つのコツ
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販売イベントが終わったら
販売イベントが終わったら、早めに
- 反省点を整理する
- 改善点を考える
- 交流した人に連絡する
の3つを済ませましょう。
しっかりと反省して改善策を練れば、次回のイベントに活かせます。
また、交流したハンドメイド作家さんにお礼のメールを送っておくと、仕事につながる可能性大。このチャンスを逃さないよう連絡しておきましょう。
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ハンドメイド販売イベントが終わったらやるべき3つのこと
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まとめ
ハンドメイド販売イベントは、参加費だけでも膨大な費用が掛かり、準備にも時間が掛かります。
せっかくの出展をムダにしないよう、しっかりと準備を整えて、有意義のあるイベントにしてくださいね。
おすすめ本!