簡単にアクセサリーやブローチが手作りできる石塑粘土。
いざ買ってみたものの、「どれくらいで乾くのか?」「乾かすときの注意点は?」など、気になることってありますよね。せっかくモチーフを作ったのに、十分に乾いていないで作業をすると、壊れることもあります。
そんな失敗をしないためにも、石塑粘土の乾燥時間の目安と、乾かすときのコツをご紹介します。
石塑粘土の乾燥時間の目安
石塑粘土の乾燥時間は、作品の大きさや厚み、季節によって異なります。
アクセサリー作りの場合
大きなオブジェや厚みのあるフィギュアを作る場合、内部が乾燥するまで1週間ほどかかります。アクセサリーやブローチほどの大きさであれば、完全に乾くまでに何週間も掛かりません。
縦と横が3cm、厚みが3mm程度のアクセサリーであれば、表面が乾くのに半日、内部まで乾くのに2日前後が目安です。
]冬場の乾燥した室内であれば2日が目安。ジメジメした夏なら3日は見ておきましょう。
表面が乾いても油断しない
石塑粘土の表面は半日程度で乾きますが、この状態ではまだ作業に取り掛からないでください。
内部までしっかり乾いていないと、作業の途中でパキッと割れてしまいます。
私は、石塑粘土の扱いに慣れてきたころに、内部が乾燥するまで待ちきれず、やすりで表面を削っている途中に割れてしまいました。「早く着色がしたい!」と思っても、じっとガマンです。
石塑粘土を早く乾かすコツ
石塑粘土を乾かすときには、ちょっとしたコツがあります。
両面を乾かす
早く乾燥させるには、石塑粘土をときどき裏返すのがポイント。裏返さないと、反対の面がいつまでも乾きません。
両面が効率よく空気に触れるように、「金網」の上で乾燥させる手段もあります。
裏返す時間の目安は、半日くらいずつ。気が付いたときにコロっとひっくり返しましょう。
ドライヤーや直射日光はNG
早く乾かしたいからと言って、ドライヤーや直射日光に当てるのはNG。
急激に乾燥させると、石塑粘土がひび割れたり、反りが目立つことがあります。日の当たらない室内で、自然乾燥させてあげましょう。
まとめ
石塑粘土の乾燥時間は、作品の大きさや厚み、季節によって異なります。
3cm角、3mmくらいの厚みのアクセサリーなら、冬は2日、夏なら3日程度を見ておきましょう。
効率よく乾燥させるためには、気が付いたときにアクセサリーを裏返すと良いです。