石塑粘土を使った手作りアクセサリーの作り方【完全ガイド】

2017-03-31

石塑粘土のアクセサリー
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

6年目ハンドメイド作家|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|2017年からブログ「ハンドメイドノート」で作家の心得や売り方のコツを継続発信|プロフィール

オーブンを使わずに自然乾燥させ、ニスを塗るだけで、陶器のようなアクセサリーが作れる「石塑粘土」。

軽いため、大きめのブローチを作っても「服が重みで引っ張られる」なんて心配が不要。粘土自体も扱いやすく、初心者でも簡単にアクセサリーが作れちゃいます。

では、この石塑粘土を使って、どうやってブローチやピアスなどのアクセサリーを作るのか?この記事でご紹介します。

石塑粘土のアクセサリーの作り方

先に、ザックリと流れを見ておきましょう。

  1. 石塑粘土を伸ばす
  2. お好みの形に切る
  3. 色とニスを塗る
  4. アクセサリーパーツを付ける

それでは、具体的な作り方をご紹介します。

石塑粘土を丸めて伸ばす

石塑粘土を伸ばす

石塑粘土を丸めて伸ばす

まずは、石塑粘土を適量とり、やわらかくなるまでコネます。石塑粘土は繊維質で意外と硬めなのが特徴です。

ほぐしたら石塑粘土を丸く整え、「粘土板」の上に置き、伸ばしていきます。粘土板がなければ、新聞紙の上にクリアファイルを敷いた状態でもOK。

石塑粘土を伸ばすときは、「のし棒」と「粘土板」(写真)があると生地の厚みが均一になります。用意しなくても、手で伸ばせるので問題ありません。

好みの形に切る

伸ばした石塑粘土を、お好みのモチーフの形に切っていきます。

はじめから複雑な形に挑戦すると失敗しやすいので、「○」や「△」「□」など、単純なモチーフからスタートするのがおすすめ。慣れてきたら、複雑なモチーフにチャレンジしてみましょう。

切るときは、カッターを使用します。切れ味が悪くても簡単にカットができますよ。

石塑粘土をカットした後は、しっかりと自然乾燥させます。乾燥時間の目安は2日前後。

石塑粘土の乾燥時間
石塑粘土の乾燥時間は?固まるまでの時間と乾燥のコツ

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色とニスを塗る

石塑粘土がカッチカチに乾いたら、色を付け、ニスを塗ります。

色を塗るときは、絵の具やポスカ、油性ペンでOK。絵の具で着色するなら、アクリル絵の具を選びます。水で薄めず、原液のまま塗ると乾きやすいです。

絵の具が乾いたら、石塑粘土の表面にニスを塗ります。ニスを塗ることで作品に光沢が出て、陶器風に仕上がりますよ。ブローチにするならニスを塗っておきましょう。

石塑粘土の着色方法
石塑粘土の色の塗り方のバリュエーション~基本の3つの着色方法

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アクセサリーパーツを付ける

着色した石塑粘土に、ヘアピン・ブローチ・ピアスなど、お好みのアクセサリーパーツを取り付けます。「アクセサリーにしない」「試しにモチーフだけ作りたい」のであれば、この工程は必要ありません。

ピアスなどは取り付けに特別な工程が必要なので、はじめは接着するだけの「ヘアゴム台 」「ブローチ金具 」が簡単でおすすめ。

ピアスを作るときは、「ヤットコ」という特殊な工具が必要です。

アクセサリー作りに必要な道具は?

石塑粘土を使ったアクセサリーの作り方は以上です。

作り方の途中で制作に必要な材料・道具が登場したので、「コレだけはそろえておきたいモノ」をまとめてご紹介しておきます。

  • 石塑粘土
  • カッターかハサミ
  • 絵の具と筆
  • アクセサリーパーツ
  • 接着剤

石塑粘土は、結構な量が入っています。一度で使い切ることはないので、余った粘土を包む「ラップ」も用意すると保管に便利ですよ。

着色に必要な絵の具がなければ、ポスカやマッキーで代用ができます。詳しくは、次の記事もご参考にしてください。

粘土アクセサリーの制作の材料と道具
石塑(石粉)粘土におすすめのニスは?アクセづくりに必要な道具まとめ

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まとめ

石塑粘土を使えば、簡単にアクセサリーが作ることができます。

大まかな流れは、コネて伸ばす→○や△に成形する→絵の具で色を塗る→アクセサリーパーツを接着するだけ。

石塑粘土は扱いやすいため、初心者の私でもスムーズに作れました。「はじめてアクセサリー作りをする」「親子で何か作りたい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

パジコ ラドール 石塑粘土 500g

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