100均 Seria(セリア)には、フリマアプリやハンドメイド作品の撮影に便利なレフ板が売られています。折りたたみ式で、展開させると「シルバー」と「ゴールド」の面があります。実際に商品撮影で使ってみたので、この記事で特徴や使ってみての感想をご紹介します。100均でレフ板を探している方はご参考にしてください。
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レフ板の基本情報
商品名 | 折りたたみ式レフ板 丸型 |
サイズ | 直径 30 cm |
材質 | 本体 / パイピング:ポリエステル 本体 / フレーム:スチール バンド:ゴム、ポリエステル |
価格 | 110円(税込) |
JAN | 4947879014478 |
販売元 | 株式会社セリア |
撮影時の光の加減を調整できる、セリアオリジナルの折りたたみ式レフ板です。
両面タイプ
セリアの折りたたみ式レフ板は、「シルバー」と「ゴールド」の両面タイプになっています。
シルバーの面は、コントラストを付けたいときや、シャープで明るい光を表現したいときに使います。
ゴールドの面は、温かいやさしい光があたっているような自然光を表現したいときに使います。
折りたたみができる
レフ板の直径は 30 cm。
折りたたむと 10 cmほどになります。
コンパクトなので、使わないときの収納や持ち運びに便利です。
レフ板の使い方
セリアのレフ板の置き方と折りたたみ方をご紹介します。
置き方
レフ板は、窓などの光が入ってくる方面と向き合うように置きます。こうすることで、被写体の影になっている部分を明るく照らすことができます。
光のあて方は コチラの記事 でご紹介しているので、商品撮影をする方はご参考にしてください。
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折りたたみ方
レフ板の端を両手で持ち、ひねりながら 8 の字にします。
力を入れながら中に押し込むように、向こう側のワイヤーを手前にねじりながら入れ込み、重なるように折りたたみます。
バンドで留めれば完了です。
使ってみての感想
セリアの折りたたみ式レフ板で撮影してみてのプチレビューをご紹介。
手軽にレフ板が手に入るのは良い
セリアのレフ板の「シルバー」の面で被写体を撮影してみました。光が被写体に反射して、暗い部分が明るくなりました。
「ゴールド」の面でも被写体を撮影してみました。光が暖色系に変わり、全体的に温かみのある写真になりました。
レフ板は撮影時の必須アイテムですが、プロのカメラマンが使うようなレフ板だと、安いものでも 2,000 円ほどはします。セリアのレフ板は「サイズ的には少し小さいかな」という気もしますが、100 円なら試しやすい価格なので入門には良いかと思います。
自立しないから使いにくい
セリアのレフ板は自立しません。支えがないと自立しないので、撮影時に何かに立てかけるか、自分で持ちながら撮影しなければなりません。この点は少し使いにくいかなと思いました。
自立させたい場合は、ブックエンドを支えにして、レフ板をクリップで挟むなどの工夫をすると良いかと思います。自立するレフ板は通販サイトでも売っているので、そういったものを購入するのもおすすめです。
まとめ
100均セリアでは、撮影の必須アイテムである「レフ板」が売られています。価格は税込み110円。
レフ板は撮影機材を取り扱っているようなお店でしか取り扱っていないうえに 2,000 円ほどするので、素人では手が出しにくい商品です。それが100均で手に入るのは助かりますね。ただ、自立しないのは使いにくく感じました。また、サイズも小さめなので、これをメインに使うのは厳しいかと思います。
レフ板は100均の材料だけでも簡単に作ることができます。セリアのレフ板が使いにくそうと感じたら、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。作り方は コチラの記事 で 3 通りご紹介していますよ。
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