商品写真をもっと快適に楽しく撮影するための便利な小道具7選

2022-09-13

商品写真をもっと快適に楽しく撮影するための便利な小道具6選

ハンドメイドノート

20代後半の女。スタート6ヵ月間売上ゼロから、試行錯誤をくり返し注文が増え、1年後には個人事業主に。プロフィール

インターネットに掲載する商品写真を撮影するとき、「背景が微妙」「同じ構図で撮影できない」「商品が陰で暗くなる」「商品に角度をつけたい」…と悩んだ経験はありませんか?

撮影をはじめたばかりの頃だと、思うように作業が進まず、商品を撮ることに多くの時間を奪われるのではないでしょうか。こうなると、撮影に苦手意識を持ち、自信も失なってしまいます。

そんな悩みを解決するために、この記事で「撮影の便利グッズ」を7つご紹介します。それと同時に、なぜ その撮影グッズが必要なのか?どうやって使うのか?などについても触れています。

「もっと撮影が快適に、楽しくなれば!」とお考えの方のご参考になれば幸いです。

定番アイテムから、意外と知られてない隠れた便利グッズまでご紹介しています。ぜひ、物撮り初心者の方はチェックしてください。

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1. 背景シート(背景紙)

「背景シート」は、商品の背景として敷きます。余計な物が写り込まなくなるので、商品が引き立ちます。

背景シートの必要性

撮影台の上に敷いた背景紙

背景シートとは、商品を撮影するときに、背景が目立たないように敷くためのシートのこと。

商品写真は、「商品」よりも「背景」が写真の面積の大部分を占めます。そのため、背景が商品イメージと違ったり、変に目立ってしまうと、商品が魅力的に見えず、商品価値を損ねてしまう恐れがあります。

背景シートを敷かないで撮影した商品

背景シートなし

背景シートを敷いて撮影した商品

背景シートあり

背景シートを敷けば、背景が目立たなくなるので商品が引き立ちます。商品の邪魔をしないような背景シートを選びましょう。

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背景シートの敷き方

白い背景シートを立ち上げて花瓶を水平アングルで撮る様子

背景シートは、マスキングテープで壁に貼って固定し、テーブルに直角ではなくカーブを描くように敷きます。直角に敷いてしまうと、壁とテーブルの境界線が出て目立ってしまうためです。曲線で敷くことで、壁と床に境界線がない無機質な空間で撮影できます。

白い背景シートを敷いたアクセサリーをふかんで撮る様子

高さのない商品を撮影する場合は、背景シートを平らな面に敷き、その上に撮影したい商品を置き、カメラを真上またはやや斜め上から構えて撮ると良いでしょう。

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背景シートの選び方

100均の模造紙

100均の模造紙や画用紙を背景にしても良いですが、できれば、撮影用の背景シートをつかいましょう。

エレコムの白い撮影用背景シート

撮影用の背景シートは、光の映り込みを防ぐ反射防止加工が施されているなど、写真のクオリティを上げるための工夫がされているからです。

ケント紙

広い範囲を背景にするなら、大判のケント紙がおすすめです。

白い撮影用背景ーシートで撮影したアクセサリー

撮影用の背景シートにも、色や柄のあるものなど、さまざまな種類があります。定番は、商品を引き立て、シンプルに表現できる白の背景紙です。商品とのミスマッチが少ないので、初心者は1枚は持っておきたいところです。

ただし、白い背景で白い商品を撮影すると、背景と商品が馴染んで見えてしまいます。また、白い背景はカメラが「明るい」と判断し、自動的に暗く仕上がることがあります(上写真)。

グレーの撮影用背景ーシートで撮影したアクセサリー

この場合、グレーを背景にすると良いでしょう。落ち着いた色味なので、商品を引き立ててくれます。

背景シートのサイズは、商品の大きさにあったものを選びましょう。小さめのアクセサリーなら「A4~A3サイズ」程度で構いませんが、それ以上となると、より大判サイズのものが必要となります。

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おすすめの背景シート

ケント紙

背景紙としておすすめなのが、サンテックの「ケント紙」。画材ですが、よくプロのカメラマンが撮影の背景として使っているものです。

ケント紙の表面には にじみ止めのためのコーティングがされていて滑らかになっています。ザラザラした画用紙よりも光の反射が良く、丈夫なのでシワになりません。大判のケント紙を取り扱うお店は少ないので、通販サイトで入手しましょう。

2. トレーシングペーパー

トレーシングペーパーを窓に貼れば、直射日光が拡散され、撮影しやすい "やわらかい光" に変化させることができます。

トレーシングペーパーの必要性

トレーシングペーパー

トレーシングペーパーとは、イラストや図面を透かして模写するために用いる半透明の紙のこと。

商品を自然光で撮影する際、窓から入る直射日光の光が強すぎて、商品の影が濃くて目立ってしまったり、木々や窓枠の影が入り込んでしまったりと、思うように撮影ができないことがあります。そんなとき、トレーシングペーパーが役に立ちます。

この紙の薄さを利用すれば、窓から入る直射日光の "かたい光" を拡散し、"やわらかい光" に変化させることができます。

トレーシングペーパーの敷き方

日当たりの良い窓際に設定した大きめのデスク

トレーシングペーパーは直射日光が入ってくる窓を覆うように貼ります。小さいと光を遮れないので、大きなロールタイプがおすすめ。必要なサイズを切って窓に貼るか、ロールのままカーテンレールから垂らしても良いでしょう。

おすすめのトレーシングペーパー

トレーシングペーパー

撮影でよく使われるのが、堀内カラー(HCL)というメーカーのトレーシングペーパーです。「M」か「L」サイズであれば、大きな窓でも覆うことができます。

3. マスキングテープ

マスキングテープは、背景シートを貼ったり、商品を固定するほか、三脚の位置決めに役に立ちます。色のない方が撮影に邪魔にならないので、白か黒のマスキングテープがおすすめです。

マスキングテープの必要性

撮影用マスキングテープ

マスキングテープとは、粘着力が弱く、跡が残りにくい粘着テープのこと。本来は、塗装箇所以外を汚さないためのものですが、デザイン性や機能性の高いテープもあり、デコレーションや梱包など幅広く使われています。

背景シートをマスキングテープで壁に貼る

撮影においては、背景シートを壁に貼ったり、商品を固定するときに役立ちます。

商品に付いたゴミを取ったマスキングテープ

商品についたホコリやゴミを取るときにもマスキングテープが便利です。

三脚を設置した床に貼ったマスキングテープ

三脚を使用して撮影するときも、マスキングテープが役立ちます。床にマスキングテープを貼り、それを目印にして三脚をセッティングすれば、万が一、撮影中に三脚が動いてしまっても、元の位置に戻せます。元の位置に戻せれば、また同じ構図で撮影ができますよね。自宅の床に貼っても、マスキングテープなら跡が残らないので安心して使えるかと思います。

三脚の脚に貼ったマスキングテープ

また、三脚の脚の長さが変わらないようにマークする、といった使い方もできます。

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マスキングテープの選び方

背景シートに貼った白いマスキングテープ

撮影には、「白」か「黒」のマスキングテープが目立たないのでおすすめ。かわいいデザインのマスキングテープは、撮影の邪魔になるので使用しないようにしましょう。

おすすめのマスキングテープ

プロのカメラマンは「パーマセルテープ」というテープを使います。マスキングテープよりも粘着力がある撮影用テープです。

カモ井加工紙のスタジオ撮影用マスキングテープ

本当ならパーマセルテープを使いところですが、値段が高くなかなか手を出せないので、撮影初心者にはカモ井加工紙(mt)のスタジオ撮影用のマスキングテープがおすすめ。

カモ井加工紙のスタジオ撮影用マスキングテープ

パーマセルよりも薄いため綺麗に切れ、それでいて再粘着が強く、糊が残らない高性能なテープです。シンプルで丈夫なので、撮影のほか、商品の梱包にも使えます。使い勝手が良く、日常生活でも何かと役に立ちますよ。

4. スマホ用の三脚

スマホをつかって撮影する場合、スマホ用の三脚が便利。商品とカメラの距離を一定に保てるため、たくさんの写真を撮影したときに統一感が出ます。

スマホ用の三脚の必要性

スマホ用三脚

三脚といえば、一眼レフカメラやビデオカメラ用が主流ですが、スマートフォンを取り付けられる三脚もあります。スマホ用の三脚にはスマホホルダーがついており、カメラ用の三脚と比べるとコンパクトで軽い傾向があります。

スマホ用三脚で物撮りする様子

スマホ用の三脚をつかえば、両手が自由になるので商品のセッティングに集中できます。手ブレの心配もなくなり、同じ構図で何枚も撮れるので、商品撮影には必須のアイテムと言えます。

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スマホ用の三脚の使い方

脚を床に広げたスマホ用三脚

まず、脚を均等に伸ばして高さを調整します。脚はしっかり広げておくと安定します。商品の撮影では、同じ高さ、同じ位置から何枚も撮るため、レバーや足の位置をマスキングテープでマーキングしておくと良いでしょう。

スマホ用三脚の雲台に取り付けたiPhone

次に、スマホを雲台(うんだい)に取り付け、向きや傾きを調整します。

スマホ用三脚のエレベーター部分

さいごに、エレベーターで高さの微調整をして、構図を決めたら撮影します。

三脚を使った撮影では、遠隔カメラシャッター(Bluetoothリモコン)を使うことも多いです。直接スマホ画面に触れないため、カメラが動いてブレが生じる心配がありません。

スマホ用の三脚の選び方

スマホ用の三脚

スマホで商品を撮影するなら、三脚はスマホ対応のものを選びましょう。一眼レフ用やビデオカメラ用の三脚にスマホを取り付けるには、特殊なアダプターが必要となります。

高さの出せるスタンダードタイプのスマホ用三脚

スマホ用の三脚にも、「ミニ 三脚タイプ」と、高さが出せる「スタンダードタイプ」があります。商品撮影では、床に三脚をセッティングすることが多いため、高さの出せるスタンダードタイプを選ぶと良いでしょう。

スマホ用三脚の雲台部分

雲台部分も重要で、この可動域に制限があると、スマホの向きを思うように変えられません。商品撮影では、スマホを縦にした方が画面の操作がしやすいです。なるべく、雲台を自由に動かせる三脚を選ぶようにしましょう。

おすすめのスマホ用の三脚

SLIK GX-m 6400

商品撮影用にスマホ用の三脚を買うなら、「SLIK GX-m 6400」がおすすめ。SLIK(スリック)は、日本の三脚のプロフェッショナルメーカーで、「GX-m 6400」は、SLIK 一番人気の三脚「GX6400」がスマホ対応になったモデル。

スマホを縦にして三脚に設置

スマホのセットは簡単。3ウェイ雲台なので、スマホを縦にも横にもできます。

スマホ用三脚でテーブルにセットした商品を物撮り

カメラ用の三脚に似た高さのあるスタンダードタイプなので、三脚を床に設置しても、テーブルにセッティングした商品を難なく撮影できます。

スマホ用三脚のレベラー

三脚の水平確認に便利なレベラーも搭載されています(これ地味に重要)。

SLIK GX-m 6400の丈夫で安定した脚

スマホ用の三脚は安価なものもあります。ただ、安物は脚が貧弱で安定しなかったり、すぐに壊れたりしてゴミになります。三脚はお金をかけたほうが満足度は高いです。長く使うものなので、少し高くてもしっかりした品質のものを選びましょう。

5. 遠隔カメラシャッター

スマホ用の三脚を使って撮影する場合、遠隔カメラシャッターがあると便利。撮影のたびにスマホのシャッターボタンを押す手間が省けます。

遠隔カメラシャッターの必要性

遠隔カメラシャッター

遠隔カメラシャッターとは、Bluetoothで離れた場所からスマホカメラのシャッターが切れるワイヤレスリモコンのこと。専門用語では「レリーズ」と言います。

指に持った遠隔カメラシャッター

スマホ用の三脚を使う場合、商品を撮影するたびにスマホまで近寄ってシャッターボタンを操作するのは面倒ですので、遠隔カメラシャッターがあると便利。撮影のたびにスマホのシャッターボタンを押す手間が省け、手ブレ防止にもなります。

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遠隔カメラシャッターの使い方

遠隔カメラシャッターを使うには、まずスマホとリモコンをペアリングする必要があります。iPhoneであれば、[設定]>[Bluetooth]から遠隔カメラシャッターの機器名を探し、ペアリングすれば接続できます。

ペアリングが完了したら、スマホのカメラを起動し、リモコンのシャッターボタンを押せば撮影できます。商品によっては、別途アプリが必要なものもあるので、よく確認しましょう。

おすすめの遠隔カメラシャッター

エレコム P-SRBBK

遠隔カメラシャッターのおすすめは、「エレコム P-SRBBK」です。

エレコムは大阪市中央区に本社を置く大手コンピュータ周辺機器メーカーで、遠隔カメラシャッターのほか、パソコンのマウスやキーボードなど、多数の電気機器を販売しています。

遠隔カメラシャッターとスマホ

P-SRBBKは専用アプリ不要で、ペアリングするだけで使える遠隔カメラシャッターです。電池もはじめから付属されているのですぐに使えました。電池の消費を抑える自動スリープ機能を搭載しているのもポイント。

※対応機種はコチラのページで確認ができます(iPhoneならほぼ対応してます)。

遠隔カメラシャッターで物撮りする様子

ペアリングしたら、スマホのカメラアプリを起動し、遠隔カメラシャッター中央のボタンを押すだけでシャッターが切れます。シンプル設計なので、迷うことなく使えました。重さは約8gと軽量で、コンパクトで持ち運びにも便利。

6. レフ板

レフ板は、商品を明るくキレイに見せる撮影グッズです。自立するようにカラーボードを2枚を貼り合わせるだけで完成します。

レフ板の必要性

100均のカラーボードでつくったレフ板

レフ板は、太陽などの光を反射させて、被写体とその空間を明るくする撮影グッズ。商品が影で暗くなるとき、レフ板で拡散させた光を当てることで、明るく美しい写真に仕上がります。

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レフ板の使い方

レフ板

レフ板は、光源の光を反射させて被写体を明るくするため、光が入ってくる方面と向き合うように置いて使います。たとえば、左手に窓があり、左方向から太陽光が入ってくる場合、被写体の右側にレフ板を置きます。こうすることで、左方向から入ってくる太陽光がレフ板に反射し、被写体が明るくなります。

レフ板なしで撮影したアクセサリー

レフ板なし

カラーボードでつくったレフ板で撮影したアクセサリー

レフ板あり

レフ板は置く位置によって明るさや商品の見え方が変わるため、商品がよりキレイに見える位置や角度を探してみると良いでしょう。

レフ板の作り方

レフ板はカンタンに自作できます。

縁にマスキングテープを貼ったカラーボード

商品よりも大きめの白いカラーボードを2枚用意し、白のマスキングテープで貼り合わせるだけで完成です。

カラーボードやマスキングテープは100均でも手に入るので、ぜひチャレンジしてみてください。詳しい作り方はコチラの記事でご紹介しています。

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7. ねりけし

ねりけしは、商品に角度をつけて撮影するのに便利なアイテム。形を自由に変えられて、粘着力があるのに撮影物に跡や汚れが付きません。

ねりけしの必要性

いろんな形にちぎったねりけし

ねりけしは、粘土のようにやわらかく、力を加えることで形状を容易に変えられる消しゴムの一種。油分を含んでいないので、商品に汚れが付くことはありません。

ちぎりやすく、形を自由に変えられる特性を活かして、商品を固定したり、少し立たせたり、角度をつけたりして撮影するときに役立ちます。どんなに小さな商品でも、その商品のカタチやサイズにあわせて支えられるのが ねりけし の優れたところ。

卵を支えるねりけし

転がりやすい卵もしっかり固定できます。

ねりけしで壁に固定した椅子のミニチュア

商品が軽い物なら、壁に貼ることもできます。

ねりけしで壁に貼った撮影用背景シート

粘着力もあるので、背景シートを壁に貼ったりもできます。

本来、ねりけしはデッサンにつかう文房具ですが、このように商品写真の撮影にも重宝するアイテムです。

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おすすめのねりけし

SEED  EK-NK1

撮影におすすめの ねりけし は「SEED  EK-NK1」です。

白い練り消し

色のない ねりけし なので、撮影時に目立たなく、使いやすいです。硬さもほどよく、吸着力もあるので商品をしっかり支えてくれます。

また、焼却の際に有害物質が出るポリ塩化ビニルを使わず、環境に配慮して作られているのもポイント。しかもリーズナブル。撮影用に1つは買っておきましょう。

まとめ

商品写真の撮影時にあると便利なグッズは次の7つ。

この中でも、「背景シート」「スマホ用の三脚」「レフ板」の3つは、撮影のマストアイテムです。

撮影グッズが充実していくと、クオリティの高い写真が撮れるようになります。撮影効率も上がりますし、モチベーションも高くなります。撮影がより楽しくなるので、ご紹介した中に気になる撮影グッズが1つでもあったら、ぜひ揃えてくださいね。

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