ハンドメイド作品の制作に欠かせない材料や素材。使い果たしてまた買いに行くのって、面倒ですよね。「一度にまとめて買ってしまおう!」と考える作家さんも多いのでは?
大量に買っておけば、しばらくは材料不足に悩まされることはありません。でも、注意したいこともあります。
そこでこの記事では、ハンドメイド制作で使う材料や素材を大量に仕入れるメリット・デメリットをまとめました。
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ハンドメイド作品の材料を賢く調達する仕入れのキホン
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材料を大量に買うメリット
ハンドメイド制作に必要な材料を大量に買うメリットは、
- 材料切れで困らない
- 買い足す手間が減る
- 1点買いより安くなる
- 送料が安くなる
などが挙げられます。
材料切れで困らない
材料を大量に仕入れておくメリットは、なんて言っても材料を切らす心配がない点です。
「ネット販売でお客様から注文が入ったのに、いざ作ろうと思ったら材料がない」なんてことになったら困りますよね。大量買いしておけば、そんな心配もなくなります。
買い足す手間が省ける
個人的には、買い足す手間が省けることは一番魅力的に感じています。田舎に住んでいる私は近くに手芸専門店がないため、少し離れた駅まで買いに行かなければならないのです。
今はネットで簡単に大量買いすることも可能ですが、それでも材料が切れるたびに注文するのって面倒ですよね。大量買いしておけば、「そろそろ材料が切れるから、注文しておかなきゃ」と頻繁に気にする必要がなくなります。
1点買いより安くなる
1点1点買うと高い材料も、まとめて販売されている方が安くなります。
アクセサリーを制作している作家さんであれば、ネットでよく「ピアスフック バネ無し 100個」なんかを目にするのでは?1点売りよりもかなり安いですよね。
大量買いして仕入れが値が安くなれば、販売価格も安くできますね。
送料が安くなる
ネットで大量買いするのであれば、送料が無料になるケースも。実店舗で大量買いする場合も、一度にまとめて買っておけば、交通費などが省けますね。
材料を大量に買うデメリット
材料を大量に買うと材料切れで困らなくなったり、安く抑えられることができますが、デメリットもあります。
- 保管スペースに困る
- 材料が劣化する
- 欠陥品もある
- 使い切らないと損
保管スペースに困る
大量に買うとなれば、それなりの保管スペースが必要になります。アクセサリーパーツなどの小さい材料であれば、それほど困らないかもしれません。
でも、布モノとなれば、かなりのスペースを取ります。私の知り合いは手芸の先生をやっているので、家は布だらけです。管理も大変そうです。
大量仕入れするときは、保管スペースが十分にあるか?よく確認しましょう。
材料が劣化する
材料によっては、正しく保管しないと劣化することも。長期保管は、日光に当たりすぎると変色してしまったり、湿気でダメになってしまう危険もあります。
大量仕入れしたい材料の保管方法をよく確認し、自宅で長期保管できるか検討したほうが良いでしょう。
欠陥品もある
大量セットで販売されいている材料には、欠陥品も含まれています。もちろん、きちんと検品しているはずですが、どうしても全体の5%ほど欠陥品が含まれてしまうのです。
ネットで100個入りのアクセサリーパーツを買った方ならよくご存じかと思います。100個入りを買ったら、5~10個くらい塗装が剥げている、なんてことは珍しくありませんよね。
使い切らないと損
「大量仕入れしたのにイメージと違った」「質が悪かった」などの場合も、一度仕入れた材料はすべて使い切らないと大損します。
途中でやっぱり違うのにしようかな、と思ったときも損ですね。使いきれなかった場合に、保管場所がなかったりするのも困ります。
まとめ
大量買いは安くて便利ですが、それなりのリスクもあります。保管場所は確保できるか?きちんと使い切れるのか?など、計画を立ててから仕入れましょう。
また、いきなり大量に仕入れてしまうのはかなり危険です。少量ずつ仕入れて様子を見て、問題なさそうなら大量仕入れを検討してみましょう。
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