お昼のバラエティ番組「ヒルナンデス!」で人気コーナーの1つでもある「ドケチ隊 ハンドメイド主婦に弟子入り」。
ハンドメイド販売をしている私も好きでよく見ているのですが、ドケチ隊の1人である芸人の春日さんの作ったハンドメイド作品が意外と売れていますね。
2020年5月20日放送では羊毛フェルトが売れていました。正直、ヘンテコですが。
ではなぜ、春日さんの変わったハンドメイド作品が売れるのか?私なりに思ったことを書いてみます。
「ハンドメイド主婦に弟子入り」とは?
「ハンドメイド主婦に弟子入り」とは、お昼の情報バラエティ番組「ヒルナンデス!」の人気企画の1つ。
売れっ子のハンドメイド作家さんにドケチ隊の松本明子さんやオードリーの春日さんたちがハンドメイド作品の作り方を教わり、フリマアプリ「ラクマ」で匿名で販売、売れるかどうかを検証します。
ちなみに、ハンドメイド作品は本来「minne」をはじめとしたハンドメイド販売サイトで売りますが、フリマアプリでも出品可能です。
春日さんのハンドメイドが売れる理由
春日さんのハンドメイド作品が売れる理由は、独自性が高く、お客さんに「媚びない」作風だからだと思います。
他にはない作品を作るから
松本さんや他のゲストさんは、普通に売れそうなハンドメイド作品を作ります。
一方、春日さんは我が道を行くと言う感じで、他にはないハンドメイド作品を作ります。ふざけているようにも見えますが、似たようなハンドメイド作品は、どこを探してもありません。
そんなハンドメイド作品を作っても、だれも買わなそうですが、でもそれが、春日さんのハンドメイド作品が売れる秘訣だと思います。
「売れそう」な作品は売れない
ハンドメイド販売では、「コレは売るぞ!」と思って作った作品は、売れません。売りたいと思って作ったハンドメイド作品は、たいてい、ごく普通のハンドメイド作品だからです。
だから、ヒルナンデス!の松本さんたちが作っている、売れそうなハンドメイド作品が売れないんです。
そこそこのクオリティで、そこそこのセンス。でも、個性がないんです。
そういったハンドメイド作品は一昔前なら売れましたが、今やハンドメイド作家も飽和状態にあり、他にも似たような作品は、いくらでもあります。
たった1人のために作れば売れる
春日さんのハンドメイド作品は、普通の人なら出品しないような変な作品が多いです。
でも、変かどうか?は買う人が決めるわけで、それを「個性的だな」「良いな」と思う人もいます。そういう人が1人いて、その1人に共感してもらって、買ってもらえば良いんです。
みんなに共感してもらおうと思って作ったハンドメイド作品は、だれにも響かず、ずっと売れません。
まとめ
当たり前ですが、ハンドメイド作品を出品してすぐに何万円も売れることはあり得ません。
ヒルナンデスに登場するハンドメイド作家さんは、「月に10万円稼いでます」と言っていますが、そのレベルに達するまでは相当な苦労があったはず。
なので、いきなり「ハンドメイドで大儲け」を狙うと必ず失敗します。
ハンドメイド販売をはじめたばかりの初心者が意識するべきことは、出品して見てくれたほんの数人に「刺さる作品」を作れば良いんです。
春日さんのように、とは言いませんが、「尖った作品(奇抜と言う意味ではなく、個性があるという意味で)」を1つひとつ丁寧に作っていくことで、少しずつファンが増え、月に何万円も稼げるようになりますよ。
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ハンドメイド販売でまず月1万円を稼ぐにはどうすべき?
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