「Instagram(インスタグラム)で販売をしてみたいけど、そもそも販売は許可されているのか?」
商品を売ってみたい人は、このような疑問を抱えているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Instagramの商品の販売に関するルールと、それに伴う注意事項について解説。
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Instagramでハンドメイド作品を販売する方法と違反となるケース
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Instagramを使った販売方法
Instagramには、ショッピング機能があります。
ショッピング機能には、投稿内に値段と商品名を表示するタグが貼り付けられており、投稿をタップすると商品の情報が表示され、タップするとそのままサイト(商品詳細ページ)へ遷移できます。
Instagram上で直接商品を販売するのではなく、商品ページに誘導するための機能です。
これを利用するには一定の条件を満たす必要があり、審査に合格しなければなりません。minneやBASEといったマーケットプレイスで販売している方は、Instagramのショッピング機能と連携ができます。
参考リンク:Instagramショッピングの設定ガイド
ショッピング機能を使わず、個人間で売買する方法もあります。たとえば、Instagramでハンドメイド作品の写真を投稿し、気になってアプローチしてきた人に直接販売する方法です。
Instagramでの販売は違法?
Instagramを使っての販売は違法ではありません。
前述した通り、Instagramにはショッピング機能が備わっているので、この機能を使えば違法でも利用規約違反でもありません。
ショッピング機能を使わず個人間で売買する行為に関しては、違法でも利用規約違反でもありませんが、何かトラブルがあっても公式サポートがありません。
Instagramの利用者から商品やサービスの購入を求められたら、どうすればよいですか。
(中略)
恐れ入りますが、InstagramでInstagramショップ以外を通して購入された場合につきましては、弊社ではサポートをいたしかねます。
個人間での売買はトラブルのもとになります。minneやBASEといったプラットフォームを使っての販売をおすすめします。
販売サイトに関しては『ハンドメイド販売サイト6社比較!初心者が売るならどこがおすすめ?』の記事で詳しく解説していますので、ぜひそちらをご参考に販売をしてみてください。
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初心者向けハンドメイド販売サイト9社比較|選び方とおすすめも解説
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販売すると違法・規約違反となる商品
Instagramの公式ヘルプによると、以下の商品やサービスは販売が禁止されています。
- 性的サービス
- 銃火器
- アルコール
- タバコ製品
- 違法薬物または処方薬
- 生きた動物
- 偽造品
- アカウント
性的サービスの提供、個人間での銃火器やアルコール、タバコ製品の売買、ならびに違法薬物または処方薬の売買(自分の居住地域で合法である場合も含む)も認められていません。また、Instagramでは、実店舗で販売が許可されるとしても、生きた動物の個人間での販売を禁止しています。密猟または絶滅危惧種やその一部の販売を手配することはできません。
偽造品とは、別の企業の製品の模造品またはレプリカのことです。たいていの偽装品は、他の企業の製品の商標(名前またはロゴ)や特徴をコピーし、本物の製品をまねて作られています。偽造品の製造、宣伝、販売は商標権を侵害する行為の1つであり、多くの国で違法とされています。
違反するとアカウント停止などの対処がなされるので注意しましょう。
まとめ
Instagramを使った販売自体は、違法でも利用規約違反でもありません。
ただし、偽造品やアルコール、タバコ製品など、一部商品やサービスの売買は認められていません。
法律違反や利用規約違反にならないよう注意しながらアカウント運用をしてください。
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