ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」では、ショップ開設時にショップURLを決める必要があります。
ショップURLは、SNSやホームページでリンクを張るときに使います。一度 決めたショップURLは途中からの変更はできないので、後悔のないように決める必要があります。
では、ショップURLはどうやって決めるべきなのでしょうか?この記事で詳しく解説していきます。
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ショップURLの決め方
ショップURLは、ネットショップの住所を表すもの。
SNSやホームページなどインターネット上でリンクを張るときのほか、ショップカード や 名刺 にも記載する可能性もあります。ショップをPRするときに必ずと言っていいほど使うので、慎重に決めましょう。
ショップURLの構成
まずは、ショップURLの構成を理解しましょう。
ショップURLは、下図のように「https://」+「××××(自分で決める文字列)」+「.base.shop(BASEが用意した文字列)」といった組み合わせで構成されます。
「自分で決める文字列」には、英数字を入力します。「BASEが用意した文字列」は、10種類から選ぶことができます。
決め方のルールとコツ
続いて、ショップURLの決め方について説明します。
BASEのショップURLには、次のようなルールがあります。
- 3文字以上、12文字以内
- アルファベットと数字のみ
- 記号や日本語は使用不可
上記のルールを踏まえたうえで、ショップ名やブランド名、屋号、商品名、商品ジャンルなどのキーワードを含めた、覚えやすいショップURLにすると失敗しません。
ショップ名をそのままショップURLにするもの良いですし、「犬服」を販売するなら、ショップURLに「dog-clothes」といった単語を含めると、ショップのイメージがつきやすくなります。
「BASEが用意した文字列」については10種類から選ぶことができます。以下にどんなジャンルのショップに向いているかを表にまとめたのでご参考にしてください。
ドメイン | 向いてるジャンル |
base.shop | ジャンル問わず使える |
shopselect.net | |
base.ec | |
theshop.jp | |
buyshop.jp | |
supersale.jp | |
handcrafted.jp | ハンドメイド向き |
fashionstore.jp | アパレル向き |
official.ec | 企業・事業主向き |
kawaiishop.jp | キッズなどかわいい商品向き |
※あくまで個人的な印象ですので、これが絶対というわけではありません。
上記表を参考にしながら、「自分で決める文字列」と組み合わせてショップURLを完成させてください。
コレはダメ!NG例
次のようなショップURLはおすすめできません。
- 適当な文字列:読みにくい、怪しく思われる
- 長すぎる:覚えにくい、入力が面倒
- 商標名をつける:権利侵害
英数字を適当に並べただけのショップURLは、見る人が「怪しい」と躊躇してしまい、結果的にアクセスをやめてしまいます。長すぎるショップURLも、ショップのイメージがわかりにくく、覚えにくいため避けましょう。
特に注意したいのが、企業名やブランド名をショップURLにすること。たとえば、「uniqlo(ユニクロ)」といったショップURLにしてファッションを取り扱うショップを立ち上げると、商標権の侵害として訴えられる可能性があります。トラブルに発展しやすいので絶対に避けてください。
自分のショップURLを確認する方法
トップページのURLを確認
自分のショップURLを忘れてしまったら、「ショップ設定」より確認できます。
ショップ設定は、パソコンからBASEにログインして、管理画面右上のアイコンにカーソルを合わせて表示されるメニュー内にあります。
スマホなら、BASEにログインして、管理画面左上のメニューをタップすると、下の方にショップ設定があります。
「ショップ設定」>「ショップ情報」タブの「ショップURL」に自分のショップのURLが表示されています。
商品ページのURLを確認
商品ページのURLは、公開中の商品ページを表示して、アドレスバーからURLを確認します。
商品ページのURLは「https://」+「××××(自分で決めた文字列)」+「.base.shop(BASEが用意した文字列)」に続いて、「/items」+「/ランダムの数字」といった組み合わせになります。
ショップURLは途中変更できる?
登録時のショップURLは変更できませんが、独自ドメインの設定はできます。
登録時のURLは変更不可
BASEでは、登録時のショップURLを変更することができません。
同じネットショップ作成サービス「STORES(ストアーズ)」では、ショップとしての販売実績(一度も販売した履歴)がなければ、「自分で決めた文字列」の部分のみ変更ができます。
BASEにはこういった機能はなく、一度 決めたらずっとそのショップURLで運営することとなります。
関連記事:BASEとSTORESを徹底比較!どっちがおすすめ?選ぶポイントはこの3つ
独自ドメインを取得すれば可能
例外として、「独自ドメイン」を取得・設定すれば、ショップURLを途中で変更ができます。
独自ドメインとは、世界に1つしかないオリジナルのドメインのことで、「https://」+「××××(自分で決めた文字列)」+「.com(自分で選んだ文字列)」といった組み合わせで構成されます。
BASE登録時のショップURLだと、「BASEが用意した文字列(10種類)」からしか選択肢がありませんが、独自ドメインにすることでその選択肢が数百に増えます。
ただし、独自ドメインは年間で1,000~5,000円(1ドメイン)ほどかかります。設定はやや難しく、ネットショップ中級者以上が挑戦する内容です。
関連記事:BASEの独自ドメイン設定方法をわかりやすく解説【初心者向け】
ですので、初心者のうちは、登録時に後悔のないショップURLを決めましょう。
まとめ
BASEではショップ開設時にショップURLを決めます。
ショップURLは独自ドメインを設定しない限り、あとから変更ができません。SNSやホームページ、名刺 などに記載することも多いので、はじめに後悔のないURLを決める必要があります。
決め方のコツは、URLに記載された文字列を見ただけで「ショップのイメージができる」こと。また、お客様に覚えてもらえるように「できるだけ短くする」こと。
悩むとは思いますが、ここがショップの起点となるので、ぜひじっくり検討して、納得したショップURLで開設しましょう!