メルカリでは匿名配送が利用でき、出品時に匿名配送に対応している配送方法に正しく設定しておくことで、住所を互いに伝えることなく個人間取引ができます。
ただ、間違った方法で設定してしまうと匿名配送が適用されず、お互いの住所氏名が表示されてしまいます。
この記事では、メルカリでそんな失敗をしないための匿名配送の正しい設定方法を解説します。
はじめて匿名配送を利用する方や、「メルカリ便に設定したのに、住所が表示されてしまった」と悩んでいる方はぜひご参考に。
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匿名配送とは
匿名配送とは、出品者・購入者ともに個人情報を開示せずに取引ができる配送サービスです。取引画面はもちろん、配送時にもお互いの住所氏名を伏せたまま取引ができます。
一般的に、個人間の取引ではお互いの氏名や住所を知らせる必要があります。配送時に氏名や住所を記載しなければ、発送ができないためです。
メルカリの匿名配送では、運送会社がメルカリで登録した出品者・購入者の情報を把握しているため、出品者が購入者の名前や届け先を知っていなくても匿名での配送ができます。
参考リンク:匿名配送とはなんですか?(メルカリガイド)
メルカリで匿名配送ができる配送方法
メルカリで匿名配送に対応している配送方法は、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」の3種類。
具体的には、次の配送方法が匿名配送に対応しています。
- ネコポス
- 宅急便コンパクト
- 宅急便
- ゆうパケット
- ゆうパケットポスト
- ゆうパケットポストmini
- ゆうパケットプラス
- ゆうパック
- 梱包・発送たのメル便
上記以外の配送方法は匿名配送が利用できません。
- 未定
- 定形郵便
- 定形外郵便
- クリックポスト
- スマートレター
- レターパックライト
- レターパックプラス
なお、購入手続きのタイミングで「未定」が選択されていた場合も、匿名配送はできません。
メルカリの匿名配送の正しい設定とは?
メルカリで匿名配送を利用するには、出品時に、配送方法を「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」のいずれかに設定する必要があります。
設定方法
ここからは具体的な設定方法を画像付きで解説していくので、間違えないようにしっかりチェックしていきましょう。
STEP.1 出品する
通常通り商品を出品します。
商品写真やカテゴリー、商品の状態、商品名、商品説明を埋めます。
STEP.2 配送料の負担
配送料を「送料込み(出品者負担)」にチェックします。
「着払い(購入者負担)」に選択してしまうと、匿名配送に対応している「メルカリ便」の選択ができなくなります。
STEP.3 配送の方法
配送の方法では、「匿名配送」のラベルがついた
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- 梱包・発送たのメル便
のいずれかを選択します。
下にスクロールすると「未定」やその他の配送方法がありますが、これらを選択すると匿名配送ができないので注意。
なお、商品の値段には、選択した配送方法の配送料を含めて設定しましょう。
STEP.4 出品する
配送の方法を選択したのち、発送までの日数や販売価格を埋め、さいごに「出品する」ボタンを押して完了です。
確認方法
ちゃんと匿名配送の設定になっているかの確認は、商品ページから行います。
商品写真の下、商品タイトルの上に「匿名配送」と表示が出ていれば、匿名配送の設定が正しくできています。
メルカリ便なのに匿名にならない理由
メルカリ便を選択したのに匿名配送にならない原因は、購入時点で、「未定」または「メルカリ便以外の配送方法」だったためです。
支払い完了後もメルカリ便への変更はできますが、匿名配送での配送とはならないのです。
たとえば、出品時に「定形外郵便」を選択し、購入されたあとにネコポスで送ろうと思って「らくらくメルカリ便」に変更しても、そのときのメルカリ便は「住所氏名が表示されているメルカリ便」になり、匿名にはなりません。
ですので、匿名配送を確実に利用したいなら、出品時から「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」のいずれかを選択しておきましょう。
まとめ
メルカリでは匿名配送が利用でき、これを正しく設定しておけば、住所氏名を公開することなく取引ができます。
設定方法はカンタンで、出品時に「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」のいずれかを選択するだけ。
「未定」で出品して注文後にメルカリ便に変更したり、間違えてメルカリ便以外の配送方法を設定した場合、匿名配送にはならないので注意しましょう。
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