オーブンを使わずに自然乾燥させ、ニスを塗るだけで、陶器のようなアクセサリーが作れる「石塑粘土」。
軽いため、大きめのブローチを作っても「服が重みで引っ張られる」なんて心配が不要。粘土自体も扱いやすく、初心者でも簡単にアクセサリーが作れちゃいます。
では、この石塑粘土を使って、どうやってブローチやピアスなどのアクセサリーを作るのか?この記事でご紹介します。
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石塑粘土のアクセサリーの作り方
先に、ザックリと流れを見ておきましょう。
- 石塑粘土を伸ばす
- お好みの形に切る
- 色とニスを塗る
- アクセサリーパーツを付ける
それでは、具体的な作り方をご紹介します。
石塑粘土を丸めて伸ばす
まずは、石塑粘土を適量とり、やわらかくなるまでコネます。石塑粘土は繊維質で意外と硬めなのが特徴です。
ほぐしたら石塑粘土を丸く整え、「粘土板」の上に置き、伸ばしていきます。粘土板がなければ、新聞紙の上にクリアファイルを敷いた状態でもOK。
石塑粘土を伸ばすときは、「のし棒」と「粘土板」(写真)があると生地の厚みが均一になります。用意しなくても、手で伸ばせるので問題ありません。
好みの形に切る
伸ばした石塑粘土を、お好みのモチーフの形に切っていきます。
はじめから複雑な形に挑戦すると失敗しやすいので、「○」や「△」「□」など、単純なモチーフからスタートするのがおすすめ。慣れてきたら、複雑なモチーフにチャレンジしてみましょう。
切るときは、カッターを使用します。切れ味が悪くても簡単にカットができますよ。
石塑粘土をカットした後は、しっかりと自然乾燥させます。乾燥時間の目安は2日前後。
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色とニスを塗る
石塑粘土がカッチカチに乾いたら、色を付け、ニスを塗ります。
色を塗るときは、絵の具やポスカ、油性ペンでOK。絵の具で着色するなら、アクリル絵の具を選びます。水で薄めず、原液のまま塗ると乾きやすいです。
絵の具が乾いたら、石塑粘土の表面にニスを塗ります。ニスを塗ることで作品に光沢が出て、陶器風に仕上がりますよ。ブローチにするならニスを塗っておきましょう。
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アクセサリーパーツを付ける
着色した石塑粘土に、ヘアピン・ブローチ・ピアスなど、お好みのアクセサリーパーツを取り付けます。「アクセサリーにしない」「試しにモチーフだけ作りたい」のであれば、この工程は必要ありません。
ピアスなどは取り付けに特別な工程が必要なので、はじめは接着するだけの「ヘアゴム台 」「ブローチ金具 」が簡単でおすすめ。
ピアスを作るときは、「ヤットコ」という特殊な工具が必要です。
アクセサリー作りに必要な道具は?
石塑粘土を使ったアクセサリーの作り方は以上です。
作り方の途中で制作に必要な材料・道具が登場したので、「コレだけはそろえておきたいモノ」をまとめてご紹介しておきます。
- 石塑粘土
- カッターかハサミ
- 絵の具と筆
- アクセサリーパーツ
- 接着剤
石塑粘土は、結構な量が入っています。一度で使い切ることはないので、余った粘土を包む「ラップ」も用意すると保管に便利ですよ。
着色に必要な絵の具がなければ、ポスカやマッキーで代用ができます。詳しくは、次の記事もご参考にしてください。
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石塑(石粉)粘土におすすめのニスは?アクセづくりに必要な道具まとめ
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まとめ
石塑粘土を使えば、簡単にアクセサリーが作ることができます。
大まかな流れは、コネて伸ばす→○や△に成形する→絵の具で色を塗る→アクセサリーパーツを接着するだけ。
石塑粘土は扱いやすいため、初心者の私でもスムーズに作れました。「はじめてアクセサリー作りをする」「親子で何か作りたい」という方は、ぜひチャレンジしてみてください。