ハンドメイドアクセサリーをつくるには、まず道具をそろえなければなりません。道具は「Tピン」「丸カン」といったアクセサリーパーツを加工し、組み合わせるために使います。
でも、いざハンドメイドアクセサリーを作ろうと思っても「どんな道具があるのか知らない」「何が必要かわからない」と困ることでしょう。
そこでこの記事では、アクセサリーを作りたいと思ったらまず用意すべき必要な道具を10種類ご紹介します。これさえあれば基本的なアクセサリーは一通り作れるので、アクセサリーを作りたいと思ったらまずはご紹介する道具を買いそろえてみてください。
丸ヤットコ
ヤットコは、アクセサリーパーツをつまんだり、開閉したりするのに使います。ヤットコにも「丸ヤットコ」と「平ヤットコ」があり、それぞれ用途が異なります。
丸ヤットコは、先端が丸くなっているヤットコ。9ピンやTピンなどのピンの先端を丸めたり、輪を作るときに使います。平ヤットコとセットでカンの開閉にも使います。
平ヤットコ
平ヤットコは、先端が平たくなっているヤットコ。丸カンやCカンの開閉やボールチップを閉じたりつぶし玉をつぶすときに使用します。
丸ヤットコ、平ヤットコはアクセサリー制作でどちらも使用します。両方買っておきましょう。
平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーの使い方については貴和製作所の動画(以下)が参考になりますのでそちらをご参考に。
ニッパー
ニッパーは、配線コードを切断するための道具ですが、アクセサリー制作においてはピンやチェーン、ワイヤー、テグスをカットするのに使います。カットするときに破片が飛ぶので、手で覆ったり袋の中で作業をすると安心で掃除もラク。
はさみ
はさみは、紙やリボン、布のカットに使用します。家にある物で十分です。
カッター
はさみと同様に、紙やリボン、布のカットに使用します。家にある物で十分です。
定規
定規は、テグスやワイヤー、ひも、リボンなど使用する材料の長さを測るときに使用。
ピンセット
ピンセットは、ビーズの配置など細かい作業をともなうときに使用。
接着剤
接着剤は、パーツ同士をくっつけるときに使用します。種類はいろいろありますが、最初は使い勝手のいい多用途の接着剤がおすすめ。金属パーツに使用するときは、必ず金属対応の接着剤を選びましょう。
つまようじ
つまようじは細かい作業用に使います。接着剤を直接パーツに塗るのは量の調整が難しく、仕上がりも汚くなるので、こういったときにつまようじが便利。
目打ち
目打ちは、穴をあけたり、広げたりするときに使用します。チェーンのコマを広げたり、パーツに詰まったカスを取るなど指ではできない細かい作業に便利。
目打ちより極細の「ピンバイス」という道具もあります。
目打ちを使ったチェーンのコマの広げ方については貴和製作所の動画(以下)が参考になりますのでそちらをご参考に。
まとめ
ハンドメイドアクセサリー作りに必要な道具10選は次の通り。
作品によっては、糸や針、UVライトやプラバンといった道具も必要になりますが、ご紹介した道具はどんなハンドメイドアクセサリーを作るにしても使うことの多いものです。これらの道具をそろえてからアクセサリー作りに挑戦してみましょう。
なお、これらの道具はダイソーやセリアといった100均でも手に入りますが、安価な道具は使いにくかったり、すぐに壊れたりします。少し高くなりますが、長い目で見ると1,000円クラスの道具を買うことをおすすめします。
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