ハンドメイドマーケット「Creema(クリーマ)」の販売手数料(成約手数料)が、一律10%に変更になりました。手数料の改定時期は、令和元年である2019年5月1日(水)です。
この度Creemaは、2019年5月1日(水)より、成約手数料を改定させていただくことになりました。
これまで、売上金額に応じて変動する「手数料率変動ルール」を適用してまいりましたが、今回の改定により全てのクリエイターさま一律で成約手数料を10%とさせていただきます。
成約手数料改定によって、より多くのクリエイターの皆さまに活躍の場を広げるきっかけになればと考えています。
この記事では、何がどう変わったのか?具体的な変更内容についてご紹介します。
Creemaの販売手数料の変更
これまで、Creemaの販売手数料は、売上金額に応じて変動する「手数料率変動ルール」でした。売上が少なければ販売手数料が多くとられ、売上が増えるにつれ販売手数料が段階的に安くなります。
手数料変更前
- 基本手数料:12%(税別)
- 9万円以上:9.5%(税別)
- 21万円以上:8%(税別)
「基本手数料」とは、売上金額0~9万円未満の状態のこと。Creemaに登録したばかりのハンドメイド作家は売上がないため、基本手数料は12%です。
販売手数料12%は、ほかのハンドメイド販売サイトと比べて若干高い設定です。売上が伸びてくると、9.5%になり、さらに「売れっ子」になると8%に下がるルールでした。
手数料変更後
2019年5月1日以降より、Creemaでの販売手数料は一律:10%(税別)となります。
つまり、今回の変更により販売手数料は「変動」ではなく「一律」になります。販売手数料一律10%は「minne」や「メルカリ」などと同じ手数料ですね。
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手数料変更で良かったこと、悪かったこと
良かったこと
- 分かりやすくなった
- 初心者でもチャレンジしやすい
分かりやすくなった
「手数料率変動ルール」はちょっと分かりにくい設定だったので、一律10%になったことで分かりやすくなったかと思います。
初心者でもチャレンジしやすい
今までは手数料だけ見ると「minne」の10%に比べて、「Creema」は12%と高く、「だったらminneに登録しよう」と考えていた人も多かったかもしれません。
ですが今回、販売手数料が一律10%になったことで、Creema未登録者のハードルも下がったことでしょう。
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悪かったこと
- 手数料8%だった作家が損をする
- モチベーションが下がる
手数料8%だった作家が損をする
「手数料率変動ルール」のメリットは、売れっ子になれば販売手数料が8%と安くなること。
それが今回の変更により、販売手数料8%→10%に上がってしまうわけですから、Creemaで頑張っていた作家さんからの反発は強いでしょうね。
モチベーションが下がる
「売上21万円以上になれば、販売手数料が安くなる!」は、ハンドメイド作家にとっては目標の1つでもあります。販売手数料は少しでも安くして、安くした分はお客様に還元したいですからね。
でも、一律10%になってしまうんだったら、この目標はなくなります。
まとめ
Creemaの販売手数料(成約手数料)が、一律10%に変更になりました。手数料の改定時期は、2019年5月1日(水)です。
手数料が変更されることで、販売価格も見直さなくてはなりません。特に単価が大きいハンドメイド作品を販売している作家さんは、変更前によく考えておきましょう。
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