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アクセサリー台紙の印刷でおすすめの方法は?

2023-06-28

アクセサリー台紙
ハンドメイド作家

ハンドメイドノート

現役ハンドメイド作家|手芸歴7年|ブログ歴7年|ハンドメイドマイスター|手芸アドバイザー|プロフィール

アクセサリーを販売するハンドメイド作家さんだと、ハンドメイドマーケットに掲載する写真を撮るとき、イベントや委託販売で作品を展示するとき、お客様に商品を発送するときなど、さまざまなシーンでアクセサリー台紙が必要になります。

アクセサリー台紙は自分で作ることができますが、作る工程で特に悩まされるのが「印刷」です。印刷方法にもさまざまあるため、どんな方法でアクセサリー台紙が印刷でき、どの方法を選択するのが自分にとってベストなのか?と悩む作家さんも多いでしょう。

この記事では、「プリンターで印刷する」「コンビニのコピー機で印刷する」「印刷会社に依頼する」の 3 つの印刷方法の特徴を比較したうえで、どの方法で印刷するのがおすすめなのかをご案内しています。それぞれの特徴を把握して、自分にあった印刷方法を選びましょう。

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印刷方法と特徴

アクセサリー台紙を印刷する方法として考えられるのが次の 3 つ。

  1. プリンターで印刷する
  2. コンビニで印刷する
  3. 印刷会社に依頼する

それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

1. プリンターで印刷する

自宅の家庭用プリンターでアクセサリー台紙を印刷するメリット・デメリットの図解

アクセサリー台紙は、自宅の家庭用プリンターをつかえば印刷ができます。自宅のプリンターをつかうため、デザインさえ準備しておけば、いつでも好きなときに、必要な枚数だけを印刷できるのがメリット。

印刷コストは、印刷会社に頼むのと同じくらいになります。たとえば、アクセサリー台紙を家庭用プリンターで 100 枚 印刷する場合、ラベル用紙は 500 円、インク代は 1,000 円ほど(片面カラー印刷、1 枚あたり 10 円で計算)です。用紙代とインク代を合計すると、100 枚 印刷すると 1,500 円かかる計算です。印刷会社に頼むと、100 枚あたり 1,500 円ほどかかる(最短納期で発注した場合)ので、家庭用プリンターで印刷するのとほぼ同じです。

デメリットは、プリンター操作の慣れが必要であること。一般的に、アクセサリー台紙を自宅のプリンターで印刷する場合、プリンター用の印刷アプリを操作することになります。このアプリの操作方法がわかりにくかったり、スマホとプリンターを連携させるのが難しかったりするため、慣れていない作家さんにはハードルが高いと感じるかもしれません。

また、印刷のクオリティは、印刷会社に頼むよりも品質が落ちます。家庭用プリンターは印刷の密度が低く、文字の輪郭がぼやけたり、発色が良くなかったりします。用紙のセットを間違えば、印刷がずれてしまうこともあります。

「そもそも、プリンターを持っていない」という作家さんだと、プリンターを買うための費用(初期費用)も余計にかかってしまいます。

2. コンビニで印刷する

コンビニのコピー機でアクセサリー台紙を印刷するメリット・デメリットの図解

アクセサリー台紙は、コンビニのコピー機をつかって印刷することも可能です。コンビニのコピー機を利用するメリットは、プリンターの購入費がかからないこと。

印刷コストは、A4 サイズでカラー印刷した場合、1 枚あたり 50円ですので、それを名刺サイズに 10 分割すると、アクセサリー台紙 1 枚あたり 5 円になります。ちなみに、コンビニ用の名刺アプリで印刷する方法もありますが、1 枚あたり 40 円以上と、かなり高額になります。用紙には光沢のある写真用紙をつかうため、アクセサリー台紙には向いていません。

デメリットは、手間がかかること。アクセサリー台紙を印刷するためにコンビニに行かなくてはなりませんし、用紙は A4 サイズで印刷されるため、それを名刺サイズにキレイに裁断しなくてはなりません。さらに、印刷される紙は薄っぺらいコピー用紙なので、厚みがなく安っぽく見えてしまいます(アクセサリー台紙は、厚みのある名刺用紙を使います)。

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3. 印刷会社に依頼する

印刷会社にアクセサリー台紙を印刷を依頼するメリット・デメリットの図解

印刷会社とは、名刺やチラシなどの印刷を代行してくれるサービスのこと。印刷会社といっても、個人でもネットで手軽に発注ができ、価格もそれほど高くはありません。

メリットは、プリンターを購入しなくても良いこと。自宅にプリンターがない作家さんでも、アクセサリー台紙が作成できます。また、自宅のプリンターよりも高精細に印刷できるため、見栄えの良いアクセサリー台紙が仕上がります。オプションも豊富に用意されており、角を丸くカットしたデザインにしたり、高級感のある箔押しにしたりと、自宅のプリンターでは難しい加工が可能です。

印刷コストは、最短納期(1 営業日後)で発注しようとすると 100 枚あたり 1,500 円ほど(送料込み)が相場。納期を遅らせるほど、料金が安くなります。

デメリットは、1 枚単位での注文ができないこと。印刷会社は大量注文が前提となっており、最低でも 100 枚で注文しなければなりません。すぐに 100 枚 使い切る作家さんなら特に気にする必要はありませんが、少しずつ使う作家さんの場合、使い切る前にデザイン変更や内容の修正が必要になったとき、余った分がムダになります(手書きで修正するのも面倒です)。

また、納期を考慮しなければならないのもデメリットです。注文しても当日に届けてくれる印刷会社は少なく、最短でも 1 営業日後となります(翌日ではない)。土日祝日などを挟むと、手元に届くのはかなり遅くなるでしょう。さらに、料金は納期が遅いほど安くなるため、できるだけ安く発注したい場合、「希望の納期」と「予算」のバランスを考える必要もあります。

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おすすめの印刷方法

コンビニ印刷はコストパフォーマンスが悪いため、緊急時以外はおすすめしません。通常は、「自宅のプリンター」か「印刷会社」で印刷しましょう。

少量印刷ならプリンター

次のような環境にあるハンドメイド作家さんには、自宅のプリンターでアクセサリー台紙を印刷するのがおすすめです。

  • 必要なときに、必要な枚数だけ印刷したい
  • プリンターを持っている(購入できる)
  • プリンターの基本操作ができる

自宅にプリンターがあれば、いつでも好きなときに、1 枚から印刷ができます。コンビニ印刷のように、印刷のたびにわざわざコンビニまで出向く必要はありませんし、印刷会社のように、必要枚数 以上を注文する必要もありません。必要なときに、必要な枚数だけを印刷できるのが、自宅で印刷できる最大の強みです。

副業でハンドメイド販売をしている作家さんだと、製作・販売できる数量に限界がありますから、1 度に大量にアクセサリー台紙が必要になることも少ないかと思います。このようなケースでは、必要なときに、必要な枚数だけを印刷できる自宅での印刷がおすすめです。

ネックなのは、プリンターの設定や操作の難しさ。機械操作が苦手な作家さんだと、初期設定やスマホとの連携、印刷設定に悩まされるでしょう。ただ、難しいと感じるのははじめだけ。最近のプリンターは、シンプル操作で使いやすくなっているため、慣れればスマホ感覚でサクサク操作できるようになります。設定に関しても、一度 済ませておけば、あとは自動で印刷ができるようになります。

プリンターは、アクセサリー台紙 以外にも、ショップカードやサンキューカードを作成するときに必要になります。ハンドメイド販売では必須のアイテムですので、持っていない作家さんはこの機会に購入し、使いこなせるようになっておきましょう。

コンビニ印刷は避けよう

緊急時以外はおすすめしませんが、次のような環境にあるハンドメイド作家さんは、一時的にコンビニのコピー機でアクセサリー台紙を印刷しても良いでしょう。

  • 自宅にプリンターがない
  • 今すぐ印刷しなければならない

コンビニでアクセサリー台紙を印刷する方法として、「A4 のコピー用紙に印刷する」か「コンビニ用の名刺アプリで印刷する」といった方法が挙げられますが、いずれの印刷方法もデメリットが大きいです。

A4 のコピー用紙に印刷した場合、コストは抑えられますが、紙がペラペラなので台紙として機能しません。厚紙を貼って二重にすれば補強できますが、それだと手間とコストが余計にかかります。

コンビニ用の名刺アプリで印刷した場合、写真用紙に印刷するため厚みはありますが、テカテカとした光沢が出てしまい台紙には不向きです。コストに関しても、1 枚当たり 40 円とかなり割高です。

コンビニ印刷は、長期的に見るとかなりの手間とコストがかかります。それなら、はじめから家庭用プリンターを購入して自宅で印刷するか、印刷会社に依頼した方が手間とコストを省けます。コンビニ印刷は、あくまで緊急用として使いましょう。

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大量注文なら印刷会社

次のような環境にあるハンドメイド作家さんには、印刷会社にアクセサリー台紙の印刷を依頼するのがおすすめです。

  • 直近で使う予定はない
  • 2~3ヵ月以内に100枚使い切る
  • 個性的な台紙が欲しい

印刷会社は、「納期が長ければ長いほど、料金が安くなる」といった価格設定になっています。たとえば、最短納期である 1 営業日後に発送してもらうよりも 5 営業日後に発送してもらう方が、500 ~ 1,000 円ほど安くなります。そのため、直近(1 週間以内)でアクセサリー台紙を使う予定がないハンドメイド作家さんにはおすすめできます。

ただし、印刷会社に依頼する場合、100 枚単位での注文となるため、2~3ヵ月以内に 100 枚ほど使う予定がない作家さんにはおすすめできません。すぐに 100 枚使い切る予定がないと、途中でデザインや内容の修正があった場合、余った分がムダになるからです。もし、2~3ヵ月以内に 100 枚も使う予定がないのであれば、自宅のプリンターで印刷することをおすすめします。

逆に、「イベントや委託販売に出店するから、台紙が大量に必要になる」といったケースなら、印刷会社に作ってもらった方がラクです。また、本業でハンドメイド販売をしている作家さんだと、製作・販売できる数も多いので、自宅のプリンターで 1 シート(1シートで 10 枚分)ずつ印刷するより、印刷会社に大量発注するのがおすすめです。

印刷会社の最大の強みは、個性的なアクセサリー台紙が作れること。追加費用がかかるものの、やわらかい印象の角丸加工や高級感を演出する箔押し加工など、パッと見ただけでこだわりを感じられる台紙に仕上げてくれます。印刷の質も高いので、アクセサリーの魅力が引き立つ高品質な台紙が欲しい作家さんは、印刷会社に依頼しましょう。

なお、印刷会社は「ラクスル」「プリントパック」などが有名です。料金も安いので、印刷会社に依頼したい方は公式サイトをチェックしてみてください。

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まとめ

アクセサリー台紙の印刷方法は、「自宅のプリンター」「コンビニ」「印刷会社」の 3 通りあります。

印刷方法によって、納期やコスト、仕上がりに違いがあります。どの方法が良いか悪いかではなく、仕上がるまでにどのくらいの時間(手間)がかかるか、予算にマッチしているか、求める品質に仕上がるかなどを基準にして選ぶと良いでしょう。

私は普段は家庭用プリンターで印刷し、イベントなど大量に日通用になったら印刷会社に頼んでます。
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