ハンドメイド作品や既製品の売買ができる「マルシェル」では、出品した商品が売れたとき、売上を受け取るときにそれぞれ手数料がかかります。
また、プランは「無料」「有料」の2種類あり、このプランによって月額料金の有無・販売手数料が異なります。
整理すると、マルシェルでは以下の3つの手数料がかかります。
- 月額料金(無料プランは0円)
- 販売手数料
- 売上金の受取時にかかる手数料
この記事では、それぞれの費用について詳しく解説します。
マルシェルでハンドメイド作品を売ってみたい方、新品・中古の既製品を売ってみたい方はぜひご参考にしてください。
月額料金(プランで異なる)
マルシェルは「無料プラン」「有料プラン」があります。
有料プランはクレジットカードの登録が必須で、登録クレジットカードで毎月の月額料金を支払います。
無料プラン:0円
無料プランは月額0円で運営できる分、販売手数料が有料プランに比べて高くなっています。1ヵ月の売上が多い方は有料プランでの運営がおすすめです。
有料プラン:524円
有料プランは月額524円発生しますが、無料プランに比べて販売手数料が安く、さまざまな機能が使えるようになります。ただし、まったく売れない月は月額料金をムダに支払うことになるので、申し込みは慎重になったほうが良いでしょう。
なお、有料プランは初月のみ無料で利用できます。
販売手数料(プランで異なる)
販売手数料とは、出品した商品が売れたときにかかる手数料です。
商品が売れると、無料プランなら手数料5.5%、有料プランなら手数料3.85%が売上金から引かれます。出品者が改めてマルシェルに販売手数料を支払う必要はありません。
無料プラン:5.5%(税込)
無料プランの販売手数料は税込5.5%。
たとえば、販売価格2,000円(税込・送料込み)の商品が売れたら110円の販売手数料が引かれます。売上から手数料を引くと1,890円ですが、これには送料も含まれています。送料が120円だとしたら、手元に残るのは1,770円となります。
有料プラン:3.85%(税込)
有料プランの販売手数料は税込3.85%。月額料金を支払う分、無料プランよりも安く設定されています。
たとえば、販売価格2,000円(税込・送料込み)の商品が売れたら77円の販売手数料が引かれます。売上から手数料を引くと1,923円で、送料が120円だとしたら、手元に残るのは1,803円となります。
有料プランなら、販売数が多くなってきても手数料をかなり節約できます。
販売手数料は高い?
マルシェルの販売手数料は、他サービスに比べてかなり安く設定されています。
サービス名 | 販売手数料 |
マルシェル | 5.5%(無料プラン)/3.85%(有料プラン) |
minne | 10.56%(税込) |
メルカリ | 10% |
無料プランでも十分に安い方です。「販売手数料がもったいない」と感じている方には向いているサービスです。
売上金の受取時にかかる手数料(プラン共通)
売上金の受け取り時にも手数料がかかります。つまり「振込手数料」ですね。
売上金の受取時にかかる手数料はプラン共通で330円(税込)。売上金は「銀行振込」か「ローソン」で受け取れます。
受け取りにはウェルネットという送金サービスを介します。月末時点で売上金を1,000円以上保有している場合、翌月15日以降に案内メールが送られるので、そのメールに記載の通りに手続きを進めてください。
参考リンク:マルシェル 売上金・振込について
まとめ
マルシェルの手数料は、月額料金・販売手数料・売上金の受取時にかかる手数料の3つ。
無料プランの各手数料は次の通り。
- 月額料金:0円
- 販売手数料:5.5%(税込)
- 売上金の受取時にかかる手数料:330円(税込)
有料プランの各手数料は次の通り。
- 月額料金:524円
- 販売手数料:3.85%(税込)
- 売上金の受取時にかかる手数料:330円(税込)
たくさん売る方は有料プランがおすすめですが、実際に売れるかどうかはやってみないと分かりません。
プランの切り替えはいつでもできるので、はじめは無料プランではじめてみて、売上が伸びてきたら有料プランへの切り替えがおすすめです。
登録をご検討の方は『「マルシェル」無料プランに登録して出品する流れ』で詳しく解説しているので、そちらを参考にしながら登録を進めてみてください。