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【重要】ハンドメイド販売で提出すべき3つの届け出

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2018-01-02

【重要】ハンドメイド販売で提出すべき3つの届け出
ハンドメイド作家

ハンドメイド作家

20代女子のハンドメイド作家。義母が手芸講師なので指導を受けながら製作と販売に没頭中!

どんな事業であっても、個人事業をはじめるのなら、各行政機関に届け出をする必要があります。ハンドメイド販売も例外ではなく、販売をはじめたら各行政機関に届け出をします。たとえ、自宅で行うにしてもです。

ハンドメイド販売にかかわる主な届け出は

の3つ。

どんな届け出なのか?この記事でご紹介していきます。

ハンドメイド作家
大切なことですので、ハンドメイド作家として生計を立てようと思っている方はご一読を。

この記事はこんな方におすすめ

  • すべてのハンドメイド作家さん
  • 販売時に必要な届け出を把握したい

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「届け出」とは

事業の開始や従業員の雇用時に届け出る

事業の開始や従業員の雇用時に税務署や市区町村役場に届け出る

届け出とは、一定の行為を行う際、事前に各行政機関に通知すること。事業の開始や従業員の雇用などの際に、税務署や市区町村役場などに届出書を提出します。

個人事業にかかわる届け出は、

  • 税金にかかわる届け出
  • 雇用にかかわる届け出

があります。

このうち、個人で行うハンドメイド作家さんは、「税金にかかわる届け出」の提出が必要になってきます。届け出は提出必須のもの、任意で提出するものがあります。

ハンドメイド販売で提出すべき届け出

ハンドメイド販売で提出すべき届け出3つ

ハンドメイド販売では「開業届」「事業開始等申告書」「青色申告承認申請書」の3つを届け出る

開業届(必須)

ハンドメイド作家の開業届の記入例

開業届の記入例

名称 個人事業の開業・廃業等届出書
(通称:開業届)
概要 個人事業をはじめ、事業により所得を得ていることを国(税務署)に通知する
提出期限 事業開始の事実があった日から1カ月以内
提出先 納税地を所轄する税務署
提出方法 持参・郵送・電子申請

個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

開業届(かいぎょうとどけ)とは、個人事業をはじめ、事業により所得を得ていることを国(税務署)に通知するための届け出。正確には「個人事業の開業・廃業等届出書」と言う書類です。

法律上、販売を開始したらその日から1カ月以内に開業届を提出するように義務づけられています。

居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から一月以内に、税務署長に提出しなければならない。

出典:所得税法 第二百二十九条

ハンドメイド作家
ハンドメイド販売をはじめたら、1ヵ月以内に開業届を提出しましょう。

開業届と併せて「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておくと、確定申告で青色申告書が提出できるようになります。ついでに提出すると良いかもしれません。

ただし、開業届を提出することで扶養から外れてしまうケースも(詳しくはコチラで解説)。提出は必須ですが、それはあくまで義務であり強制ではありませんのでよくご検討を。

提出する方は、以下の記事で記入例を詳しくご紹介しているのでご参考に。

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ハンドメイド作家としての開業届の作成・提出方法
ハンドメイド作家としての開業届の作成・提出方法

【記入例あり】minneなどのハンドメイドマーケットや、販売イベントに出店しているハンドメイド作家さんは、開業届を自分で作成して提出しなければなりません。では、開業届はどうやって作成するのでしょうか?ハンドメイド作家が解説します。

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事業開始等申告書(必須)

事業開始等申告書

都内の「事業開始等申告書」

名称 事業開始等申告書
概要 個人事業をはじめ、事業により所得を得ていることを都道府県税事務所と市区町村役場に通知する
提出期限 自治体による
提出先 都道府県税事務所および市区町村役場
提出方法 持参・郵送

開業届とあわせて提出するのが「事業開始等申告書」。新たに個人事業をはじめたことを都道府県税事務所と市区町村役場に通知するための届け出です。

開業届と内容は似ていますが、まったく異なる書類です。

開業届は、所得税や消費税などの「国税(所得税)」を管轄している税務署に提出します。事業開始等申告書は、事業税や住民税といった「地方税」を管轄している都道府県および市区町村役場に提出します。

ハンドメイド作家
開業届と事業開始等申告書は提出先が違います。

書式や提出期限は各自治体によって異なります。不明点は市区町村役場に問い合わせるのが確実です。

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所得税の青色申告承認申請書(任意)

青色申告承認申請書

青色申告承認申請書

名称 所得税の青色申告承認申請書
概要 所得税の申告方法(確定申告)を青色申告に変更する
提出期限 事業を開始した年に申告するなら、開業日から2か月以内。
事業を開始した翌年に申告するなら、その年の3月15日まで。
提出先 納税地を所轄する税務署
提出方法 持参・郵送・電子申請

所得税の青色申告承認申請手続|国税庁

「所得税の青色申告承認申請書」とは、所得税の申告方法(確定申告)を青色申告に変更するための届け出。

確定申告の申告方法は、白色と青色の2種類あります。白色の方が申告が簡単ですが節税はできません。青色は申告が大変ですが節税ができます。所得が多く、節税をしたいのなら青色申告をおすすめします(違いについて詳しくはコチラで解説)。その際、事前に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

ハンドメイド作家
節税したい方が任意で提出する届け出です。

この届け出を提出しないと、自動的に白色申告になってしまいます。

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「所得税の青色申告承認申請書」とは、所得税の申告方法(確定申告)を青色に変更する場合に必要な届け出。

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届け出を提出しないと販売できない?

ご紹介した3つの届け出のうち、「開業届」と「事業開始等申告書」は原則として事業をはじめたら提出しなければなりません。

ただ、届け出をしないで販売をしているハンドメイド作家さんはたくさんいます。また、届け出を提出することで扶養から外れてしまうなどのデメリットもあります(開業届の記事で詳しく解説)。

各種届け出の提出はハンドメイド作品の販売後、事業が軌道にのってきてからでも可能です。販売前に絶対に届け出ないとダメ、届け出ないと罰則がある、といったことはありませんので、すこし様子を見たい方は、あとから提出でも良いでしょう。

ハンドメイド作家
「試しにネットでハンドメイド作品を出品してみたい!」程度の人であれば、まだ提出はしなくても大丈夫です。

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まとめ

届け出とは、一定の行為を行う際、事前に各行政機関に通知すること。ハンドメイド販売という個人事業をはじめるのなら、税金にかかわる届け出を各行政機関に提出する必要があります。

主な届け出は

の3つ。

ハンドメイド作家
私はすべて提出しました!

どれも「提出しなければ販売ができない」という届け出ではありませんが、ハンドメイド事業の成長に伴い、いずれは提出しなくてはなりません。ハンドメイド販売を本業にしたい方は、速やかに届け出をしておきましょう。

また、売り上げが伸びてくると「確定申告」も必要になってきます。詳しくは以下の記事でご紹介しているのでご参考にしてください。

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