確定申告

ハンドメイド販売者が確定申告で経費にできる出費、できない出費の例

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ハンドメイド販売者が確定申告で経費にできる出費、できない出費の例

ハンドメイド作品や手芸品を売っている方であれば、確定申告のときに「どんなモノが経費として計上できるか?」って悩みますよね。

すぐに思い浮かぶ経費と言えば、布やパーツなどの「材料費」ですが、実はそれ以外にもたくさんあります。経費にできるのにしないと、税金をたくさん支払うことになります。損なんです。

では、具体的に何が経費にできるのか?実際に私が確定申告のときに経費として計上した出費をまとめたので、minneやメルカリなどで販売しているハンドメイド作家さんはご参考にしてください。

確定申告で経費にできる例

ハンドメイド事業の経費として計上できる出費は、材料費のほかにたくさんあります。

たとえば私は、

  • パーツや生地代
  • 工具や事務用品
  • 本や雑誌
  • スマホ代や配送料など
  • 梱包材・ラッピング用品
  • 各種手数料
  • 家賃
  • 電気代
  • ガソリン代
  • 電車代や宿泊費
  • 名刺作成費

などを経費にしています。

それぞれの詳細と、経費にできる理由も簡単に解説します。

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パーツや生地代

ハンドメイド作品の制作のために購入したパーツ、生地代などは材料費として経費にできます。勘定項目は「材料費」にしています。

パーツや生地代を経費にできる理由は、その材料がなければ作品を作れないからです。

工具や事務用品

ハンドメイド作品の制作に使う工具や、仕事上で使用するボールペンやはさみなどは経費にできます。勘定項目は「事務用品費」にしています。

工具代を経費にできる理由は、その工具がなければ作品を作れないからです。

本や雑誌

ハンドメイド作品の制作方法や販売方法を学ぶために購入した書籍は経費にできます。情報収集のための手芸雑誌も経費にできます。勘定項目は「新聞図書費」にしています。

本や雑誌を経費にできる理由は、その本や雑誌で学んだ知識をハンドメイド事業にそのまま活かしているからです。関係のない雑誌、たとえばインテリア雑誌などは経費に認められません。

スマホ代や配送料など

ハンドメイド作品をネット販売している場合、毎月のスマホ代やインターネット通信料は経費にできます。郵送料(配送料)、切手代、電話代も経費にできます。これらの勘定項目は「通信費」にしています。

スマホ代などのネット通信費を経費にできる理由は、ハンドメイドマーケットや自分のネットショップを管理には欠かせないツールであるからです。お客様からの問い合わせの返信などにも使用しています(ただし、「家事按分」します)。

郵送料(配送料)、切手代に関しては、売れたハンドメイド作品の発送時に欠かせない出費であるため経費にできます。

梱包材・ラッピング用品

ハンドメイド作品の発送時に使用した緩衝材、段ボール、ガムテープなどは経費にできます。勘定項目は「荷造運賃」にしています。

梱包材・ラッピング用品を経費にできる理由は、売れたハンドメイド作品を梱包して配送中の衝撃から保護するために欠かせない出費であるからです。

各種手数料

ハンドメイドマーケットでの販売手数料や振込手数料は、勘定項目を「支払手数料」として経費にできます。

販売手数料や振込手数料は、ハンドメイドマーケットやネットショップなどでの販売時や売上の振込時に必然的に発生する手数料であるため経費にできます。

家賃

自宅をハンドメイド作品の制作・販売拠点としている場合は毎月の家賃を経費にできます。ただし家事按分する必要があります。勘定項目は「地代家賃」にしています。

家賃を経費にできる理由は、活動の拠点を自宅にしており、自宅がないとハンドメイド作品をつくったり、作品を管理・保管できないためです。

電気代

自宅をハンドメイド作品の制作・販売拠点としている場合、毎月の電気代、ガス代、水道代を経費にできます。勘定項目は「水道光熱費」にしています。

ただし、ガス代と水道代は経費として認められないケースがあるようなので、電気代のみ経費にしておきましょう。電気代は使用料100%を経費にできないため、家事按分します。

電気代を経費にできる理由は、作品の制作などに点灯させる照明や、ネット販売時に使用するパソコン・スマホの充電、ミシンなどを使用する際に電気を必要としているからです。

ハンドメイド作品の販売や営業、材料購入のために車を使用している場合、車の購入代金を経費にできます。車は高額なので「減価償却」し、さらに家事按分する必要があります。勘定項目は「減価償却費」にしています。

車を経費にできる理由は、その車がないと作品制作に必要な材料の調達や、仕事先に行けないためです。

ガソリン代

ハンドメイド作品の販売や営業、材料購入のために車を使用している場合、車のガソリン代を経費にできます。ガソリン代は、車の家事按分の割合に合わせます。勘定項目は「車両関係費」にしています。

ガソリン代を経費にできる理由は、ガソリンがないと仕事で使う車が動かないためです。

電車代や宿泊費

ハンドメイド作品の材料を購入するために電車で移動した場合、電車代を経費にできます。販売ベントに参加して、電車やバス、ホテルに宿泊した場合、これらを経費にできます。勘定項目は「旅費交通費」にしています。

電車代やバス代を経費にできる理由は、ハンドメイド作品の材料を購入するために移動手段として電車を利用したからです。宿泊費を経費にできる理由は、ハンドメイド販売イベントの出店でホテルを利用したためです。私的な旅行は経費に認められません。

名刺作成費

名刺は仕事で使うものなので経費にできます。勘定項目は「消耗品費」にしています。

名刺を経費にできる理由は、営業活動のうえで欠かせないツールであるからです。お客様やハンドメイド作家仲間へのあいさつに使います。

その他

上記に分類できない細かい出費は、勘定項目「雑費」にして経費にします。

「勘定項目」は絶対にこの項目にしなければならない、という決まりはありません。あくまで参考として考えてください。

確定申告で経費にできない例は?

確定申告で経費にできない例は?

個人的な旅行は経費にできない

確定申告で経費にできない(認められない)出費の例は、

  • 私的な(個人的な旅行や買い物など)出費
  • ハンドメイド販売に関係のない(薄い)出費
  • 税務署の人に納得のいく説明ができない出費

など。

ハンドメイド販売で必要になった出費は、基本的にすべて経費として計上できます。

ハンドメイドにまったく関係のない出費は、もちろん経費に含めることはできません。ですが、どこまでが経費として必要だったか?は、自分で決めることができます。

税務署の人に聞かれたとき、「コレはこういう理由で必要だった」と誰が聞いても納得のいく説明ができるなら、ハンドメイド事業の経費にできます。納得のいく説明ができないのなら、経費にはできません。

個人的な旅行などを経費にしてしまうと、「申告漏れ」や悪質なものだと「脱税」となってしまうので注意しましょう。

領収書がないと経費にできない?

支払ったことの証明ができるなら、レシートでも領収書でも構いません。

ただし、高額な商品を購入する場合は、あなたが購入したことが証明できる領収書を発行してもらい、記名してもらった方が良いでしょう。

領収書がない場合の対処法

「レシートがない」「もらい忘れた」「紛失してしまった」ときは、「出金伝票」を作成すれば、レシートや領収書の代わりとして認められます。電車賃なども出金伝票でOK。

出金伝票は、100円ショップや文房具店などで販売しています。何でもかんでも出金伝票で済ませるのはNG。レシートや領収書で証明するのが基本なので、出金伝票はあくまでレシート・領収書がないときの最終手段として考えてください。

まとめ

ハンドメイド作家さんは、材料費以外にもさまざまな出費を経費として計上ができます。経費にしないともったいない(税金を無駄に支払うことになる)ので、漏れのないように申告しましょう。

経費として計上するには、その出費を証明できるレシートや領収書が必要です。レシートや領収書がない場合は、出金伝票を発行しましょう。

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この記事を書いた人

ハンドメイド作家 こばやしみき

ハンドメイド作品のネット販売に奮闘中の20代女子(プロフ)。何かありましたら下の方のコメント欄かお問い合わせからご連絡ください。

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