ハンドメイドの販売イベントが終わったら、
の3つを済ませましょう。
時間が経つと忘れてしまったり、仕事や家事に追われて次第に面倒になります。せっかく頑張って出展したのに意味がなくなるので、早めに振り返りましょう。
イベントで交流した人に連絡する
販売イベントに出展するメリットは、人と交流できること。当日はお客様だけでなく、多くのハンドメイド作家さんと出会えたことでしょう。これも何かの縁ですし、イベントで交流した作家さんにお礼のあいさつメールを送りましょう。
連絡する必要性
ハンドメイドを副業・本業にしている作家さんを仲間にしておくと、ためになる情報を教えてもらったり、後で仕事の話しをもらったりと、何かと役に立ちます。当日の立ち振る舞いについてアドバイスをもらうこともできます。積極的に連絡をしましょう。
連絡の例文
当日に交流した作家さんへのお礼メールの例文を用意したので、自分なりにアレンジして使ってくださいね。
【例文】
本日「○○(イベント名)」でお会いした、△△を制作している××です。
当日は丁寧なアドバイスをいただき、ありがとうございました。とても勉強になります。○○さんの丁寧な接客と素敵な作品の数々は、私の目標でもあります。
今後もご指導いただけましたら幸いです。
本日は、ありがとうございました。
ハンドメイド作家 ××
販売イベントで、お店や企業から委託販売のお誘いがあった場合は、安易に引き受けず、委託販売のメリットやデメリットを考慮して答えを出してください。
販売イベントの売上を集計する
今日1日の売上を集計します。さらに、販売数と売上が一致しているか確認し、利益を求めましょう。
利益は、「売上」から「イベントの参加費用」を引いた金額です。
イベントの参加費用としては、
- 作品の原価
- 出展費(参加費)
- 交通費
- 宿泊費
- 飲食代
- ディスプレイ用品
などが挙げられます。
はじめてのイベント出展だと、什器や備品など購入する物が多く、余計に費用が掛かることと思います。ですが、それらは次回に使えるので、赤字になってもあまり気にしなくて大丈夫です。
販売イベントの反省点を整理する
さいごに、当日を振り返って、良かった点・悪かった点を整理しましょう。
たとえば、
- 準備不足はなかったか?
- 接客は十分にできたか?
- 作品数は少なくなかったか?
- 売り上げ目標に達したか?
などを中心に見直してください。
販売イベントでの反省点を見つけたら、次の出展にどう活かすのか?考えます。
開場での接客や呼び込みは上手にできたか?作品や什器の搬入はスムーズにできたか?売り上げ目標を達成できたか?…など、それぞれ改善点はあるはず。整理して改善策を練りましょう。
準備不足はなかったか?
販売イベントの当日、「コレがあれば良かった」と思う物を書き出してみましょう。
領収書やラッピング用品など、接客に必要な持ち物のほか、スリッパや防暑防寒具など、自分が快適に販売できる持ち物も、次回に反映すると良いです。
逆に、「コレは必要なかった」と感じる物があれば、次回からは持っていかないように。
接客は十分にできたか?
人気の販売イベントに出展すると、予想以上に忙しくて接客が十分にできないことも。接客に慣れていない方だと、うまくクロージングできない場合もあります。
また、お客様から「こんなのはないの?」と要望があったら、次回の販売イベントに活かしましょう。
作品数は少なくなかったか?
参加した販売イベントと自分の作品の相性が良かったり、競合が少ない場合、イベント終了前に売り切れてしまうことも。
完売はうれしいことではありますが、かなり勿体ない(もっと売れた)です。商品数は、売り上げ目標を決めて、それよりも少し多めに持っていくように心がけましょう。
販売イベントまで忙しく、目標の作品数を用意できなかった場合も、スケジュールの見直しが必要です。
売り上げ目標に達したか?
残念ながら、「まったく売れなかった」「在庫がすごく残ってしまった」なんてこともあります。
売り上げ不振の原因としては、接客が良くなかったことや値段が高すぎた(安すぎた・高すぎた)ことのほか、参加した販売イベントと作風がマッチしていない、なども考えられます。
次回から、出展したい販売イベントをよくリサーチするように。
まとめ
ハンドメイド販売イベントに出展したら、当日にお世話になったハンドメイド作家さんにお礼の連絡をしましょう。
それと、イベントの売上を集計したり、次回のイベントに活かせるよう、しっかりと反省し、改善策を練ることも大切です。
ハンドメイド販売サイトで出品している人は、プロフィール欄に活動履歴として「△△年○○(イベント名)に出展」として載せておくのも良いでしょう。