ハンドメイド作家として活動するなら、多くの人にあなたのことを知ってもらうことが大切。そのためにも、プロフィール欄は充実させたいところですよね。
たとえば、ハンドメイドマーケット「minne」では、「設定」>「プロフィール」より自己紹介文を記入できます。
多くのお客様は、「どんな人が作っているのか?」と気にされます。特に、相手の顔が見えないネット販売では、お客様が常に不安を抱えているので、自己紹介文をしっかり書きその不安を払拭することが大切。
では、自己紹介文にはどんな内容を書くべきなのか?お客様に信頼していただくためのプロフィールとは何か?この記事でご紹介します。
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ハンドメイド作家のプロフィールの例文
プロフィール欄にはどんな自己紹介文を書くべきなのでしょうか?例文を3つご用意したのでご参考にしてください。
例文1
ハンドメイド作家の〇〇です。
手芸が得意な母の影響で、子どものころからハンドメイドに興味を持ち、練習をしていました。
現在は、長年の夢だったハンドメイド作家として活動中です。
大人かわいいヘアゴムや、レトロなピアスなど、女性に「かわいい!」と思ってもらえるようなアクセサリーを中心に制作しています。
平日は会社に勤務しているため、メッセージの返信や発送など、すぐに対応できないことがあります。お許しください。
ですが、なるべく迅速に対応するよう心掛けています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
親しみやすさを重視した自己紹介の例文です。手芸歴が短く、ハンドメイド作家としてアピールできるような活動歴がなければ、人柄を伝えるような自己紹介文が良いでしょう。
例文2
手芸歴5年のハンドメイド作家。
ブランドコンセプトは○○。
心をこめて丁寧にお作りした作品を、あなたにお届けします。
《定休日》
土・日・祝日
《略歴》
2014年1月 ハンドメイド販売スタート
2015年7月 ハンドメイドインジャパンフェス2019 in 東京ビッグサイト出店
2016年4月 WEBメディア「○○」に掲載
2018年10月 雑誌「○○10月号」に掲載
2019年6月 minneの「人気の作家」として掲載
ハンドメイド作家として活動歴が長く、ハンドメイド販売イベントに出店していたり、雑誌や大手WEBメディアに取り上げられた実績があるのなら、自己紹介文に積極的に書くことをおすすめします。
例文3
ハンドメイドアクセサリー認定講師資格取得。金属や素材の特性、道具の使い方、作品の保管方法、基礎のテクニックから さまざまな技法やデザインを専門的に学ぶ。
現在はフリーのアクセサリー作家として活動中。自宅のアトリエにてワークショップを不定期開催しています。
◆経歴
2018年4月 ハンドメイドアクセサリー認定講師資格取得
2019年3月 minneのハンドメイドマーケット2019 出展
2019年5月 自宅のアトリエにてワークショップを開催
販売しているハンドメイド作品と関連のある資格を取得していたり、専門学校を卒業しているのなら、その実績を自己紹介文に書いてアピールしましょう。ワークショップや教室の講師を務めている実績があるなら、忘れずに記載しましょう。
プロフィール欄に加えるべき必須項目
ハンドメイド作家のプロフィール欄には、次のような項目を載せましょう。
- プロフィール写真
- 代表的な商品の写真
- 作成風景の写真
- 名前(作家名)
- ハンドメイドの経歴
- 作品に対する想い
- SNS情報
プロフィール写真
プロフィール写真は、あなたの人柄や作品ジャンルが分かるような写真が良いでしょう。
本人写真を掲載すれば、お客様の信頼獲得へつながります。顔出しが不安であれば、横顔やあなたの雰囲気が分かるような写真でもOK。本人写真に抵抗があるなら、代表的な作品の写真など作品のジャンルが分かるものでも。
ブランドロゴを載せるのもおすすめ。ロゴがないハンドメイド作家さんは、「Wixロゴメーカー」などロゴ制作サービスを使うと良いです。
代表的な商品の写真
あなたの作風が分かるような代表作の写真を掲載しましょう。
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作成風景の写真
ハンドメイド作品を制作している雰囲気が伝わる写真をプロフィールに掲載するのもおすすめ。どんな場所で作っているのか?が分かると、お客様は安心します。
minneだと、プロフィールの編集ページの「制作風景やお気に入りの作品の写真」よりアップロードできます。
名前(作家名)
作家名も忘れずに記載しましょう。作家名を決めるときは、覚えやすく、短めにすると分かりやすくて好印象に。
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ハンドメイドの経歴
経歴に関しては、間違ってもウソは書かないこと。ウソは必ず見抜かれ、お客様の信頼を大きく失います。
経験が浅くても、「プロフィールは正直に書く」が鉄則です。ハンドメイドの経験がなくても、「一生懸命作っている」という誠実さが伝われば、お客様は信頼してくれます。
ハンドメイドに関しての経歴があれば、積極的に書きましょう。「美術大卒」「趣味で5年続けていた」「教室で勉強中」「ハンドメイドの資格を持っている」などは、強烈なアピール材料になります。
作品に対する想い
どんな気持ちで作品づくりに臨んでいるか?お客様へ誠意が伝わるように記載しましょう。「趣味の片手間でやっています」「本業の息抜きでやっています」など、マイナスな印象を与える自己紹介はしないように。
SNS情報
ハンドメイド用のInstagramやTwitterをやっていれば、忘れずに記載しましょう。
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プライベートな情報も公開すべき?
「家庭があるので家族に迷惑を掛けたくない」「副業は会社にバレたくない」こういった事情があるのなら、本名や本人写真を掲載するのは避けましょう。お客様に知ってもらいたい!と言って、いきなり個人情報を開示するのは感心しません。
はじめのうちはプライベートな情報の公開は控え、「プロのハンドメイド作家として生きていきたい!」と志すようになったら、本人写真の掲載など、改めて検討すると良いです。
まとめ
ハンドメイド作家のプロフィール欄には、「プロ意識を持っている」「真剣に作っている」ことが伝わる自己紹介文を記載しましょう。だからと言って、誇張表現や誤解を招くような表現はNG。ウソ偽りのない、正直な情報を記載してください。
また、自己紹介文が長すぎても読むのが面倒になるため、適切な文章量に調整することも大切ですよ。
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