ハンドメイド作品をネット販売する方法~登録・販売・発送方法まとめ

ハンドメイドのネット販売

ハンドメイド作品を、ネット・アプリで販売する一連の流れをまとめました。

これからハンドメイド作品をネットで販売しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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ネット販売の準備

ハンドメイド作品をネットで販売するなら、まずは作品を作り、その作品を出品するサイトを選びます。

作品作り

ハンドメイド作品を販売するのなら、完全オリジナルであることが条件です。

マリメッコ風」などと記載し、マリメッコの生地を使った作品を出品することは著作権の侵害となり、法律で罰せられます。

自分で考えたオリジナルのハンドメイド作品を作り販売しましょう。

販売サイト選び

ハンドメイド作品をネットで販売するなら、「ハンドメイドマーケット」と呼ばれる販売サイトに登録・出品する必要があります。

ハンドメイド作品を販売できるサイトもさまざまあります。ハンドメイド作品をネットで販売するなら、まずはどのサイトに出品するか決めましょう。

主な販売サイトの特徴を下記の表にまとめたので、登録サイト選びのご参考にしてください。

サイト名 初期費用 販売手数料(税別) 振込手数料
ハンドメイド販売サイト「BASE」
BASE注目!
無料 3.6%+40円+3% 2万円未満:250円+500円
2万円以上:250円
minneのPC版販売サイト
minne
無料 9.6% 一律220円
creemaのPC版販売サイト
Creema
無料 10% 3万円未満:176円
3万円以上:275円
iichiのPC版販売サイト
iichi
無料 20% 3万円未満:176円
3万円以上:275円
東急ハンズが運営するハンドメイド販売サイト
ハンズ・ギャラリー マーケット
無料 12% 無料

閉鎖した販売サイト

  • 「tetote(テトテ)」は、2018年6月にサービスを終了し、minneに統合されました。
  • 「ココナラハンドメイド」は2019年8月にサービスを終了しました。

利用するユーザーに偏りがあるので、あなたの作品を誰に売りたいのか?を明確にし、そのターゲットに合ったサイトを選びましょう。

ネット販売の登録・出品方法

出品する販売サイトが決まったら、各サイトで次の登録内容を埋めていきます。

  • 作家名
  • プロフィール
  • 作品名
  • 作品説明
  • 発送までの目安
  • 作品の写真
  • 販売価格
  • 注意書き

1つずつ説明します。

作家名

ハンドメイドの作家名の決め方~覚えてもらえるネーミングのコツ

ハンドメイドの作家名は、覚えやすく、読みやすい名前で登録しましょう。

長すぎたり、読みにくい作家名はおすすめしません。たとえば、フランス語で「Goutte du soleil」などと記載されたら、覚える気になれません。

作品の世界観に合わせつつ、分かりやすい作家名を付けましょう。

プロフィール

ハンドメイド作家のプロフィールの書き方

作家名が決まったら、それと連動して作家のプロフィールも埋めていきます。

プロフィール欄には、「ハンドメイド作品を真剣に作っている」ことが伝わる内容を記載しましょう。「趣味の片手間でやっています」などの誠意が伝わらないようなプロフィールは書かないように。

作品名

ハンドメイドの作品名の付け方

ハンドメイド作品のタイトルを付けるときは、15~20文字以内を目安に考えましょう。これより長くても登録はできますが、途中で「ピアスの…」と省略されてしまいます。

なるべく短くまとめ、その中に作品の特徴が伝わるように記載しましょう。

作品説明

ハンドメイドの作品説明の書き方

作品名が決まったら、作品の詳細(説明文)を記載します。

作品の説明は、使われている素材やデザインの特徴、詳しいサイズなどを分かりやすく簡潔に書くことがポイント。

写真では伝わらない情報を文章で説明しつつ、お客様に「欲しい!」と思ってもらえるような魅力を記載しましょう。

発送までの目安

ハンドメイド作品の発送までの目安

発送までの目安は、入金が確認できてから発送するまでの期限のことを指します。注文されてからではありません。

目安は、働いている方なら5日前後、専業主婦なら3日前後が良いでしょう。生活スタイルに合わせて、無理のないスケジュールを立ててください。

作品の写真

ハンドメイド作品の写真撮影のコツ

実物を見ることができないネット販売では、写真が購入の大きな判断材料となります。クオリティの高い写真を撮り、購入者が抱えている不安をなくしましょう。

ハンドメイド作品を写真で撮るときのポイントは、

  • 手ぶれやピンボケがない
  • 自然光で撮影する
  • 背景をシンプルに

など、基本的なことに注意してください。

販売価格

ハンドメイド作品の値段の決め方

ハンドメイド作品の値段は、原価を基準に決めていきます。ネット販売の場合、原価には「材料費」「制作費」「梱包費」などが含まれます。

それぞれの原価を計算し、その合計金額の2~4倍の価格で販売すると損をしません。

注意書き

ハンドメイド作品の注意書きの書き方

ネット販売でトラブルを事前に回避するためにも、注意書きを記載しておくことは大切です。

ノークレーム・ノーリターンでお願いします」と言う注意書きをよく目にしますが、販売サイトによっては禁止されています。お客様にも不快感を与えるため、適切な注意書きを記載しましょう。

ネット販売の受注対応と発送

ハンドメイド作品を出品してお客様が購入してくれると、販売サイトから注文連絡が入ります。

注文連絡が入ったら内容を確認して発送します。

受注内容を確認する

ハンドメイド作品が売れたら

出品した販売サイトでハンドメイド作品が売れたら、「受注連絡」が届きます。受注連絡が入ったら、まずは何が売れたのか確認します。

メッセージを送信する

お礼メッセージの例文

注文内容を確認したら、お客様にお礼のメッセージを送信します。

メッセージは、各販売サイトの注文履歴(売れたもの)のお客様情報から送信できます。お客様に「注文内容を確認しました」という意図が伝わるよう、お礼のメッセージを送りましょう。

お礼状を書く

ハンドメイド作品のお礼状の書き方

お客様の入金が確認できたら、お礼の手紙を書きましょう。

プリントしたお礼状でも悪くはありませんが、できれば手書きで書きたいところ。お礼状は、心を込めて、手書きで書きましょう。

手紙を書くと、販売サイトで高評価レビューをもらえる可能性もあります。

納品書を用意する

ハンドメイド作品に同封する納品書の書き方

納品書を送る義務はありませんが、同封した方が印象が良くなります。

各販売サイトで簡単にプリントアウトできるようになっているので、自作するのが手間であれば利用しましょう。

発送する

発送するときは、緩衝材を使って作品を保護してください。緩衝材は100円ショップやホームセンターなどで販売されています。発送が完了したら、「発送完了ボタン」をクリックします。

作品がお客様に無事に届けば、取引は終了です。

まとめ

ネット販売の大まかな流れは、以上となります。

まずは販売サイトに登録し、使い方をマスターしましょう。すぐに売れるものではありませんが、根気よく続けていれば必ず売れます。

楽しんで作品作りをしてくださいね。

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